嫁入り群の巣板が 1段目と2段目の巣落ち防止棒を巻き込んできたので、昨日思い切ってミッションを実行しました。
天板をナイフで切り離した状態が以下の写真です。
まず“ぎょぎょ!”と思うのは、1段目と2段目の板厚の違い=26mm、内寸差は 52mm! 一度は2~3回に分けてアジャストしようかと思いましたが、ちびっ娘達の対応力を信じて 一発でトライしました。 中途半端なギャップより 巣板ピッチに近いギャップの方が、調整し易いかも?
また井桁の中央付近の巣板が奇形となっていました。 … これは井桁由来のものだと思っています。 奇形が全体にわたっていないのは、井桁を少し傾けて設置することで、蜜蜂の空間認識錯誤を回避しているためだと想像します。 (流石ベテランさんです。)
まあ2段目は すでに平行2本挿しの棒付き巣箱枠に交換しているので、1段目の下辺りから奇形は矯正されつつあると思います。
外した天板の位置に「簀の子」を、その上に「施用枠」を載せ(写真)、更に「透明フィルム」、「天板ユニット」、「屋根」が載って終了です。
今朝確認したところ、底板上に 5cmx7cmほどの小さな巣板(最初の写真の紫の枠内)が落下していました。 巣房は未完成で わずかに花粉が着いているだけ。 昨日の時点では両端が井桁に引っかかって下に落ちなかったようです。
この群は分蜂してから1ヶ月半経っていて、それにしてはちょっと造巣が遅い感じがしますが、1段目の巣箱内寸が276mmと大きいことが影響していますね。