5月27日に日誌に投稿したお墓の群
のその後を観察に行きました。今回はartemisさんが視察に来てくださって、スコープカメラを持って来てくれました。早速中を見てみたところ、、、、、
異常に蜂数が少ない。何かあったなと感じました。カメラを近づけてみたところ、、、
小さいサイズの雄蜂、そして雄蓋が!
無王になってしまっています。黒い出房済みの巣房の中に雄蓋が見えたこと、そして働き蜂とほぼ同じサイズの雄蜂が確認されたことで、無王と判断しました。午後2時くらいになって時騒ぎが始まり、続々と雄蜂が出て来ました。
交尾飛行でツバメにやられたのだと思います。付近は田んぼが多く開けた場所で森が少なく、雄蜂の集合場所までの距離もあったのだと思います。女王にとっては危険が多かった事と思います。交尾飛行というのは生まれて間もない処女女王の、最初で最後の命がけの旅です。人間に例えるなら、小学3年生の女の子が一人で海外旅行に出るくらいの危険度でしょうか。自然の厳しさを実感しました。
地主さんも大層残念がっておられましたが、ニホンミツバチとのこの出会いをきっかけに、来年は巣箱を設置してミツバチライフを始めていただけたらと願っています。
巣門付近の石は非常に熱く、50度に達し、お墓の中は29.7度でした。
artemisさんが撮ってくださった動画の中に、(もしかしたら)働き蜂の産卵シーンを捉えたものがありました。