ある朝、巣箱の横の桜の木の枝に分蜂群と思われる塊を見つけました。2年前、強制捕獲を網で試み一旦待ち箱に入ってもらったものの数日後に居なくなっていました。この経験から、今回は、自然に任せようと見守ることにしました。発見した当日、天気も良く暖かったのですぐに新居を見つけ居なくなるだろうと思いましたが、すでに3日経過しても動く気配がありません。
塊を発見したのは早朝なので、前の日またはもっと前から枝に留まっている可能性はありますが、最低でも3日経過しているのは確実です。幸い、最近は雨もなく暖かい日が続いているので、それを知ってか知らずか転居先が決まらず長居を続けているようです。
近くに待ち箱を2つほど用意して、時々探索にも来ているようですが、決め手にはなっていないようです。
塊からは、昼間は頻繁にミツバチの出入りが見られます。戻ってきた蜂は塊の中に潜っていく様子が観察されます。塊のある場所ではほかに比べ動きが激しい部分があり、そこでは尻振りダンスと8の字の動きを観察することができました。この動きは適所の位置を皆に伝える行為であるとある本には書いてあったので、そろそろ移動かと思いましたが3日経ってもまだのようです。
さて、質問ですが、分蜂した群が新しく入居先を見つけるためには数日掛かるものなのでしょうか。自然の状態での日本ミツバチの新居探しの観察の経験がある方がいらっしゃたら教えていただきたく投稿させていただきました。
よろしくお願いいたします。