投稿日:2022/10/11 19:13, 閲覧 640
5月~の分蜂群成長不振の状況
4月中旬までに分蜂した群れは、10月には例年に近い巣板4段まて成長しましたが、その後分峰した5月以降の群れは2段~3段と著しい成長差が見られ、10月に採蜜出来ない群れが多く発生しました。(巣箱270×270×150・25㎜換算)
<条件>通常分蜂群は、新しい蜂の誕生まで約20日以上を要し、働き蜂の増加を確認できるまで約1ヶ月を要すと理解しています。採蜜は、越冬群は6月末・分蜂群は10月始めに実施している。
<検討>この条件を今年の分蜂群に当てはめた場合、蜂は同様推移したと思いますが、環境面は5月末までは例年とほぼ同じに推移した様ですが、6月の環境は夏日の到来と梅雨が明けが約1ヶ月も早まり、樹木の開花も通常より早まり一斉に開花が早まったと推測しています。通常なら梅雨明けまでの1ヶ月は蜂達が花から花へと集蜜期間が有り7月末頃から蜜枯れ時期が始まるのに、今年梅雨明けが早かった為集蜜の期間が短く、蜂達の増加がリンクしなかった為、蜂達の蜜捕獲量の減少に繋がり巣板成長に大きく影響したものと考えています。果実類の収穫状況等には変化は報じられておら無い事から早まった開花による影響は無かったと思われます。
<採蜜>10月に巣板4段に成長した群れで見られた傾向(写真参照)は、上段巣箱の貯蜜量が例年より2.3割少ない状態でした。通常貯蜜量は隅々まで蜜が蓄えられており、春の分蜂群は10月に1箱の採蜜は必ず行えましたが、今年は2.3段の巣板成長に留まり採蜜見送りが増えています。全国の趣味の養蜂家からも、分蜂直後の採蜜に近いスカスカ貯蜜状況との報告も寄せられております。
写真➀逆光の為見にくいですが、スノコ側で、カット写真ですが蜜がにじみ出る様子は見られず全体的に乾き始めた印象を受けました。
写真➁➀の裏側で2段目との接続部分です。上右と下左の巣房には貯蜜はほとんど有りません。
写真➂➁の下左の巣板で密はほとんど有りません。
これらの検討結果から、今年の梅雨明けが早かったこと。夏日の早まりで樹木の開花の早まり開花期間の短かった事で、蜜蜂の集密活動期間が短くなったこと。蜜枯れが3ヶ月に及んだこと。これらの影響により蜜蜂の成長と貯蜜量の不足に繋がったと結論づけしています。巣板2段の群れが越冬に耐えられるか心配しております。
皆様の見解をお聞かせ頂けます様お待ちしております。
特製ぱんさん、こんにちは、東京地区も同様な傾向との事ありがとう。当方は今年分蜂群を8群をお分けし、"10月には採蜜出来ますよ"と言った手前、たまたま巣板の成長をチェックしていた結果で、今年の採蜜はせずに春の分蜂に期待し、6月に実施して下さいとアナウンスしています。
2022/10/12 14:00
みどこさん、こんばんは、佐賀の情報ありがとうございます。巣の伸びなかった理由は私の個人的見解で、調査は不十分ですが今後野菜や果物農家さん等に開花時期や期間を教えて頂き更なる調査が必要と思います。今回の掲載は、このサイト農家さんの意見も聞けたら…と思い掲載した次第です。今後も蜂友として宜しくお願いします。ありがとうございました。
2022/10/12 23:17
yamada kakasiさんありがとうございました。北部九州との共通点は7~9月の蜜枯れによる自己消費ですね。今後共宜しくお願いします。
2022/10/13 08:11
オオスズメバチ対策・2(巣箱を約10m移動)
無王群に成った分蜂群の救済 (健康群への合体)
徘徊蜂へのメントールガスの投与結果 (驚くほどの回復を示す)
巣箱内での巣板の密度アップの考察
重箱式巣箱用スノコ枠の改善 [スノコ加工機の写真を追加 ]
アカリンダニ寄生(感染)経路について
清.佐さん今晩は
横からすみません、私の所も4月に分蜂した蜂さんは4段目や5段まで巣が伸びていますが、5月に分蜂した蜂さんは2段目の半分までしか伸びていません。5月分蜂が2つあります。冬を越す事は難しそうだと思って気になっていました。最後迄見守りたいと思っています。
そうゆう理由だったんですね〜有難うございました。
2022/10/12 20:53
清.佐さん
凄い分析力ですね!?
こちらも今年の動きを整理してみました。
いかんせん。こちらはインスピレーション系なので物事を整理、分析せずに
動きながら対応する派です。
こちらで強群の上1枠を採蜜した際の巣板の貯蜜状況がそちらと似ています。
他の群は総じて蜂球は3段一杯から4段一杯までとなって、それも類似してます。
2022/10/12 11:04
清.佐
福岡県
清.佐
福岡県
清.佐
福岡県
清.佐
福岡県
清.佐さん おはようございます。
今年5月以降は、雨が多く蜜源植物や、ハチの採餌活動にも影響したのか、全体に低調カラ巣が目立ちました。過日の秋採蜜は、採蜜量が、ハチ場により明暗がハッキリ分かれました。スズメバチも例に漏れず、見かけた限りでは、全体に少ないようです。集団来襲の被害のハチ場も、偏りが比較的明確です。ただ、夏以降の巣板の伸びは全体的に良好です。巣板の伸びは良好でも、貯める蜜がないということなのか、新旧の巣板に「スカスカ貯蜜」が、採蜜時に例年より目立ちました。また、アウトプットとインプットの差、ハチの数に見合った貯蜜が見込めない状態となり、自己消費に回されたの分も多かったのではと、浅慮しました。(;^ω^)
採蜜後の1巣箱容積当たりの平均貯蜜量などを、正確に計測し記録したものはありません。他の年と正確に比較できません。私たちの狭い地域でもバラツキ、偏りがあります。印象に過ぎません。秋の採蜜は、古い巣板の除去も兼て行っています。春採蜜は良好であったことを追記します。(^_-)-☆
2022/10/13 07:22
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
特製ぱん
東京都
蜂場は八王子です。 週末養蜂を楽しんでいます。2024年は入居飼育8(ハチ)年目になりました。 今年は越冬群全滅で初めて分蜂する機会が有りませんです。自然入居に...
みどこ
佐賀県
3年前宮崎に住んでいる親戚から1群頂いてから養蜂を始めました。1年目はなんの世話もせずに元気に分蜂、その後はスムシにやられたり、アカリンダニの被害に遭ったりと大...