投稿日:2019/10/11 20:17
昨年7月ころは、巣箱の前面に暑さしのぎの蜂が、巣箱の前面に群がっていた。今年は、7月初めから中旬までに、12群の巣底板を外し、巣の台には、プラスチック製の底がメッシュ状の収納かごを使い、その上にトリカルネット敷き置き換えた。ただし、トリカルネットの上に、巣箱を載せたとき、巣箱が滑りやすいようであるので、滑り止めの手当てをしておいた。
こうすることにより、巣内の温度と湿度を抑え、底板がメッシュになっているので、巣くずも地面に落ち、スムシの寄生を抑えることができるだろうと考えた。
9月中旬まで、巣箱の底を清掃することもなく過ごし、全ての巣は、巣底板に戻した。また、内検と、簀の子の上にメントール7gを補充した。2ケ月の間放置した結果、ほぼ、目的を達成することができ、12群全て無事に過ごすことができた。しかし、巣箱の設置間所の微妙な環境によって、スムシが巣底板に当たるトリカルネットの中心部分に、巣くずが残り、スムシが巣食っていた巣箱もあった。
スムシが巣食っていたトリカルネットの巣箱の状態は、比較的木陰にあり、湿気がやや多く、巣くずが網目から落ちにくい状態であっただろうと思われる。しかも巣門が、最下段のほかに中段にも1,2ケ所あり、蜂の出入りが中段からになったため、底の巣くずを蜂が清掃しきれていないためであるとも思われる。
上の写真は、巣門が最下段のみ、2ケ月清掃なしでも、スムシが居ない巣の底。下の写真は、日影に有、しかも、巣門が中段にもあった巣底には、スムシが底にたくさんいた状態。
スムシが底のトリカルネットに巣食っていたとはいえ、全ての蜂群が無事夏を過ごすことができ、越冬用の蜜を残すように塩梅しながら、採蜜をすることができ、巣の管理も軽減できたことは大変良かった。また、昨年は、アカリンダニのまん延で1群全滅させてしまったが、今年は、メントールを簀の子の上に常時設置しておき、アカリンダニの症状の蜂を見受けることなく過ごしているので、蜂の管理者として大変満足している。
吉田高士さん
私は、蜂の生活形態を出来るだけ侵さず、最小限の管理をと考えています。ですから、防湿剤などは使うことなく、むしろ、巣箱の台周辺の自然乾燥の条件を模索したいと思っています。
蜂たちを越冬させるためには、貯蜜を十分に残してあげる。メントールは常に設置。春先には、底板を清掃。分蜂の捕獲。巣箱周辺には、スズメバチ捕獲用のトラップの設置。初夏には、底板を清掃して、トリカルネットにする。こんな予定が良いのではと思っています。
スムシは、登る前に、蜂たちが処置してくれるのではないかとおもいます。今年度は、スムシの影響は現在確認しておりません。スムシ対策のためには、巣門から巣碑までの距離が2,30cmある方が良いとも思っています。ご意見をお聞かせください。
2019/10/12 21:08
串宮k
神奈川県
すでに後期高齢者になっています。中間山間部の畑の管理をしながら、地域に日本ミツバチを定住させたいと、2015年に自然入居した群れから初めて、今冬13群越冬させる...
串宮k
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吉田高士
福岡県
初心者です!色々とご迷惑をかけると思いますがよろしくお願いします!2019年、9月に逃亡群捕獲に成功!これからどんどん先輩方を参考にして、和蜜を育てて行きたいで...
吉田高士
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初心者です!色々とご迷惑をかけると思いますがよろしくお願いします!2019年、9月に逃亡群捕獲に成功!これからどんどん先輩方を参考にして、和蜜を育てて行きたいで...