集落では、年末から開催していた「大野谷虫供養道場」並びに、成人の日には縁起ものの「開運大日福だるま大祭」が執り行われました。コロナ過の中、感染が心配でしたがクラスターの発生も無く、無事に終える事が出来て良かったと思いますが、今年は少し遅い正月になりました。
お隣集落のOKDさんが醸造する地ビールが「ジャパン・グレートビア・アワーズ2021」で金賞2種と銀賞、同賞に輝いたと聞き、その地ビールを調達して、一人祝杯にてお正月気分を満喫中です。
銅賞のUMEと金賞のICHIJIKUです。金賞2点目のMAPLEと銀賞のCAFE’は売り切れで残念でしたが、UMEの爽やかさが病み付きになりそうで、久々に美味いクラフトビールに出会いました。
虫供養道場の中で行われた「おためし」と称する、農作物の吉凶を占う「管粥占い」では、特上・上・中・小と四段階の判定中、10種が「上及び特上」との判定で、幸先見通しの良い今年の占いとなりました。蜜蜂達にも花蜜や花粉が豊富で、適度な降雨を伴い、働き易い良い年になる様に祈りたいですね。
尚、飼育の過程で奪ってしまった蜜蜂や、スムシ・ダニ等の生物の命も、念佛供養により極楽浄土で生まれ変わり、安楽国で楽しい日々を送っている事を念じます。
蜜蜂はダニへの耐性を身に着けて、病原虫は益虫に姿を変えて戻って来てくれないものかと妄想しています。
集落で43年程前に始まった「開運大日福だるまの大祭」ですが、当初は集落内や近郊の方々による小さなお祭りでした。それが近年では県外からの御支持を得られるほど盛大になりました。昨年はコロナ過で人出は少なくなり、授与される福だるま様の数も半減した様ですが、今年は多くの参拝者で賑い、用意された8種類3,500体の福だるま様が購入授与された模様です。
午後1時には昨年祈願した、古い福だるま様のお炊き上げ供養が行われ、願いが成就されただるま様には両目が入り、山の様に積み上げられていましたが、私の休憩(食事)時間には少しが燃え残っていただけでした。交通の便の悪い過疎の地ですが、非常に多く方々にお参り頂きまして、駐車場が少なく多大なご迷惑をお掛けもしましたが、心からお礼申し上げる次第です。
虫供養道場での念仏のお陰か、開運大日福だるま祈願成就のお陰か、飼育するニホンミツバチ4群と共に、私も元気に新年を迎える事が出来、有り難く感謝しております。
大変遅くなりましたが、皆様には、本年もご指導の程宜しくお願い致します。