この1週間で 最強群の巣箱最下段の外壁にちびっ娘が集うことが多くなり、昨日の昼前に規模が最大になりました。 こういう状態は、何か良からぬこと(トラブル)が原因なのか? あるいはそうではないのか? 実際には 本巣の造巣並びに盛り上げ巣の造巣が 精力的に同時進行していますから、後者に違いないのですが、念のためチェックしました。
原因がトラブルだとすると、①巣落ち/巣板倒れ : 各段観察窓や台座の底(地面)を確認して、問題なし ②スムシの蔓延 : スムシの生活感なく、問題なし ③分蜂群の見送り隊 : 分蜂はこれからあるかもしれませんが、分蜂熱は感じられず、問題なし ⇒ よって 今回の現象は“いい状態”と解釈。 であれば、ノーアクション!
でも どういうことなのか探るため、巣門扉から巣箱内を覗き見しました。 下の写真は 最下段の巣門扉枠内のもので、内壁全体にちびっ娘が散らばり、巣板下端から伸びている“蜂柱”はコーナーに寄っていて、巣箱中央部には大きな空間ができていることがわかりました。 また 下から上を撮影したのがその次の写真です。 右上のダクトは、ハチミツ製造現場への外気の供給路かもしれません。
ところで 最上段の2枚目の簀の子上の空間は ちびっ娘が充満しています。 そして巣箱外にはたくさんの蜂が出て静止しています。 巣箱内が暑すぎるからと考えがちですが、まだまだ酷暑の真夏ではありませんから、そんなことはありません。 さらにちびっ娘達は翅を振るわせず、ゆったり休息しているようです。
〔以下は私の妄想です〕 基本的には 蜂数が多過ぎることが原因ですが、外に出るのは 巣箱内の蜂塊下部に大きな空間を作るためでは? 理由は効率的にハチミツを製造するためです。 今の時期は 外気温も高くなってきていて、蜜源があれば その好機のはずで、それを最大限に利用しているように思えます。 (まだスズメバチも来ていませんし、…)
昨日の時点では、恐らく今後しばらくは このままの状態が続くはずで、そうあってほしいと願っていました。 … 今のところほぼ変わりはありません。
また 強勢群№2の元巣群も同様です。 一番涼しい場所にある巣箱です。