現在流通しているメントールには合成メントールと天然のメントールが有ります。
天然メントールの製造工程
ミントや薄荷を摘み取り、乾燥後蒸留 → メントール成分60〜70%の蒸留液
メントール成分60〜70%の蒸留液を精製 → 100%に近いメントール = L-メントール結晶
精製後残った液体がメントール成分30%位の ハッカ油
性質
L-メントール 融点 41℃〜45℃位 = 液体になる → 気化しやすくなる
比重 0.89
水には解けない。エタノールや油、溶剤とは融合する
(水溶性の物質と融合させるにはエタノールと融合させたものに混ぜる。例えばグリセリン(揮発抑制剤)。しかしエタノールはお酒、酔っちゃうかも?)
アカリンダニ対策
気温が低い時期は気化しにくくなりますが、液体として投入すれば気化しやすい。
ハッカ油での投入。もしくは L-メントールを一度熱で溶かして、植物オイル等で希釈し、再結晶を押さえたものを投入。
私は、溶かした L-メントールにショートニングを混ぜて投入。蒸散済みのショートニングはパテとして再利用を検討中。
液体でも温度が低ければ揮発量も少ないと思います。
※ 現在日本の各メーカーは香料、もしくは医薬品として製造しており、気化量のデーターは持ち合わせておりませんでした。