以前から気になっていた12月の有力蜜源であるイソギクを購入しました。1ポット¥500で10ポット購入しました。
イソギクの生命力と繁殖力は旺盛だそうで、地下茎によってどんどん増えるので、庭に定植する際には地面に仕切り板などで遮蔽しないと増えすぎて手に負えなくなるとのこと。種が飛んで予期しない場所からどんどん生え始めることは無いそうです。
イソギクは茨城県から静岡県にかけての海沿いに生息する海浜植物で、外来植物ではなく、日本固有の在来植物で草丈30~40cmの多年性常緑草です。開花時期は10月下旬より12月中旬で、海浜植物だから、①乾燥が厳しい ②肥料がない ③海水を被る ④酷暑 ⑤雪に強い ⑦日陰OK・・・なので、メガソーラーや道路際の緑化などに利用されています。
「菌根」というのはイソギクにとって好ましい菌根菌を人工的に与える処理をしてあるという意味だそうで、菌根菌が添加された液肥に浸してあげる処理をすることで、元気に育つのだそうです。菌根菌というのは多くの植物がそれぞれ携える菌で、それが活発に増えると植物の勢いが増します。
https://aiki-jumoku.com/service/緑を植える時/緑を植える時1-2/
苗はここで買ったのですが、通常は役所などに5万ポットとか納めているそうですが1ポットから対応してくれました。以前栃木県の養蜂組合に2万ポット納めたそうです。
セイタカアワダチソウと並んで越冬直前の採餌活動にイソギクが加わってくれたらと期待しています。群生するようになったら良いなと思います。