午前中は、日本蜜蜂飼育希望の老婦人がいらっしゃいました。西洋蜜蜂を長年飼育(15年?)していらっしゃるようです。
手土産を頂きました。山の神が喜ぶでしょう(^-^ )。
以前、西洋蜜蜂の巣箱に自然入居したそうで、それ以来、日本蜜蜂を飼育したいようです。コンパネ板や野地板で長方形の重箱を持参されましたが、課題が多く画像はカットしますm(_ _)m。
取り敢えず、私の巣箱は重箱式なので、構造を見ながら長所や短所を説明しました。
巣門枠は開閉式で、縦型、横型の巣門です。
底板はなく、7mm角の金網が張ってあります。オオスズメバチの侵入を防ぐためです。
巣門枠をひっくり返すとこのようになっています。
重箱は板厚35mm、内径25cm×25cm、高さ12cm:外寸32cm角の重箱です。巣落ち防止棒は竹串のクロスアーチ型で、脱着できます。
天板スノコは野地板6cmを半分にして約3cmにしたものを組み合わせています。画像は天井部分ですね。
天板スノコを巣門と平行になるように取り付けます。
天蓋をその上に被せます。画像は内側ですね。
重箱に被せて固定すれば完成です。
待ち箱として設置する場合、コンテナなどの簡易な土台の上に、コンパネ板を2枚つなげておきます。
その上に、組み立てた待ち箱(飼育箱)を乗せて、雨よけや日除けをして待機させます。分蜂時期になったら待ち箱を再び解体してバーナーで炙り、使用した箱なので蜜蝋は塗りません。待ち箱ルアーや開花した金稜辺を設置して入居を待ちます。
こうした一連の工程や様子をメモっていらっしゃったのですが、結局、「見本が欲しい。」との事なので、使用済み中古の巣箱だったので、必要経費:材料費として〇千円ほど頂きました。
飼育場所も確認したいようなので、自宅の飼育群や蜂場3ヶ所を案内して、どんな場所にどの様に飼育しているか(個人的には居着いて頂いているだけ)を見学してもらいました。気付くと4時間経過して、お昼を超えていました。アハハ・・・。。。
※西洋蜜蜂は15群ほど飼育されていて、以前はJAを通して蜂蜜を出荷していらっしゃったそうです。自分なりに重箱式や巣枠式で飼育したいそうですが、飼育予定地周辺に日本蜜蜂が居るかどうかですね~。来年、入居してくれる事を祈りたいと思いますd(^^*)。