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ニホンミツバチ
逃去後に5ヶ月間放置した巣箱を内検しました

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
初めまして。名前の最後に「さん」はいりません。打つのが大変だから「はっちゃんさっちゃん」でお願いします。6年目の初心者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿日:2020 2/6 , 閲覧 546

昨年の8月末に逃去した巣箱があり、巢板をそのまま放置し続けると、どれくらいの期間でスムシが巣箱の中を掃除してくれるのかが知りたくて、手を付けずに放置しておいた巣箱の内検をしました。逃去直後の観察ではスムシの食害は無かったので、逃去の原因は盗蜜もしくは蜜源不足だったと考えています。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/044/4441545926579425395.jpeg"]

逃去したらすぐにスムシが入るはずだと思っていましたので、どれくらいボロボロになっているのかを見るのが楽しみでした。スムシの目的は蜜蝋ではなく、蜂蜜でもなく、育児後の蜂児の排泄物や花粉などを食べて育つ、従って新しい巣脾や汚れていない巣脾は食害されにくい、、、と言われますが、その通りだと思いました。比較的育児歴の少ない巣脾の上の方は原型を保っていました。このままこの巣箱を触らずに放置し、4月に群が入るかどうかも試してみたかったのですが、スムシの繭もかなりあったのでつい掃除してしまいました。

扉を開けると底の金網には大量の糞の塊が、、、


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/044/4451318542103372109.jpeg"]


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/090/9079010524956415433.jpeg"]

こうして見てみると、下の方はほとんど全て無駄なく食べ尽くして、巣脾だったものが糞になているところを見ると、ついでに蜜蝋も食べちゃってるのではないかと感じます。

上を覗いてみると、、、

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/138/13826652581072485458.jpeg"]

巣落ち防止棒が糞落ち防止棒になっています。

天蓋を開けてスノコ上から見ると、スリットの間に集団で繭を作っています。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/142/14219649760457756707.jpeg"]


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/095/9539267520250225340.jpeg"]


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/071/7174957202654599725.jpeg"]

スノコを外すと隅の一列に多く集まっています。ピンク色に見えるのはカビかなと思っていたのですが、その正体は繭を退けた時に分かりました。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/139/13946566756603849515.jpeg"]

繭を撤去すると杉を彫って溝を作っていました。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/119/11900799774163683112.jpeg"]

現時点ではまだ幼虫の形状と色をしていますね。この後温かくなって来たら茶色のサナギに変化するのでしょうか。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/172/17285126817418165619.jpeg"]

以上、逃去現場からのレポートでした。

コメント14件

カッツアイ 活動場所:岐阜県
投稿日:2020 2/6

おはようございます、スムシ被害レポートありがとうございます。
私は今の処スムシ被害には会っていませんので大変勉強になりました。
私の重箱巣箱は簀の子の上にスペースを作りミツバチたちが行き来をするようになっています、
ミツバチが行き来することでスムシが小さいうちに払い落とされ、スムシ被害に会わないのだろうと思っています。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/6

カッツアイさま、おはようございます。半年もしたら巣箱の中は綺麗さっぱりになることを期待していたのですが、こんな感じで中途半端に巢板が残ると、すぐに翌シーズンに営巣できる感じにはならないのか、それとも残りは自分たちで噛み落として入居するのか、自然巣ではどのようになっているのか気になります。

スノコの上に頻繁に出入りするのは本当に良いことですよね。冬はツヅリガの新たな産卵は無いので、しばしの平和な時期かもしれませんが、その代わりアカリンダニが活発ですから、メントールを欠かさないことは重要ですよね。

テン&シマ 活動場所:広島県
投稿日:2020 2/6

おはようございます。

私の経験からすると、蜂が居なくなってからそう長い日数掛けずに、これにほぼ近い状態になりました。しかもよりによって新しい箱。(泣)

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/6

テン&シマさん、そうですよね。まだ蜂がいるのに爆発的に増えますからね。それを考えると、やりたい放題の空き巣の割には繭の数が少ない気がしました。

ロロパパ 活動場所:香川県
投稿日:2020 2/6

巣板を食べられるのは良いとしても、巣箱に穴を開けられるのはかなわんですね。

しかし、ジョウビタキのピーちゃんが喜びそうなスムシです(笑)

蜜月 活動場所:佐賀県
投稿日:2020 2/6

はっちゃんさっちゃんさん

スムシは見事な彫り師ですね。しかもアートのようです。

私も巣箱を食べられて恨んでます。

はっちゃんさっちゃんさんのことですから、

ただの興味からではないことはわかっています。

対策を立てるためにまずは敵を知るってことですか!

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/6

ロロパパさんそうですねぇ。エポキシでも詰めておくしかないですかね。ジョウビタキが好きなのですね。うちはニワトリの大好物です。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/6

蜜月さん、スムシは対策と言ったら巣門以外に入り口を作らない、、、と言うことぐらいしか今のところできませんね。今回の観察は、自然の樹洞で群が逃去し、新しい群が探索で来て、その時にこのような崩れかけた巣脾が残されていたら蜂たちはここを自力でリフォームするのかと言うことは気になります。今回は撤去してしまいましたが、もし次にこのような機会があったら、完全放置で、例えばルアーを付けて中はまだぐちゃぐちゃと言う条件だと蜂はどうするのかが見たいですね。

蜜月 活動場所:佐賀県
投稿日:2020 2/6

はっちゃんさっちゃんさん

自然の樹洞だと、誰も掃除してくれないので、スムシがいても仕方なく、みんなで掃除しながら住むことになりそうです。でもそれは住み心地の良い自然樹洞の場合だけのような気もしないでもありません。また、自然樹洞の場合、風通しが良いなど、スムシが住みにくい環境で、もともと被害が少ない場合という気もしますが、いずれも憶測にすぎません。

このスムシにやられた放置巣箱に蜂群が来るのか興味がありますね。

artemis 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/6

はっちゃんさっちゃんさん  レポートお疲れ様でした。

スムシの居場所で少し気になったことがあります。昨年、唯一健全で採蜜に至った群ですが、底板を夏用にくり抜いて使っていました。特に掃除する必要がなかったので巣箱内はあまり構いませんでしたが、冬前に底板を取り替え用と引き出したところ、裏側にスムシがごっそり張り付いていました。その下は細かいメッシュの底があるので成虫は通り抜けはできません。

表のミツバチが行き来する場所には居なくて裏の僅かなスペースに隠れるように居たのです。

蜂が元気だったので上に行くタイミングを待っていたのか、いずれにしても一気に取り除くことができて、底板を替えてからは見当たらない状況です。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/023/2356901904030006316.jpeg"]
ふさくん 活動場所:岡山県
投稿日:2020 2/6

artemisさん

貴重な体験報告有難うございます❣️

とても参考になりました❗️

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/6

蜜月さん、artemisさん、ここのところ毎日ハイブリッドの2020年版を作っているのですが、自然樹洞の内壁は鉄砲虫の穴やアリの穴などが無数にあって、隠れるところなんていくらでもあり、巣脾を側面まで接着すると、それこそギリギリの水際までスムシが巣脾に入りたくて入りたくてウズウズしている場所、ポールポジションに陣取って虎視淡々と入り込む隙を伺っていると思われます。スムシはまず渡りたい場所へ糸でトンネルをこしらえて、周りから攻められない状況を作って巣脾に入り込もうとします。そこでの攻防は恐らく24時間絶え間なく行われていると思います。担当箇所の番をしている蜂がサボったらすぐに入りこまれてしまうでしょう。自然樹洞の内部ではそう言うことが日常的に行われていると考えると、私たちがしてあげられることなど少ないものだなと思ってしまいます。蜂たちが元気で集中力を切らさずに守り続ければ群は生きていけるし、アカリンダニに罹患してしまい呼吸困難の中でもなお守ろうとして、守りきれなくなっていくと次々と入りこまれてしまうのでしょう。そしてハチの数が減って、ある時からはもう守ることを諦め、中央に固まって、足の下ではムシャムシャと音が聞こえると言う状況になっていくのだと思います。自然は厳しいですね。

なんか最近、ミツバチってモンゴルの遊牧民のようなイメージをすることがあります。定住せず、時期がきたらパオを畳んで次の場所に移動する。ミツバチは身一つ、蜜胃に蜜を溜め込むだけで逃去し、新天地では家の材料も下腹部から分泌、そこに再び蜜をためて、それだけで生きて繁栄して行けるのです。冷蔵庫とか洗濯機とか鍋釜、毛布耳掻き爪切り椅子テーブルパソコン、、、一切そう言うものは持たず、持つのは蜂蜜だけ。それだけ持って、あっさり逃去する。なんとカッコいい生き方でしょう!

どじょッこ 活動場所:島根県
投稿日:2020 2/6

はっちゃんさっちゃんさん こんばんは。

>なんか最近、ミツバチってモンゴルの遊牧民のようなイメージをすることがあります。

その感覚に1票と言わず座布団3枚!差し上げたいです。

ちびっ娘達は自ら培った本能と習性から、自由に生きているのだろうな~と感じています(^―^)。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/7

わーい!どじょっこさんに褒められたー

恐れ入りますです。

投稿中