9月中旬にコロナ感染し、咳後遺症に苦しんで来ましたが、漸く、蜜蜂群の内検掃除冬支度までやる事が出来ました。
昨年、フルーツ畑群は、「呼吸する家」モードで冬を越し、寒さに左右されず、快適に過ごせたので、今年もスタイロフォームで作った蜂箱カバーを装着して、呼吸する家にリニュアル。
https://38qa.net/blog/323389 (そんなに寒くないけど防寒)
南房総の気候なら、冬モードの蜂箱は必要無いかも知れませんが、蜂箱の後部から吹きかける北風は、枝垂桜の大木の隙間をビル風のように吹き抜けますから、防寒と暴風を兼ねて、カバーを掛けました。スタイロフォームをピッタリくっ付けると、湿気が気になりますので、少し空間を保ちながら、北と西側の風から、蜂箱を守って、温度を保てるようにしました。
ヒントは、自宅を建てる時の「呼吸する家」の考え方です。家の内部と外部の間に通気の空間があって、それによって、内部は一定で、風の通り道から外部の影響が逃げるというのを思い出し、昨年フルーツ畑群に実施しました。冷風はシャットアウトし、南からのお日様の温かさは頂けるので、快適に過ごせたようです。今年は、2群とも呼吸する家にしてみました。
倒壊防止の為の固定に思案しましたが、結局、蜂箱は蜂箱だけで固定し、その後、カバーはカバーだけで固定すると、強風でもバッチリ~安全です୧(˃◡˂)୨
オオスズメバチの攻撃も、もうずぅ~っと終わって居たのに、防護ネットも外してあげられず、苦労を掛けました(,,Ծ‸Ծ,,)
フルーツ畑群にも、昨年のカバーに継ぎ足し、3段用を5段用にして、呼吸する家にリニュアルしました。雨で箱が濡れ、温度が急激に下がる事も防げるし、前面の南向きだけは、スタイロフォームを短くして、自然の太陽光を取り込めます。囲んでから、隙間に手を入れてみると、ほんわか蜂箱が温かいのが判ります。乾湿計が設置してあれば、一目瞭然で、違いが判るでしょうね~(*^^)v
放熱し過ぎず、丁度良い通気になるかなと思うので、中の巣は、とても快適と思われます~(((o(*゚▽゚*)o)))
でも今回、コロナ後遺症以来の2か月もの間、内検も出来ず、両群とも、行き交う蜂数や花粉の運び・時騒ぎ等で、元気で在ると判断するしか無かったのですが、無理してでも底板掃除をすべきでした。
防護ネットを外し、底板を引き出してビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!底板は、初見のスムシの袋繭でビッシリ(ᗒᗣᗕ)՞ やはり、内検しなくちゃ駄目ですねーー。。
両群共、このスムシ入りの繭袋ですけど、黒い繭袋は、初めて見ましたので、最初は、スムシが入って居るなんて、思いも依りませんでした。。。気持ち悪いです。。
底板とその下の板版には、黒い眉が
内検しないと判らない事の2つ目。
蜂数や巣板の出来具合で、群の健康状態を伺う事が、改めて大事だと思ったのです。
「枝垂桜群」
だいぶ蜂数が減って居ました。時騒ぎをしてるし、花粉を運んでるんですけどねー。女王の不調でなければ良いのですが。。。(◞‸◟)
枝垂桜群は、防護ネットの障害物も無く、底板のスムシも一掃した快適な蜂箱になり、嬉しそうに時騒ぎをして居ました。
「フルーツ畑群」
フルーツ畑群も、底板は、スムシでビッシリでしたが、それでも、蜂数は多く居るので、ホッとしますね。
特にフルーツ畑群、今季採蜜もせず、巣板が長く伸びています。底板のスムシが上がってなければ良いのですが。。。"(-""-)"
今回、体調が思わしくなくて、2か月も底板掃除が出来なかったせいで、スムシが底板に巣くってしまった事、大反省です。
蜂箱の外見は、頻繫にしてましたが、それでは足りませんね。
やはり、小まめなお掃除や内検は必要です(;^ω^)