アカリンダニ感染症には頭の痛い問題ですが、感染症が気に成る季節となりました。そこで、私しが過去の失敗から思いついた手軽で確実に感染対策が行える方法について紹介します。今から紹介する方法は、私の飼育において3年連続(感染した4群)無事復活させた実績と、蜂友に教え蜂友が救った3群の実績より、対策方法に確信を得たので紹介に至った次第です。((感染症状が出たらすくに実行。早期発見がカギ)
< 準備する物 >1.熱い80℃以上のお湯と30~40ccが入る耐熱容器を準備する。2.メントール20~30g準備する。3.蜂が戻っり暗くなった時間に行う。4.スノコ及び網の蜜蝋を取り除くこと。
< 方法 >(1回目)①スノコ枠の上に容器を置きお湯を入れる(お湯を入れてから置いても良い) ②お湯にメントールを入れる。(お湯にメントールが溶け込みを確認する) ③スノコ枠の上蓋をする。④このまま朝まで放置し、容器を取り出して固形化したメントールに穴を明け冷えた水を抜き小さく砕く。(一回目終了したメントールが小さい棒状の結晶が見られる時はお湯の温度が低い場合、お湯の量が不足している時に見られ、一回目のやり直しが必要です。メントールの消費量は、12~15gです)
24h経過したら(2日目) ⑤容器をスノコ上に戻しお湯を入れる。④を実施する。
24h経過したら(3日目) ⑤④を実施する。(当初準備した30gメントールは三回目で無く成ります)
以上です。1回目で約90%以上の効果有り、2.3日目は念には念を入れての行為です。夜行うのも全ての蜂を対象にし、感染蜂を逃さない為です。
<スノコ枠の無い巣箱への対応方法>イ.スノコを採蜜時の様に切り取る。ロ.巣板の上にコーヒーカップ皿などを置き、お湯+メントール容器を置く。ハ.継箱をスノコを取り去った巣箱に重ねテープで目張りする。ニ.継箱に乗せる蓋を準備する。(隙間が有る場合は新聞紙等を挟み込む、蓋は段ボールでも良い)以上の対策をすることで、スノコ枠が無くても同様な処置が出来ます。
< 健康群への予防策 >メントール20gで1回目、2回目はその残りで良いと思います。
①~④を11~2月まで月に1&2回行えば感染には至らないと思います。但し、この予防策は、今年実施予定なので不安に思われる方はおやめ下さい。
巣門は4面巣門のままでいいです。手順通り行えば蜂は死が無いと思います(過去死んだ例は無いです)。感染重症蜂・寿命蜂の死亡は有ります。皆さんの中で実行した方は結果連絡をお願いします。但し、 メントールの使用は認可された方法では有りませんので自己責任で行って下さい。