投稿日:2017/1/8 12:57, 閲覧 709
このサイトで、一般の人が駆除捕獲の依頼を行えるような仕組みも検討しています。
ミツバチの駆除の場合、壁などの建造物の一部壊す必要が出てきます。また、誤って壊してしまうこともあります。この場合の損害は大きな額になり、最悪の場合、個人では負担できない額になる可能性もあります。
スズメバチの駆除ですが、次のような事件もあり、トラブルのない仕組みが可能か検討したいと思います。
どこがスペシャリストやねん! 業者依頼・スズメバチ駆除で自宅“炎上焼失”
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/160519/evt16051916160035-n1.html
ミツバチの駆除で、依頼者とのトラブル例をご存知であれば教えてください。
難しい質問ですね。
駆除捕獲業者としての立場から言いますと、想定できるトラブル排除のため依頼者がおわなくてはならないリスクは全て説明します。
狩り蜂の処理と違い養生をキチンとしてもギトギトベタベタは免れない。
天井・壁の切り取り修復は自己負担。
この工事に当たり天井裏及び壁内の配線を金探で把握しておかないと火災や感電の原因になります。
金探は安ものでは使い物になりません。
文化財・神社仏閣への駆除は管轄の役所・宮司・住職・宮大工・を交え協議を重ね納得出来ない時は着手しません。
何れも不慮の事故のため保険に入っておきましょう。
トラブル事例、なかなかでませんね
日本は恥の文化で、失敗は「恥」という意識を重んじる傾向が強いからでしょうか?
「破廉恥」なんて英訳不能でしょうね
❶トラブル事例というほどではありませんが、紹介します。
ミツバチの撤去依頼を電話で受けた親戚の助っ人として厳冬期に出かけました。蔵の戸袋にミツバチが巣を作っていました。
できるだけダメージを少なくして、保護するつもりでしたが、現場について蔵の戸袋が、取り外し可能ながら、釘を使わずかなり精巧な、組み込み式でした。さすが飛騨の匠と思ったのですが、難儀しました。
結局、巣は戸袋の両面に密着していたので、壊すしかなく、コロニーは、保護したものの数日で消滅しました。また、数年後また営巣したと連絡がありました。
❷友人と2人で真夏の夜中に、ハチ場の中に作ったスズメバチの巣の撤去をしました。繁みの中の小枝に巣をつっていたので、長い竿で、下に置いた袋の中に叩き落し、上から殺虫剤を浴びせる作戦でした。
真夜中にもかかわらず、門番がいてガチガチを威嚇の歯を鳴らしています。叩き落した巣が袋の中に落ちないで藪の途中にひっかかり、真夜中にもかかわらず沢山の兵隊が乱舞襲ってきました。間一髪で車の中に逃げ込み発車、逃亡しました。翌日見ると、落ちた巣碑だけが残っていました。
無知ほど怖いものはないと、今から思うと冷や汗ものです。真夜中なので、医者にもかかれず、新聞記事の死亡欄に載るところでした。今から思い出しても、自分のアホさ加減にあきれています。
東京の調布市の例にように、市が撤去するものと、専門の業者に委託するものと区別があるように
http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1369375496897/index.html
もし、有料で撤去するなら、免責事項等を記述したものを契約文書にしないと、後のトラブルの元になると思います。
例えば、次のようなことが想像されます。(➡以下は実例 事実です。)
❶日本ミツバチが家屋に営巣した場合、撤去しても数年たつと、再び巣を作る可能性がある➡撤去後数年で実際また巣を作った
❷気温の低い一時期を除いて外勤のハチは日が落ちても帰巣しないので、撤去作業後も相当数が撤去した巣の付近を迷飛し、人を刺す可能性がある。➡専門業者の撤去作業を見学していたが、真昼間やって後処理もなく帰った。
❸一般的に撤去依頼者はハチの知識の乏しく、ミツバチ巣撤去のつもりがスズメバチ巣撤去となることにもなりかねない➡ブログにメールで撤去の依頼があったが、話していると臨家の敷地だった。下見は必見です。
2017/1/9 21:20
2017/1/11 18:58
管理人
京都府
運営アカウントです。2024年の早い段階で削除されます。 廃止については次のページでご案内しております https://38qa.net/blog/38104...
管理人
京都府
運営アカウントです。2024年の早い段階で削除されます。 廃止については次のページでご案内しております https://38qa.net/blog/38104...
ご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。たとえ知り合いからの依頼でも、損害や事故が発生した場合の取り決めが必要そうです。何か会った時の保険は重要ですね。
2017/1/11 16:41
管理人
京都府
運営アカウントです。2024年の早い段階で削除されます。 廃止については次のページでご案内しております https://38qa.net/blog/38104...
山田 案山子さん、詳細に書いていただきありがとうございます。大変参考になります。確かにまた営巣してしまうのもちゃんと業者が予防策をとったり、依頼主に説明しないとトラブルになりそうです。外勤の蜂に刺された場合にどうするか、これも大きな問題になりそうです。
こうしたトラブルは無料で請け負ったとしても、損害賠償の問題が発生する可能性が十分にあると思っています。
保護ボランティアをやられている方でも、こうしたリスクについてウェブサイト上で説明しているところも少ないようです。まず失敗談や危険性をみんなで共有するのが大事なので、回答をいただけて本当に良かったと思っております。
2017/1/12 09:06
Kanzaki
Kanz...
兵庫県で活動しています。
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...