皆様の蜂場では分蜂もそろそろ終盤、地域によっては夏分蜂が…との情報もお聞きしておりますが、標高の高い我が蜂場では、例年なら4月末から今月始めの連休頃が分蜂シーズンです。しかし、今年はその分蜂も全く気配無し(昨年8群いた飼育群も今シーズンは2群のみになってしまいました)。蜂娘たちは一応花粉だけは運んでいますが、いつもよりだいぶ静かです。2019年から蜂さんと共に暮らし始めて以来、こんなことは初めてです。
それゆえ今年は、待ち箱への探索蜂の飛来と自然入居が頼みの綱ですが、これも今年はなぜか静かです。本日までの探索蜂飛来日は、4/20、28、29、30(△)、5/4、5、6の計7日のみで、いずれも暖かい日のお昼前後でした。それ以外の気温の低い日は全く姿を見せてくれません。
そこで暇つぶしに、4/20から本日までの最低・最高気温(スマホでの現在地気温表示値)の推移をグラフにし、探索蜂が来訪してくれた日を重ねて見てみました。すると一目瞭然、当地では日々の最低気温がプラスの6~7℃以上、最高気温が17℃以上に上昇した日のみ探索蜂がやって来たことが判りました。
昼間の最高気温が17℃まで上がっても、その日の朝の最低気温がずっと低ければ、探索蜂がやって来ないことも判りました。当地の天気予報では、まだ霜注意報が出る日もあります。日々の気温がもう少し上がり、現況が少しでも好転することを願って、ひたすら待っているところです。
たった20日間の短期間のデータですが、これが今シーズンだけのことなのか、毎シーズンそうなのか、今後も観察・注視していきたいと思っています。