「現役移動するユンボに、営巣した日本ミツバチ」
ハチ友の情報に、早速現地へ急行しました。
聞いて驚き、見て驚き、開いた口がしばらく閉じませんでした。
・振動を好まない。
・居所が移動すると迷う。
・居所の環境が悪いと逃去する。
・自然の樹洞に近似した場所を好む。
日本ミツバチには、このような通説があります。掟破りのコロニーです。
以下は通説と一見して真逆の環境のようです。
このユンボ(バックホウ 掘削用建設機械)時々車庫から移動し、土木作業に使用されるそうです。先日も近くの田んぼの中で作業されたようです。その際はハチが伴走(伴飛翔)します。ハチを引き連れて作業現場を往復します。もちろん現場では、このユンボを使用します。この群れは今年の分蜂群でなく、越冬群とのことです。到着したのは14時過ぎです。天気も良く狭い足回りのシャーシの防護板の2つの穴からハチが、たくさん出入りしていました。
工事現場は湿気、泥跳ね、振動、騒音、出入り口も大きく天敵に見つかれば、一溜りもありません。その他過酷な環境です。これでも逃げません。駐車場所付近には営巣に適した林があります。住宅難とは思われません。ああそれなのに、それなのに何を好んでここを選択したのでしょうか?、幸いにも家主は鷹揚なお方で、強いて撤去の意向はなく、当分このままのようです。(^.^)/~~~