体温を発することのできる唯一の昆虫が、仲間を想い最後の旅に出ます。
雪を溶かしながら真っ白な大地でまどろむとき、彼女が最後に見る夢はきっと花のことに違いありません。
昨年から今年にかけて、アカリンダニに関する日誌や質問がとても多くなった気がするのは私だけでしょうか。とても、とても、心配です。
● 群の移動をしないこと。
● 1箇所多群飼育を避けること。
● 罹患したらできる限り駆除して、分蜂で撒き散らさないこと。
これ以外にできることってありますか?最もミツバチを愛する飼育者が、蔓延を広める元凶となってしまうか、それとも収束させる力になり得るのか、私たち一人一人の自覚にかかっていると思うのです。
雪が降った翌日に気温が上がったら、徘徊蜂を見つけやすくなりますね。梅が咲き始めましたが蟻酸がなかなか効きません。新蜂にうつってしまったら撃つ手がなくなります。
現在ピザ窯は握り拳一個分くらいなのですが、数が少ないから産卵開始はしないかもしれませんね。