帆船模型づくり(ボトルシップ)のように、ハチさんの手をかりて瓶の中に「巣蜜(盛り上げ巣)」をつくっていただきます。
(注)瓶は、外気に当て露出したままではありません。上から天蓋でスッポリ覆い、天蓋との接合部分にガムテープを貼り目張りします。誤解のないようお願いします。
盛り上げ巣を作りたいが、スノコの上では(図1)のように削除が大変、また(図2)のような、歓迎しない盛り上げ巣を、いつの間にか作られてしまい困った経験はありませんか? 盛り上げ巣作りを目的としない場合は、メントールや給餌のための、空間確保の邪魔になります。
西洋ミツバチの巣枠式巣箱を利用しての、瓶の中に巣蜜を作る方法(図3)は、海外サイトでよく見かけます。それほど難しいことではないようです。そこでこれを援用、日本ミツバチの重箱式巣箱を利用して、瓶の中に巣蜜作る方法を試してみました。すでに私のハチ友が成功しています。あいにく詳細を聞き漏らしたので、試してみることにしました。同時にメントールの投与や、給餌のための空間確保を(図5)できないものかと、考えてみました。
上記図3は、https://www.pinterest.jp/pin/834010424728636787/ Pinterestから引用しました。 「Pinterest(ピンタレスト)とは、自分の好きな写真や画像を自分専用の仮想空間のコルクボードにピン止めして、それをシェアできるWebサービスです」
巣蜜作りとメントールの蒸散促進、各々個別の目的なら、他の方法をオススメします。できた盛り上げ巣を切り取り、瓶に詰めた方が、手っ取り早いのは明白です。メントールの蒸散方法も、これより効率的な方法があります。
今回の場合は、7月に盛り上げ巣を除去し、その後に瓶付きスノコと交換しました。時期が遅れ順序を誤ったようです。結果は、不完全ながら瓶の中に、(図4)のように巣蜜(盛り上巣)を作らせることができました。「2兎追う者は、1兎も得ず」の如く、盛り上げ巣のコントロールとメントールの蒸散促進の、2つの懸案の同時解決には、ちょっと難点もあります。_| ̄|○ガッカリです。でも、それなりに楽しめました。目先の変わったことに興味関心のある方に、おススメします。来年試して見て下さい。(*^。^*)
(注)図5の黄色のL字はゴムのコーナーです。着脱が容易です。もちろんネジ止でも何の問題もありません。スノコの溝穴に貼り付けるアルミテープは、ロウ付けの減少とロウの除去の手間を省きますが、完全に防ぐことはできません。