仲間内で、もっと手軽に、蜜源植物の苗やタネの交換ができないものかと考えています。手始めに、要望の多い「蜜源枯渇期の、交換に適した蜜源植物のリスト(案)」を試作してみました。(^.^)/~~~
蜜源枯渇期に開花し、かつ交換に適した植物として次の6つを設定し、目安としました。
1.蜜源枯渇期(夏7~9月)(冬11~2月)に花が咲き、花期が比較的長いもの。
2.花紛または花蜜が豊富で、日本ミツバチの主要蜜源か、それに準ずるもの。
3.草花は多年草のもの、草花樹木ともに在来種をできるだけ選択、その後の管理が容易なもの。
4.挿し木苗や実生苗で容易に増やせること、同等に近いものなら花を咲かせるまでの期間が、より短いもの。
5.欠点があっても、それを補い余るものは欠点併記の上、掲載しました。
6.侵略的な要注意生物または、特定外来生物に指定済みの植物や、一部のハーブのように、雑草化し後始末に困るものは除きました。
そこで、次の3つについて、表の点検お願いします。
❶栽培経験のないもの、未確認のものもリストに載せてしまいました。みなさんの栽培経験と、ハチ場周辺の自生植物の観察結果に照らして、疑問に思われるものをお知らせください。その理由も、お願いします。
❷目安に一致し、かつ栽培経験あるものや、周辺に自生しているもので有力蜜源として確認済みのものを、推薦してください。
❸栽培して見て、目安の一部に該当せず欠点があっても、それを上回るイチオシのもの、その長短所を、表中のように併記し推薦してください。ただし、花が7~9月、11月~2月の蜜枯期に咲くことが、必須条件です。
例えば「ハチミツソウ」は、ネットサイト「ミツバチ百科」http://bee-happy.jp/ では花粉源としての評価A 蜜源としての評価A の高評価です。
ただし、高評価にもかかわらず、同じページの「ハチにとっての利用性」の欄には「ミツバチに人気は高くないです。というかほとんど、来ません。なぞのハチミツソウです。ということで画像もミツバチはありません」と記述してあります。
私たちも、多数群を飼育しているハチバの周辺で栽培しましたが、この記述のように、ほとんど訪花が見られません。また、アザミが花期が長く、花蜜と花粉とも評価が高い記述もあります。実際に種を採取し育てている方はあるのでしょうか? このような生の声、負の情報も、交換に際して必要とされる重要な情報です。
どうぞよろしくお願いします。(^.^)/~~~
追伸
下の欄の途中にも、2021.6.10修正版(案)をupdateしましたが、比較のためにも下段にも記述しました。修正の理由は、記事全体の終わりをご覧ください。みなさまのご協力に深く感謝申し上げます。