投稿日:2022/1/28 15:55
10月末にアカリンダニ感染対策として、お湯にメントールを投入する方法の日誌を投稿した結果多くの方の閲覧頂きありがとうございました。今年もアカリンダニ感染が各地で発生しており、私の飼育群も2群が感染しました。しかし「お湯+メントール」の処置で徘徊は止まり蜂も増加中で、5年連続1~2群の感染を全て徘徊の停止と群れの存続に成功しております。
Q&Aを拝見する中で、「お湯+メントール」対策したが良い結果が見られないとの意見があり、実施内容等を聞取り調査した結果、下記の通りの注意点が見つかりましたので紹介します。
<「お湯+メントール」法を用いる目的>
瞬時にメントールガス多く発生させ巣箱内に45分間程度送り込み、群れ全体をまとめて駆除する。
<効果が出ない要因>
①お湯の温度が低すぎる⇒沸騰させたお湯の運び方の悪さ。お湯を入れる容器が厚いものや大きい為50ccのお湯が冷めてしまいガスの発生量と時間が短い。⇒アルミ製のコーヒー缶を3.4㎝に切り取り、玉ねぎネットを輪ゴムで止めて使用する事をお勧めします。
②お湯が少ない⇒30~40ccと定めていますが、30gのメントールがお湯に溶け切れていない。⇒寒い時は50cc位までお湯の増量は行ってください(夜間0℃になる地域)
③スノコ清掃と巣箱の気密性が無い。スノコの清掃の悪さの為ガスが巣箱内に入っていない。(巣箱にスノコを単独固定されたタイプは外枠との隙間が有りガスが外にもれやすい。スノコの清掃では盛上げ巣やスノコと麻布間の蜜蝋トンネル・布の蜜蝋密着により巣箱内と蜂達の通路が少なくガスが下に下がり難いなど)⇒実施時は布を撤去して下さい。気密性の確保にはガムテープで目張りをして下さい。スノコと枠が分離タイプは、スノコを巣板から切り離し、お湯容器を乗せる小さい木製板を巣板に直接乗せて行って下さい。
④スノコ枠の蓋が隙間が有りガスもれる。⇒「メントールガスは空気より重いので巣箱の上から…」は常識とされているが、お湯+メントール投与はガスがスノコ枠内の空気よりお湯で温められおり高い。つまり、蓋の密閉度が悪いと枠外に逃げ巣箱内に下がらない。⇒上蓋の間に新聞紙を入れると蒸気の吸着も出来一石二鳥です。
⑤メントールの消費量を把握せずに実施している。⇒1回目30gは計測していますが2回目は計測せずに3回目を行って、3回目が終わってもまだ残っている事例かりました。⇒1回の消費量は12~15gです。3回(12×3=36,15×3=45)行うと無くなるはずです。回数毎に計測頂ければ行った処置により適切なガス発生を出せたか検証でき、改善点も見えると思います。1回実施したら結晶として容器に残ったので効いていないと誤認した方もいました。(お湯が冷えると容器の上に結晶として残ると明記しています)
⑥群れは救えずに消滅した。⇒巣板が見える範囲が2/3(蜂が1/3)位の状態は回復可能ですが拳や巣板の隙間程度まで減少していると徘徊は止まるが復活の可能性は無く成ります。アカリンダニ感染対策は、早期発見が「カギ」です。⇒週1回の夜間内検がお勧めです。(夜の懐中電灯と鏡を使用する内検では飛び出して刺されることはほとんど有りません)
写真はお湯とメントール投入容器です。非常に薄いアルミなので最適な容器です。
<追加の現象と禁止事項>
◎お湯(80℃)を使用する理由、80℃のお湯は最初の数分は高いく40分内に20℃以下に下がります。この温度変化を用いてガスの発生量をコントールしているのです。蜂も空気(酸素)を必要としています。ついては、大量なガスを長時間巣箱に充満させることは酸欠を招き蜂達を窒息死させてしまいます。最初の数分に大量のガスを出し徐庶に少なくする事が蜂を殺さないポイントです。★巣門の1面は必ず開けて置きガスの充満を防ぎます。(私は1~4面を開けたまま実施しています)
◎メントールをお湯に入れると無色の液状になり、お湯に溶け込んだ様に成りまが、お湯が冷えると水の上に結晶分離して残ります。
❶ヒーターやカイロその他の熱源によるメントール加熱は避けて下さい。温度と時間の管理が出来ないため、ガス発生量をコントロール出来ない為です。但し、寒い地域では、スノコ枠内の温度を10~20℃に前もって温める事はガスを下に下げる為には有効な手段として活用して下さい。
❷サンポールや蟻酸等との併用は避けて下さい。
前回の駆除手順に沿って忠実に実施頂ければ、徘徊ストップと回復は必ず望めると思います。ついては、今回の注意点を踏まえガスの投入を阻害する条件と物の排除をお願いします。
質問等は遠慮なく書き込み下さい。尚、公式サイトは苦手の方は、ダイレクトのメッセイジ送信に書き込んで下さい。(私のユーザー名左クリックで書き込み可能です)
清.佐
福岡県
wild beeさん 今晩は、45分気に成りますか…。皆さんは夏の暑い間メントールクリスタルの棒状結晶を24時間30g程巣箱に入れていますね。気温30~40℃近くあり6.7H/日×30日もの長い間メントールガスは出ています。冬で外気温10℃以下の環境で、お湯30~50cc温度80℃が40℃に下がる時間は何分掛かりますか…。熱いお茶も数回息を掛けると飲む事が出来ます様に、熱いお湯が常温に達する時間は10月の夜で20分でした。つまり、夏のガス量に比較しても少ないと思っています。紹介している内容は足掛け5年の実績から蜂を殺す事も無く、アカリンダニ感染から脱出し、分蜂に至る群れが得られた事実を踏まえての紹介です。危険極まりない手法等は自己責任で行って頂く以上紹介できる物では有りません。温度変化の検証を行う事や1回のメントール消費量を考慮頂ければと思います。今回の紹介は、自己判断で「このくらいは問題ないだろう……」と勝手に変更し成果が出ないとの発言を聞き掲載させて頂いた次第です。対策の実行は忠実かつ慎重に行って頂ければ必ずや成果が得られると思いますので宜しくお願い申し上げます。
2022/1/29 01:11
清.佐
福岡県
Jナイさん、特製パンさん、Michaelさん、読んで頂きありがとうございます。
10月末の手順紹介660を超える閲覧を頂いています。その中で効果が出ないと聞くと飛んで行きたい気持ちになり、今回掲載した次第です。蜂達のおかげに良い食生活が得られている日本。食糧も与えず住まいと掃除の提供なのに、美味しい蜜を頂いている日本蜜蜂の愛好家の皆さんは、何時も蜂達のために……と活動されています。その活動から得られた情報を私は頂いて来ました。そこで、私の好奇心から得た情報を「少しでも皆さんのお役に立てられるなら……」と掲載させて頂いています。今後とも蜂友として、ご支援いただけますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
2022/1/29 01:46
清.佐
福岡県
特製ぱんさん こんばんは、ガスバーナーの活用いいですね…!。魔法ビンしか考えていませんでした。少量のお湯ですから卓上コンロ用ガスを用いるバーナーでも出来ますね。アイデアありがとうございます。但し、昼の処置は蜂達が飛び出しますので刺されない事と、ガスの降下で感染蜂が避難する事も考慮し、夕刻か早朝に行って頂ければ感染蜂の駆除の確率が上がりますので注意して下さいね。
2022/2/1 23:13
清.佐
福岡県
こんばんは
詳細な情報ありがとうございます 。メントールの 数少ないダニの駆除例 として大変参考になります。
45分高濃度の中にいてもミツバチは大丈夫なようですね。
薬剤に対していろいろな考えがある中でこのように選択肢が増えることは いいことですね。 機会があれば 実施してみたいです。
2022/1/28 19:24
清.佐さん、今晩は
詳細に補足していただきありがとうございます。飼育数が少ない場合は、蜂蜜に残留する薬剤を考えると最適な方法だとおもいます。今年から実施していこうと思っています。
2022/1/28 19:38
清.佐さん
今、こちらもあれこれして匙を投げようとしている最中です。
この時期の低温で薬剤気化が出来ないと思っていました。
早速やってみます。そちらの実績が背中を押します。
2022/1/28 20:11
清.佐さん
以前はシュウサン噴煙を何回か使った時は巣門口を濡れた布等で塞ぐ方法でした。この場合は塞いで20〜30分閉じ込めてますのでメントールを昼しようする際このやり方が応用出来ると見ました。
2022/2/2 08:05
こんばんは(^^)
お疲れ様です^^
これは大きく失敗をする事無く万人に真似の出来る素晴らしい方法だと思います^^
これからも良い方法をご提案下さいね(*^^*)
2022/1/28 21:12
Jナイ
三重県
ミツバチqaのみなさんの投稿や回答で学びながら飼育しています。 しかし次々と疑問にぶつかるばかりで一向に上達しません。 これからもミツバチqaを閲覧しながら...
Michael
大阪府
Michael(ミカエル) スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地...
wild bee
兵庫県
初めは陶芸目的で山へ 、そこで 日本蜜蜂と出会いました 。しかし3群同時消滅という 衝撃的なことが起こり なぜこんな山奥で こんなことが起こるのかと !!そこか...
特製ぱん
東京都
蜂場は八王子です。 週末養蜂を楽しんでいます。2024年は入居飼育8(ハチ)年目になりました。 今年は越冬群全滅で初めて分蜂する機会が有りませんです。自然入居に...
特製ぱん
東京都
蜂場は八王子です。 週末養蜂を楽しんでいます。2024年は入居飼育8(ハチ)年目になりました。 今年は越冬群全滅で初めて分蜂する機会が有りませんです。自然入居に...
特製ぱん
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