鴨川以南の公園を通りかかったら、菜の花が満開でした。混じって、ヒマワリまで咲いて居ます(@ ̄□ ̄@;)!! なんだ?!この季節感。
枇杷の花がピークを過ぎても、もう菜の花の季節です~(^^♪ 1月からの鴨川のイベント「菜な畑ロード」は、一面菜の花畑になり、花摘みが出来ますが、昨年は、早く咲き過ぎて、今頃満開でした。さて、今年は反省を生かしたかな?
よしっ!未だチラホラしか咲いて居ませんから、1月オープンにピッタリ咲き乱れそうですね~(((o(*゚▽゚*)o))) これでもう、一年間の蜜源植物に穴は在りませんね。
と思ったら、今朝の地方新聞に南房総に越冬の養蜂業者が、続々移動して来たとのニュースが掲載されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f152bec538bd60027f0d2b2547165fdcde87982b
西洋さんが大挙してやって来るぅ~ヽ(^o^)丿 県内160業者が約1万箱で、1箱に2万匹。その内の半数は、南房総に集中すると。。。5000箱×2万匹かぁ。
※計算弱いんだけど、1億匹(・・? 想像の域を超えてます(@_@。
元々の養蜂業者さんも居て、日本蜜蜂や養蜂ブームで始めた人が増えて、蜜源植物が足りるのかしら???
私達が子どもの頃から、もう何十年もの長い間、東北からの避寒養蜂は在りました。うちでは、寒河江市の養蜂業者さんが、近所に毎年やって来たので、一升瓶のレンゲ蜂蜜をお歳暮にして居ましたね。生ローヤルゼリーも持って来て貰ってましたよ。でも、このブームは、危険ではないのか心配になり、日本ミツバチ蜂蜜屋のゲンさんに聞いてみました。
すると、南房総と東北の養蜂の長い絆を垣間見る事が出来ました。
先ず、避寒養蜂の方々ですが、受け入れのお世話をして居る老舗のひふみ養蜂さんが、予め、箱を置く場所を決めるのだそうです。1蜂場につき、半径2kmの円を描き、被らない様に配置するので、事前予約で決定してあるそうです。乗り遅れると、南房総の蜂場には入れない事にもなるけれど、業者同士のいざこざは起きないという事でした。歴史のある養蜂の賜物ですね。
「でも、日本蜜蜂は被りますよね?しかもテレビの影響もあり、蜂飼いさんは多いと思いますけど??」
そこは問題が出ているけれど、日本蜜蜂の養蜂だけで生計を立てている人は居ないから、遠慮する部分でもあるそうです。鴨川は、未だ避寒養蜂にも、日本蜜蜂の養蜂にも余裕がたっぷりあります。あまり飼ってる人の噂を聞かないので。
しかし、ゲンさんの蜂場もある館山市や南房総市では、過密になってきて、問題が出ているようです。それは、蜜源が足りない訳じゃないのに、起こっている問題。
「盗蜜」だそうです。生き延びる知恵で、蜂場が近過ぎる為に、蜜源植物に訪花するよりも、手っ取り早く、近くに見つけた蜂箱に、盗蜜に行って集蜜して来る蜂が多くて、問題になっているのだそうです。
・・・頭イイなぁ。。。その方が簡単に蜜をゲットできるもんね。(・_・D フムフム
但し、盗蜜に来るのは日本蜜蜂同士の問題で、避寒養蜂の西洋さんは、殆ど問題無し。
ポリネーション用の蜂は、イチゴ農家や枇杷農家等々、フルーツ栽培も盛んなので、農家に配置されたりもして居て、ドンドン砂糖水を飲ませて、受粉をさせるようです。
元々の避寒に来る目的は、蜂の群を作る為なんだそうです。南房総の春は早いので、早く群が大きくなります。産卵も早いし、成長も早いのです。
大体5月頃まで暖地に居て、その後は、蜜を溜めながら北上して、帰って行くそうです。
先ずは、県北の梨の産地に移動して、次に、福島のサクランボの産地へ、そして青森の林檎産地へ・・・と、蜜蜂の旅は続くのだそうです。
花を求めて北上するなんて、浪漫が在りますね~(ღ˘⌣˘ღ)
避寒養蜂によっての蜜源不足は問題無いようなので、一安心です。
因みに、女王不調の枝垂桜群ですが、依然として蜂娘が少ないままです。
お腹空いてないかと、みつばち元気飴と代用花粉を給餌してみましたが、要らぬお世話のようでした。給餌して12日経っていますが、殆ど減って居ませんね。
蜂娘は少ないけど、自分達で餌を取りに行くだけのエネルギーは、未だ未だ有るようです。そのまま、補給もせずに蓋を閉じました。出入りもしていますから、もう少し様子を見ましょう。自力解決に期待をしますよ~。◠‿◠。♥