投稿日:2022/7/28 22:29, 閲覧 544
巣板が2段目まで造られていた#1分蜂群ですが、7/27 8:45 巣箱を発出して蜂雲形成。 キウイ下に設置しておいた複合型集合板に特大蜂球を形成しました。 〔元巣は空でした。〕
蜂球ができた複合集合板です。 … 中央に上に登れる穴が開いています。
今回の出来事には伏線がありまして、7/22 8:30に蜂雲⇒キウイ枝下に蜂球⇒小一時間で撤収。 この時は大半の蜂が発出しましたが、巣箱に多少残っていたため 「夏分蜂」かと思っていました。 そして「近いうちにまた起きる!」と思って、複合集合板を改造(巣箱を2段に : 蜂数が多くても入れるように)して設置しておきました。
でもこの蒸し暑さですから、夜間も全く中には入りません。 霧とか刷毛、風で押し込めようかと思いましたが、イジメになるのと、中でちびっ娘達がパニクるのは必至なため、これまでと同様で、『一切手を出さず』 と決めました。
勿論 現在3群しかいない上、元巣群が無王化してしまった可能性が高いため、今回の群には居残ってほしいのが正直なところ。 元巣箱から全ての蜂が退出したことで、もう戻ることはないと思い、巣板が入った巣箱枠を空箱と組み合わせて、モクレンの木の下に設置しました。 すると、昨日から探索蜂が盛んに出入りして、今日も早朝から賑わっていました。
7:00頃、蜂球もじきに解ける様相を呈してきたので、新設した巣箱に入居してくれるだろうと 高を括っていました。
7:30頃、蜂球を見に行くと 跡形もなし! 入居しているはずの期待していた巣箱を見ると、姿なし! ⤵⤵⤵ 残る期待は他の待ち箱。 5基のうち最後の柿の木下の巣箱にご入居されていました!⤴⤴⤴
上端のちびっ娘達は簀の子のスリットに沿って整列してモゾモゾと造巣を始めています。
結果的には、私は手を出さずに 刺されもせず、ちびっ娘達は大きなストレスも命を落とす犠牲も無く 新居で生活を始めることができました。 簀の子上に 造り掛けだった盛上げ巣脾や別群からもらった巣蜜を入れて応援してます。
肝心の逃去(巣の放棄)の原因ですが、母親分蜂群が自主入居したとはいえ、オーバーハングする木はなく 日当たりが良好すぎるので、6月末に巣箱全体を覆うように寒冷紗を掛けていました。 放棄された巣板を見ると、下の写真のように被覆番線の巣落ち防止棒を これほど嫌がるか?と思うほど巣脾が大きく避けていました。
これほど嫌われるのは初めてです。 さらにこの巣板下端のすぐ下には、平行に挿した2本の巣落ち防止棒があって、その手前で寸止めし、転居の意思を固めたものと思われます。
今年は特に6月からの猛暑続きの影響は大きいと思われますが、これまで使ってきた番線巣落ち防止棒は 今後竹製に全面切り替えすることを決心させられました。
夕方になって簀の子上を確認したところ、投与したいくつかのまだ小さい盛上げ巣の巣脾ですが、大きめのモノは 目論見通り 齧って蜜蝋源にしているようでした。 でも小さい塊の巣脾の全ての巣房には、きらきら光るハチミツが充填されていました。 … まだ新巣脾ができていない状況で、食料の安全在庫&バッファーとして活用すべく貯めていました。 … このことで、彼女達は 「盛上げ巣脾の複数の断片を 目的に応じて使い分けている = 賢い!」 ということを教えてもらいました。
手を出さないでいると、観察によってたくさんのことを学ばせてもらえます。 … 今回、痺れを切らして強制執行をしていたら 得られなかったと思います。
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハッチ@宮崎さん、こんばんは。
そうです。 穴があるからです。 この写真は初期の状態で、時間の経過とともに蜂球は縁に寄っていきました。
巣落ち防止棒は、巣箱外へ飛び出している部分に断熱材を付けたりしていますが、効果薄だとわかりました。
2022/7/28 23:41
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
Michaelさん、コメントありがとうございます。
自主入居してくれた群だったので、定着率はいいだろうと思っていましたが、入居を決断したのは夏分蜂して出て行った母親女王群でしたから、譲位した娘群が下した判断ですね。
集合板の中央には 10cm四方の穴が開けてあり、それを塞ぐフタが付けてありますが、この時はフタを跳ね上げた状態でセットしました。 この集合板を使えるのは 4~5月で、暑くなると使えません (>_<) 尚、通常の分蜂用に使うのは巣箱1段仕様ですよ。
2022/7/29 00:12
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
まーやさん、おはようございます。
集合板にあけた穴は 下に落ちないようにしたフタ(一辺をガムテープ止め)が付けてあります。 蜂球に棒を挿し込んで跳ね上げて開通させます。
集合板自体は、即席版として作ったもので、肥料袋(1袋) と 棕櫚皮(x3枚)を ポット苗トレー (x2枚)で挟み、麻紐/マイカ線等で留めただけです。
野生種のニホンミツバチは、人間のペットなんかではありませんから、近くに居てくれている間に、じっくり観察してできるだけ多くのことを学ばせてもらうべきですね。
2022/7/29 09:01
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
おっとりさん、コメントありがとうございます。
私も巣落ち防止棒は無いのが理想、 でも重箱では巣箱をダウンサイズしないと無理です。 ならば彼女達が嫌がる棒の本数を減らすべく、巣板に直角方向にしか挿していません。さらに今後は 番線から竹棒に全面切り替えします。
2022/7/30 19:59
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
こんばんは、ハニーエイトマンさん!
登り穴があるので今回の複合集合板はドーナツ状の蜂球になっていたのですね。
巣落ち防止棒嫌われてる様子、勉強になりますf(^_^)
2022/7/28 22:37
まーや
三重県
こんにちは!!毎年〜ほんの少しずつですが〜先輩方から、色々学びながら〜蜂生活を、楽しんで居ます♪ アドバイス頂いた方々など、勝手にフォローさせて頂く事が有ります...
おはよう御座います!
貴重な体験を、有難う御座います^ ^ 集合板〜春だけ?の穴は、開閉式??下の台は、鉄製かで…枠だけで作成されて居るのでしょうか?良いアイディアだと、感心致しました^ ^ 蜂球を発見すると〜ツイツイ手を出してしまいますが…見守る、任せる事での、結果ですねー♪何時も、素晴らしい発想を、有難う御座います。
2022/7/29 06:52
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ハニーエイトマンさん
まずはめでたしでした。
ウインウインですね。
巣落ち防止棒は原則無しで考えています。
自然巣では無いのが普通。
無くても巣落ちしない棲家を作りたいです。
2022/7/29 10:11
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ハニーエイトマンさん
重箱式は日本みつばちの習性をよく理解して、下に継ぎ足し行く素晴らしい発見だと思っています。
○でも□でも板厚が厚ければ巣落ちはしないと妄想しています。
分かり切った事ですが板厚を大きくすれば人力での継足は困難になってきます。
そこでリフトとか工夫が居る事になります。
その道を行くか、継ぎ足すのではなくて上に載せる(弥栄村方式)や固定長型巣箱で熱の日格差を小さくする巣箱を目指しています。
材料は岩や土などでも良いのですが、たまたま杉材が沢山あるので杉の丸太でやっております。
なにしろ丸洞の師匠を持てず、暗中模索の処がありますので、これからも教えてください。
巣箱の上に換気口を設ける事はしない事で行きます。
これはハニーエイトマンさんのお知恵を頂きました。
あのフレーズは衝撃的でした。 敢えて書きませんけれど、、、
2022/7/31 02:45
こんばんは(^^)
お疲れ様です^^
再入居おめでとう御座います!
この猛暑で大変な日になりましたね(^◇^;)
こんなに巢板を作って逃去…そんなにこの巣落ち棒が嫌だったのでしょうか?
もしかすると熱くなって居たのかしら⁇
この集合板のお作りがとても気になります!
真ん中に穴が空いているのですか⁇
苗ケースの上に巣箱2段⁈
2022/7/28 22:50
ハニーエイトマンさん
なるほど〜
この方法は良いですね^^
今回は群の大きさに合わせられたのですね(^.^)
次こそ巣箱が気に入ってくれたら良いですよね♪
2022/7/29 00:23
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...