我が庭の奥にウサギ山と呼んでいる、こんもりと土盛りされた小山があります。引っ越してくる前まではこの山の側面に野ウサギが巣穴を掘って暮らしていました。今はいなくなってしまったのですが、その山の頂上にシンボルツリーとして、ビービーツリーを植えたのが引っ越しを決断した2年前で、今は高さ3メートルくらいに育って、葉も元気に茂ってウキウキしていたのですが、新芽のところにアブラムシが発生していることに気付いて、やっつけてやろうと脚立に登って被害がどれくらいなのかを、薬を散布する前に調査したのです。
下から見上げて穂先を黒く覆っているアブラムシを探すという視点から、目の高さにまで近づいて観察する景色は全く違ったものでした。アブラムシのお世話に余念のないアリだけでなく、実に多くの昆虫がそれぞれのポジションに陣取って、自分の目的にために活動している事に気付きました。
フタホシテントウ
ナナホシテントウ
ヒゲコメツキ
クロスズメバチ(?)
・・・・私は脚立を降りました。もう少し様子を見守ってみようと思いました。牛乳を霧吹きでかけると良いと言う話も聞いたことあるし。