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ニホンミツバチ
ピザ窯のみなさん 10月25日の様子

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
初めまして。名前の最後に「さん」はいりません。打つのが大変だから「はっちゃんさっちゃん」でお願いします。6年目の初心者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿日:2021 10/25 , 閲覧 480

ここ千葉ではオオスズメの襲来が終わりに近づいている感じがします。

ピザ窯は少し減ったようにも見えます。しかし安定していると感じています。採餌活動は頑張っていますし、時騒ぎもあります。有難いのは徘徊トラップに1匹も落ちなくなりました。蟻酸は20日間、間を開けていたのですが、本日、ダメ押しの最後の投与をしました。お皿の上で染み込ませたガーゼが窯内部の湿気をすごく吸っている感じがするので、良く効くのは入れて3〜4日くらいまでじゃないかなと感じます。今回の処方は2〜3日入れて、あとは出してしまおうと思います。

写真左が10月15日、右が今夜。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/010/1038330895195985330.jpeg"]

ところで、蟻酸の危険性について改めて考えさせられる気付きがありました。まずは写真を見てください。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/161/16177188865864835450.jpeg"]

ベニア台座の四隅に打ってカタカタ言わないようにアジャスターのつもりでコーススレッドを打ったのですが、打った時は新品のピカピカでした。それが2ヶ月間でこのようになりました。


右手前のコース

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/092/9245800278122491254.png"]


こちらは左手前。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/131/13127314067687186191.jpeg"]

左にある蜂の塊で上昇気流が発生し、天井をぐるりと回る対流が起き、空気より比重の重い蟻酸蒸気は右側の壁に沿って降りていたのでしょう。ベニアの右半分にはアクが出た痕跡もあります。ユニクロメッキを2ヶ月で真っ赤っかにするほど強い酸であると言うこと。これに晒されたら、モチモチと濡れた質感のアカリンダニにとって良い訳がありません。蜂が調子を崩す前にアカリンダニが死滅したと言うことです。蟻酸は肉を切らせて骨を絶つ処方な気がします。ちなみに台座のベニアと壁の隙間に蜘蛛が営巣していたのですが、蜘蛛には影響はありませんでした。常に上から新しい蟻酸ガスが降り注いでいたはずですが、蜘蛛は大丈夫でした。

違法薬物では無いけれど、人間の目に入れば失明するこの強酸を使うには覚悟が要ります。この日誌を読んでアカリンダニが沸いたら蟻酸を使えば良いんでしょと言う考えが拡散しないように、注意喚起したいと思います。メントールで効果を上げている飼育者は大勢いるので、重箱飼育においてはそれで十分ではないかと思いますし、私自身、重箱ではメントールで対処しています。

今回は巣箱が特殊であること、気温が下がって来たのでメントールは蒸散しにくいと思ったことで蟻酸を使いました。まだ群が完全復活したわけでは無いけれど、最悪の状態からは脱したのでは無いかと考えています。

コメント17件

南麓の風と共に 活動場所:山梨県
投稿日:2021 10/25

はっちゃんはっちゃん様 今晩は。

ちびっ娘たち、安定しているとのことで何よりですね。

それにしてもギ○の効果抜群ですね。

小生、何年か前に購入、ゴーグル、手袋、瓶等々、準備したのですが、いまだに怖くて、未使用です。これからよく勉強したいと思います。

Michael(ミカエル) 活動場所:大阪府
投稿日:2021 10/25

こんばんは(^^)

お疲れ様です^^

ピザ窯群は蟻酸が効いているようで良かったですね!

このネジの劣化は蟻酸の影響なのですか?

今寒暖の差が生じて結露から錆びた訳では無いのでしょうか?

ついつい日本ミツバチをペットのように可愛がり過ぎてしまがちなのですが…蟻酸を処置する以前にメントールでの予防が大切なのですね!

いつもとてもお勉強になります。

私のご指導頂いている古参の養蜂家は自然主義で給餌、メントール、冬支度などされません(-。-;

いつもこっそり隠れてメントールやスムシっ子カードを入れてはその古参の養蜂家に見つかり捨てられてしまいます(苦笑)

このままピザ窯群が無事に越冬する事をお祈りしております!

nakayan@静岡 活動場所:静岡県
投稿日:2021 10/26

蟻酸は強烈な酸性のため、金物はすぐにサビて腐ってしまいますね。最初使い始めた頃、50%濃度に調整したものを金属蓋のビンに入れて保存したら、すぐに蓋が腐ってボロボロになり、驚いた事があります。蟻酸は金物に近づけてはダメですね。

ちなみに、90%濃度を超えると、とても危険な “劇物”ですが、よく利用される某染料店のものは、76%濃度で、一応普通物に分類されています。それゆえ、宅配便でも配達できるのですが、50%濃度に調整する時、うっかり臭いをかいだら、とてつもなくイヤな臭いでした。

よい子の皆さんは、マネしないでね (_ _ )/~~

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2021 10/26

南麓の風と共にさん、こんばんは。

対処が奏功したのは間違いないと思っていますが、誰でも手軽に使えるものではないかなと思いますね。使おうと思ってこたつの上に置いてたらハイハイして来た孫が浴びちゃったりとか。。。

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2021 10/26

はっちゃんさっちゃんさん、こんばんは!

蟻酸、アリはこんな危険な物質を体内でつくり自己防衛に役立てている凄い昆虫なんですね。

釜城群越冬準備完了な感じです。蜂球形成部の上に貯蜜は多く貯められてそうですか?

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2021 10/26

Michaelさん、こんばんは。

結露だけでは2ヶ月でこうはなりませんね。重箱飼育で使うと、鉄製の巣落ち棒もボロボロになります。

お師匠さんのポリシー、とてもとてもよくわかります。私も今は出来る限り自然に任せるようにしていますが、重箱で飼育(採蜜)すること自体、不自然ですし、アカリンダニだけは別です。これは間違いなく言えることです。

理由は、そもそも日本にアカリンダニを持ち込んだのは人間で、セイヨウミツバチ養蜂で入ってきて、2010年に長野県で初めて野生のニホンミツバチの感染が確認された後、爆発的に広がって今に至っています。ニホンミツバチにしてみれば良い迷惑です。数万年繰り返されてきたスズメバチとの戦いとは違い、ニホンミツバチはアカリンダニと戦う術を知らないのです。私たちにはそれを拡大させない責任があると考えます。Michaelさんの地域ではまだ蔓延していないのかもしれませんが、あの地獄絵図を見れば考え方も変わるでしょう。喉の奥に虫が湧き、ジワジワと息ができなくなり、最後に窒息して死んでいく自分を想像しながら徘徊するはっちゃんたちを見ているとたまりません。徘徊は本能的に、おかしくなっちゃった自分の病気を仲間に移してはいけないと言う気持ちから、めいめいが死の旅に出る行為です。羽化2週間までの新蜂が感染しやすいのですが、内勤を終えてやっとこれから群に貢献できる、花を求めて大空へ飛び立つと言う夢を打ち砕かれて、アリンコ引きずりながら群からできるだけ離れようとする。この無念の気持ちと言ったら!

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2021 10/26

nakayan@静岡さん、こんばんは。

おっしゃる通りですね。あの強烈なツーンと来る臭いに包まれて暮らすのはさぞ嫌な気分でしょうね。申し訳なく思います。

でも、蟻酸よりもメントールの方が嫌がりますよね。以前、スノコの上でメントール結晶を入れた容器にトリカルネットで蓋してたんですけど、隙間ができちゃっててそこから入って結晶の粒を咥えて搬出しようとした蜂が出れなくなったらしく、容器の中で息絶えてしまったのを見て、無駄死にさせてしまったこと、大いに反省しました。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2021 10/26

ハッチさんこんばんは。

貯蜜はまだ少ないですね。蜜蔵は大量にありますから、様子を見ながら給餌するつもりです。

アリの防御もすごいですが、より前向きなホソクビゴミムシやミイデラゴミムシの積極的防御も目を見張るものがありますね。

https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/9210/biomedia_1.pdf

Michael(ミカエル) 活動場所:大阪府
投稿日:2021 10/26

はっちゃんさっちゃんさん

おはようございます(^^)

アカリンダニは怖いとはお聞きしていましたが…恐ろしいですね(-。-;

私も予防にメントールを入れたいのですが、なかなか自分の思うようにはいきません(-。-;

noji 活動場所:愛知県
投稿日:2021 10/26

おはようございますm(__)m

ピザ窯群の美馬様、一進一退、、、でもこの時期なら一進ですね!越冬を見届けますよ!

私は軍手で作業して手にかかり、そのまま作業して手袋外して洗いましたが、数日後かなり深い位置から手の皮がごっそり剥がれました。もう少しで肉でした。強烈な液剤ですね。

葉隠 活動場所:佐賀県
投稿日:2021 10/26

はっちゃんさっちゃんさん こんにちは

余談ですが、この日誌を見てユニクロについて調べてみました。ユニクロの種類によっては、その毒性(六価クロム)により欧州へは輸出禁止のようです。それが国内では流通しているようです。

ユニクロ製品を巣箱に使うことについて考えさせられました。このことは杞憂かも知れません。ではユニクロ使用が危険なのはどんな場合かを知りたいところです。

海外では使用禁止の除草剤が国内では普通に使用されていることと似ていますね。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2021 10/26

Michaelさん、こんばんは。私のミツバチとの最初の出会いがこのピザ窯自然入居で、同時にこのサイトとの出会いでもあり、この時に初っ端でアカリンダニの洗礼を受けました。何も訳がわからずオロオロする私に先輩方が教えてくれて、励まして下さったことが忘れられません。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2021 10/26

nojiさん、こんばんは。

ゴム手しなきゃ!

皮膚がレモンイエローに変色しませんでしたか?私は日常的にそうなってます。仕事で使うので。蟻酸は使わないけど塩酸、硝酸、硫酸、フッ化水素、水酸化ナトリウム、、、、オエ〜〜です

Michael(ミカエル) 活動場所:大阪府
投稿日:2021 10/26

はっちゃんさっちゃんさん

ピザ窯群の蜂さん達にはっちゃんさっちゃんさんのお優しい気持ちがきっと伝わっていますよ♪

朝晩寒くなってきましたね。

お身体をご自愛くださいね(*^o^*)

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2021 10/27

葉隠さん、おはようございます。

ユニクロメッキやクロメートは実に広く普及している処理ですよね。製造過程で確かに六価クロムは使うようですが、製造過程で使うだけで、製品には残留していないはずというのがメーカーの言い分なのだろうと思います。EUで禁止されているのはそういうもの全てに対する「嫌悪」なのではないかと感じます。

全て地続きで、多くの国を通過していく大河があり(ドナウ川とか)流域の国々が自分の領地で川を汚して次の国へということにとても神経質らしいです。日本は島だから、そういう苦労は一度もしたことがないから、理解できない部分がありますよね。でもそう言うことにいちいちめくじらを立てる常識と言うのはとても良いことだと思います。

亜鉛にしてもクロムにしても、重金属の類は全て有害と言えば有害ですけど、以前から私が気になっているのは、バーベキューに使う金網です。安いものは亜鉛メッキだし、クロムメッキだって焼けば蒸発しますし、ステンレス金網だって、真っ赤になる程加熱すればクロムやニッケルが飛びますから。それを肉に十分に染み込ませて食べちゃう。大丈夫なんだろうかと思います。

どじょッこ 活動場所:島根県
投稿日:2021 10/27

はっちゃんさっちゃんさん おはようございます。

以前、アカリンダニが蔓延し徘徊蜂が多くの群で確認された為、緊急避難的に全群にギ酸処理を行いました。効果はあったと思いますが、蜂蜜の酸味が増したように感じました。今はメントールで対応しています。

低温時期はギ酸やむなしでしょうかね・・・。ピザ窯群、頑張って欲しいと思います(^―^)。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2021 10/27

どじょッこさん、コメントありがとうございます。

私も以前、スノコ上の給餌箱に蟻酸を入れていた時、天井の結露を舐めて見たことがありましたが、かなり酸っぱい味がしました。リトマス試験紙で確かめてみるとやはり酸性でした。時間を経て酸が中和すると、そこでは塩が生成されますので、しょっぱい蜂蜜になるかもしれませんね。塩気が入ってより甘みを強く感じたりして。

酸っぱさや塩気が、幼虫にどれくらい影響があるのかはとても気になります。蜂数が増加に転じて来ないのは、幼虫の発育が酸によって妨げられている可能性もありますね。

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