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ニホンミツバチ
甘い対策で明暗分かれました。同じ飼育場のオオスズメバチ被害レポ―トです。(;^ω^)

yamada kakasi 活動場所:愛知県
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせなが…もっと読む
投稿日:2022 10/14 , 閲覧 701

■はじめの御挨拶と背景説明です。

同一の飼育場で飼育するA、B、C 本年分蜂の全3群の被害観察結果です。3群の飼育場での位置と距離は、ほぼ正三角形で、かつ一辺は≒(約)10mです。この飼育場は果樹園です。別の飼育場は、ここから直線距離で2.2km(グーグルマップで測定しました)離れた畑です。この飼育場では、オオスズメバチを始めとするスズメバチの姿を見ることさえ稀です。飼育場周辺のオオスズメバチの分布濃淡と守る側と攻撃する側のハチの数と、守る二ホンミツバチに、人がどれだけ助太刀するか、彼我の条件次第で被害に差がでるようです。私のオオスズメバチ対策は、甘かったようです。(>_<)  ひょっとしたらこんな情報でも、皆さんの、お役に立てるかも知れません。被害報告恥ずかしいながら、書いてみました。(^_-)-☆


■スズメバチ防除方法です。

3群共通仕様:基本は、防御板+捕虫網+シートの3点セットです。巣門にステップ防御板をつけ、捕虫網でのマンパワー捕獲、その後の集団来襲時のみ、ネズミ捕りシートを追加装着します。ペットボトルトラップ等その他はありません。シンプルです。(B群にのみ、巣場下部に8mm目合いのネットを増設しました。巣箱全体を覆う目合いの適当なネット(注1)が、無かったので、とりあえず下部のみとしました) 巣箱は内径25×25×H15またはH12cmの重箱です。

(注1)スズメバチ除けネットは、つばくろうさんの日誌を https://38qa.net/blog/300009 を参照ください。


■2022年10月8日現在の観察結果です。(写真は10月8日以前のものもあります)

➊A群

図1

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/051/5169002280314896351.jpeg"]

(1)結果:×大被害  逃亡行方不明 巣箱解体巣板回収済み
この巣箱、横に遮光版、上には長めの発泡スチロール板、上に一部遮光ネット 葦簀 一部琵琶の木で覆われています。これでも巣落ち、近頃はハンパない高温のようです。

(2)オオスズメバチ捕獲数: 延べ2日間≒150匹(内訳 ネズミ捕りシート≒50匹+ 捕虫網≒100匹)

(3)経過及び攻守の動向:本年分蜂群 重箱7段のうち5段下に巣板と群れが充実、暑さのため、こぶし大2個の巣板が落下、蜜が外に漏れてスズメバチが集団来襲、巣門に密集していた日本ミツバチを襲ったのか、巣門前は死屍累々の惨状でした。オオスズメバチを捕虫網で捕獲し、合わせてシートを設置、来襲の小康状態を見計らって、大急ぎで落下巣板を除去し、水で底板の蜜を洗浄しました。翌日には、群に逃去されました。もぬけの殻でした。(>_<)

前々日までは、オオスズメバチの姿を門前周辺で見ることはありませんでした。巣落ち後の蜜漏れが、突発激な集団来襲を誘引したと思われます。蜜が底板と、門前の壁にべったりついています。門前の壁の蜜の付着は、二ホンミツバチが集団していたと推測されます。ここをオオスズメバチが襲ったようです。この時期の巣落ちは、逃亡リスクが高いと思います。巣落ち、採蜜の際の蜜の外漏れは、間髪を置かず、水洗い等の措置を講じた方が良いかと思います。


❷B群

図2

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/074/7471019029810179712.jpeg"]

(1)結果:△小破害? 図2、図3のとおり

(2)オオスズメバチ捕獲数: 延べ8日間≒150匹(内訳 ネズミ捕りシート≒120匹+ 捕虫網≒30匹) 図3参照

(3)経過及び攻守の動向:重箱5段のうち4段上部まで群れが充実 6月夏分蜂 小盛り上げ巣有 籠城戦を生き抜き、現在回復途上です。この群れを守ろうと捕虫網で奮戦中に刺されました。防衣と長靴など準備は完璧に、長靴は白色が良いかと思います。 この群れは夏分蜂でハチの数が大幅に減りました。4段目の上部の巣落ち防止棒に巣板が届いていません。3群の中では、最もハチの数が少ない。


図3

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/076/7674263435293081937.jpeg"]

集団来襲を確認し、時を置かず、ネズミ捕りシートの2連天井設置(図3)、ネットの設置の即時集中投与が功を奏したと思っています。巣箱下部に、目合い8mmのネットを設置、これは巣箱下への潜り込みを防ぎ効果的でした。機会があれば、巣箱全体を網で包み、網も目合の、より広いものを使用されるのが良いかも知れません。図2を見ると、執拗な襲撃は巣箱の中へ侵入する寸前だったことをうかがわせます。 禍(ノ・ω・)ノオオオォォォ-


図4
10月2日は籠城中、6日後の10月8日には籠城を止めて、ご覧のとおりです。外勤採餌活動も始まりました。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/142/14286391834670799874.jpeg"]

図5
扉を開けると、ご覧の通りのハチのカーテン、内側はスカスカです。まさかこれで沢山いるように見せて、侵入したオオスズメバチを騙すつもりではないでしょうね。(*^。^*)


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/048/4880026525659111396.jpeg"]


❸C群

図6

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/011/1110439988960006458.jpeg"]

(1)結果:◎目視確認、被害はありません。

(2)オオスズメバチ捕獲数 ≒40匹 (内訳 ネズミ捕りシートのべ8日≒30匹+捕虫網≒10匹)
(3)経過及び攻守の動向:重箱6段のうち5段下まで群れが充実 こぶし3つ分の盛り上げ巣を除去

時々巣箱周辺と門前に、1,2匹のオオスズメバチが確認されますが、集団来襲には移っていません。数週間前に、風か動物のせいで巣門の扉が大きく開いていました。開いたまま1日以上は経過したようです。巣箱内への侵入や、熱殺されたスズメバチは確認できていません。危ない所でした。Σ(゚Д゚) 多くのニホンミツバチが門前と門前の壁に貼りついていたことから、この侵入を防ぐために、アブドメンシェイキングという腹部を震わせる威嚇行動で、追い払っていたのではないかと推測しています。10月11日に一段採蜜しました。中量級の重さです。


■限りなく反省に近いまとめです。

サバンナで肉食獣が草食獣を狩るように、弱い群れを好んで集団で襲うようです。一説では、オオスズメバチの働きバチ数は、最盛期でも100~500匹と言われています。この飼育場に限っての、集団来襲を受けたコロニー2つでは、50~150程度捕獲し無力化したところで、集団来襲は小康状態頭打ちとなりました。飼育場のB群では、往復するオオスズメバチの動線が左右2つに分かれ、門前で争うスズメバチもいました。このことから、2つの群れからの同時来襲も推測されます。B群の写真のように巣門の周囲を徘徊するスズメバチの数が増えた時は、特に注意が必要です。巣箱に穴をあけて侵入を試みている途上かもしれません。

集団攻撃を受けた際は、「即時対応、短期集中防除」を挑むつもりで、図3のようにネズミ捕りシートは2連貼り、人は半日程度飼育場に張り付くマンパワー肉弾戦、「ハリハリ作戦」がよいかも?ただし、捕獲中に https://38qa.net/blog/308128 のように反撃もされます。m(__)m 今年は私たちの狭い地域に限っては、全体的にはオオスズメバチ、コガタスズメバチを見かけることが多くはありませんでした。その地域の全体の傾向はどうであれ、部分的には、飼育場周辺と、そのポイントごとに被害のバラツキと、オオスズメバチの分布に偏りがあると思っています。ここにも、養蜂の局所性に拠る難しさが「在る」ように思っています。(>_<)

コメント19件

Birdman 活動場所:広島県
投稿日:2022 10/14

詳細なレポートをありがとうございました。大変参考になります。

スズメバチの被害は、場所や年による差が比較的あるように思っています。これらの場所では、昨年はどうだったのでしょうか?

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2022 10/14

Birdmanさん     ご返信ありがとうございます。

おっしゃる通り、場所や年による差もありますね。残念ならがこの果樹園は、今年からお借りして、新たに開いた飼育場なので比較することができません。もう一づの飼育場は、毎年スズメバチの集団来襲ほどではありませんが、訪問はあります。今年は、ほどんど姿すら見かけません。こちらの飼育場では、本日盛大な時騒ぎを行っていました。(^.^)/~~~ 近くのハチ友数人へ聞いた限りでは、今年はオオスズメバチを始めスズメバチの来襲も少ないと言っていました。

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2022 10/14

yamada kakasiさん こんにちわ!

これで万全と思わないで、後から想定外だった~~を少なくするために、

可能な限り見回り頻度を多くして、緊急事態を回避したいと思います。

さっそく、見回りに行きます(笑い)

日誌のUPをありがとうございます。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2022 10/14

おっとりさん    ご返信ありがとうございます。
いつも「泣きっ面にハチ」のような自爆記事を書いています。あれほど酷くないと、胸をなでおろしていだだければ、幸いです。(*^。^*)
巡回頻度を多くする、本当にその通りです。私にとっては、言うは易く行うは難し(>_<)

どじょッこ 活動場所:島根県
投稿日:2022 10/14

yamada kakasiさん こんばんは。

詳細な観察とレポートをご苦労様でしたm(_ _)m。

長年飼育していますが、オオスズメバチ襲来は年による変化が激しく、毎年が初めての経験です。当地では今年は少ない状況でした。秋採蜜を兼ねた点検時に飼育50群中3群が逃去、2群が消滅(無王群)したようです。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2022 10/14

どじょッこさん  こんばんは
本当に、オオスズメバチ集団来襲は経年変化が激しいですね。今年は例年よりも、お邪魔が遅いので、油断していました。(>_<) 私の失敗も、ひょっとしたら、誰かのお役に立ち、肥やしになるかもと、恥ずかしながら書いて見ました。どじょっこさんは、50群も飼育されているのですね(^.^)/~~~スゴイ

どじょッこ 活動場所:島根県
投稿日:2022 10/14

yamada kakasiさん

無駄に巣箱や待ち箱が多いだけです。飼育していると言うより、住み着いて頂いているとの感覚です。ほとんどほったらかしですから・・・m(_ _)m。

採蜜も無駄巣の除去程度に最低限しか頂かないようにしています(^-^ )。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2022 10/14

どじょッこさん
わたしも、時々 飼っているのか、ハチさんに遊んでいただいているのか、わからない時があります。秋晴れの中で、ハチを見ながらボ~っとしています。椅子を持ち出して巣箱の傍らで本を読んでいることもあります。至福のひと時です。 人から見たら相当怪しいヤツでしょうね(*^。^*)

Michael(ミカエル) 活動場所:大阪府
投稿日:2022 10/14

yamada kakasiさん

こんばんは(^^)

お疲れ様です^^

蜂のカーテン⁈

これって忍法目眩し蜂のカーテン⁇

こんな事するんですね(ーー;)

矢張り手薄な侵入可能かもと思わせる群から狙われますね…

さて私の所は昨年こんなにオオスズメバチが飛来しなかったのですが…今年は群数が増えたからなのか?

凄い数が飛来してきます。

弱小群の見極めも早く、毎日必ず弱小群へ立ち寄って居られます^^;

強群に最初の頃 様子を見に行って反撃されてからは全く近寄らなくなりました(苦笑)

日本ミツバチって籠城するって伺って居たんですが…巣箱の外壁へドバッと出て来て威嚇していました^^;

皆さんから伺って居たお話とかなり違ってびっくりしております。

弱小群はちゃんと籠城していますよ^^;

最初は巣門だけ防御して居ましたが、オオスズメバチが底板へ張り付くようになったので巣門防御+粘着シート+害獣ネット17ミリを被せる事でオオスズメバチも入り込み辛いようで、弱小群へ執拗な襲撃が無くなりました。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/046/4644626906891422720.jpeg"]

底板へ張り付かれる事も無くなり、平穏が保たれて居るようで全群逃去無しです。

ネットは17ミリとやや大き目なのには理由があり、出入りがスムーズにする為です。

この大きさだとワーカーのストレスも軽減されて居るように思いました。

今年はこの方法で逃去無しでしたよ〜

いつも興味深いご投稿有難う御座いますm(_ _)m

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2022 10/14

Michaelさん ご返信ありがとうございます。

>「ネットは17ミリとやや大き目なのには理由があり、出入りがスムーズにする為です。この大きさだとワーカーのストレスも軽減」
詳しく解説していただき、ありがとうございます。目合い大事ですね(^.^)/~~~

オオスズメバチ始めとするスズメバチの関係は、人とミツバチに被害の恐れが有る以外は、できる限り距離を置き、見守るだけにしたいと思っています。オオスズメバチは別の場面では、益虫の顔もあります。ハチの世界で食物連鎖の頂点に君臨し、西洋ミツバチの野生化を防ぎ、広義には競合する西洋ミツバチから、在来種日本ミツバチを守っているようです。このことを考えると、全体を適度な目合いのネットで覆う方法は、専守防衛に最も近い方法かも知れません。これで攻撃の意思をくじき、オオスズメバチに集団攻撃を諦めてさせることができたら、スズメバチと日本ミツバチと人にとっても、安全かつ有益だと思います。

Michael(ミカエル) 活動場所:大阪府
投稿日:2022 10/14

yamada kakasiさん

本当にその通りです!オオスズメバチは弱小群の横に植えて居る枇杷の木の毛虫を全て持ち帰ってくれました♪

生態系のバランスを保つ事が大切だと思います^^

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2022 10/14

横から失礼いたします。

Michael さんの使ったネット、私も全く同じものを使った群があったのですが、見事に食い破られました。写真を撮り忘れたのが痛恨ですが、直径4センチくらいの大きな穴でした。執拗に齧って、穴の周囲はまるでライターで溶かしたようにボロボロにされていました。まずそこを突破する段取りを経て、次の砦である巣門齧りを組織的に行ったようですが、4面巣門の全てにブリキ板を取り付けていたので「残念だったねぇ♪」という結果となりました。

ネットは地面との間に最大で10センチくらいの隙間がある場所があったにも関わらず、攻めたい巣門に一番近いネットに穴が開けられていたので、集団で攻める時の兵站計画をそのように判断したと思われます。

ネットのデメリットでひとつ感じるのは、ネットがあることで打ち落とす邪魔になる点でしょうか。

来年試したいと考えているのは、亀甲金網を使ってみたらどうかなと。目合いは少し小さいのでミツバチの出入りに多少の障害があるかも。もうワンランク大きめの亀甲金網だと大きすぎるかなとも感じますね。

Michael(ミカエル) 活動場所:大阪府
投稿日:2022 10/14

はっちゃんさっちゃんさん

横から御免なさいm(_ _)m

先日ネットの事をご助言頂き有難うございます^^

実はあれから色々試して様子を見て居たんです。

最初は巣門強化の金属板だけでしたが底板にオオスズメバチが張り付いてしまい困りました^^;

次にこの亀甲網を+しました。↓

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/033/3383202680901521675.jpeg"]

それでも外壁へ出てきて威嚇するので…

更に例の17ミリのネットをかぶせて、弱小群だけ粘着シートを巣箱から離して設置しました。

すると沢山来ていたオオスズメバチが弱小群へ襲撃されなくなりました^^;

何となく襲撃しても無駄だと判断したように感じました。

因みにビオトープもネットの中に入れてあります^^;

ネットは17ミリ位の大きさの方がワーカーにはストレスが少なく行き来しているように思いましたが、このネットだけでは防御は無理ですね(^^;;

防御は外は大きな目、中へ行くほど小さくとしています。

最近では訪花しているワーカーへ狙いを変更しているように思います。

いつもご助言を頂き感謝致しますm(__)m

Michael(ミカエル) 活動場所:大阪府
投稿日:2022 10/14

はっちゃんさっちゃんさん

何度御免なさいm(_ _)m

先日蜂友さんから教えて頂いた亀甲のサイズは↓10ミリ


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/181/18124717942948939336.jpeg"]

そして巣門に鉄製板をして巣門を6ミリに…

ワーカーもスムーズに落ち着いて巣門の近くまで出入り出来、オオスズメバチはネットの中へ侵入するまでにモタモタして亀甲ネット迄は何とか行けても…巣門迄行くまでには熱球で死にます^^;

ゴジラ 活動場所:長野県
投稿日:2022 10/15

おはようございます。 貴重な経験談をありがとうございます。勉強になります。我が家でも2群にオオスズメバチがいまだに来ています。一番蜂数が少ない群と一番巣板の伸びが早かった群です。樹脂製の板を巣門に付けて防御して今のところ大丈夫です。 でも安心はまだ出来ませんね。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/155/15518879728521232988.jpeg"]

樹脂はカジカジするのは苦手みたいです(笑)

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2022 10/15

はっちゃんさっちゃんさん    Michael  さん  おはようございます。

追加の詳しい実践的な、ご説明をいただきありがとうございます。わたしはネットを今回初めて使用しました。良いと分かっていても元来の無精者、、今回も泥縄で導入しました。ネットは種類も豊富で、オオスズメバチの攻撃耐え、かつ日本ミツバチの出入りにストレスを与えない、選択が適切ないと効力が発揮できないことが、良く分かりました。(^.^)/~~~

はっちゃんさっちゃんの解説のオオスズメバチの攻撃の手順と防御
網を執拗に齧り穴を空け突破➡次の砦である巣門齧りを組織的に行う➡「おっとどっこいそうは問屋が卸さない」ブリキ板の固い壁には感心しました。

ちなみに、わたしの泥縄で買った8mm目合のネット

ご覧のように首を突っ込み頓死のオオスズバチが2か所で確認できました。巣箱の下部なら、日本ミツバチの出入りも無いので良いと思っていましたが、どうなんでしょうね。食い破られてないか、点検してみます。(;^ω^)

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/063/6309456922706353173.jpeg"]

それにしても、お二方夜に強い、夜行性でしょうか?

 
はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2022 10/15

Michaelさんすごい行動力。でもそのお気持ち、良〜〜くわかります!

障害物をダブルで設けるのは非常に有効だと私も思います。以下は私が数年前に試した(主にキイロ対策のための)ダブルネットです。

ネットの位置は巣門から遠ければ遠いほどミツバチの航路が分散するので広めにフワッとかけたい。でもネットの内側で仕事されるのでは意味が無い。そこで入りにくい目合いのネットを外側に、ホバリングしにくくするために空間に障害物を置く意味で目合いが粗いネットを内側に、そしてミツバチの衝突による怪我をなくすためにネットはピンと張らない。そのように考えたネットのシステムです。

[uploaded-video="b506ca004c0211ed907fc90e3557279c"]

残念ながらと言うか幸いなことに、ここにはオオスズメの襲撃は無かったので、これがオオスズメに有効かどうかはわかりませんが、私たちが少しでもミツバチに加勢する、あとは本人たちに頑張ってもらう、と言う考え方でやるしか無いのかなと。ずっと巣箱に張り付いてもいられないですし。

それにしても群の存亡をかけて死に物狂いで城を落としにかかるオオスズメの勢いは本当に恐ろしいものであると同時に、その激しさは悲痛ささえ感じるものがありますよね。

yamada kakasiさんの最後のコメントが、私たちが一番知っててあげなければならない核心であると私も思います。

ハチミツを収穫するためには攻めてくるオオスズメから何がなんでも守らなければ、かけた手間と金が無駄になる。しかし生態系のことを深く学べば学ぶほど、どちらに手を貸してあげれば良いのかわからなくなる。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2022 10/15

ゴジラさん  おはようございます。ご返信ありがとうございます。
貴重な実践例をありがとうございます。なるほど、樹脂製はオオスズメバチも嫌う、文字通り「かじっても歯が立たない」と言うことでしょうね。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2022 10/15

はっちゃんさっちゃんさん Michael  ゴジラさん

ちょっと大げさな言い方もしれませんが、このような対話を重ねて知識や技術を深めることや、「判断の具体性」を求める質問や回答いただけることは、望外の喜びです。(^.^)/~~~ 一問一答形式だと、こうはいきません。

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