一昨日の継箱&内検の結果、5段目営巣中、6段目営巣中と、この時期にしては巣脾の成長が余りに早く、経験の浅さから戸惑い、取り敢えず継箱で様子を見ようと考えて居りました所、日誌をご覧頂いた大先輩様よりご助言を賜りまして、近日中での減箱(採蜜)の後、継箱を行う方法へ考えを改めました。
その様な背景の中、偶然にも11時頃に21-3群の嫁入り先である友人と出会いまして、会話をする中で、採蜜の経験が無いので是非立ち会いたいとの事で、急遽、本日午後から採蜜を行う事となりました。
採蜜を行ったのは2群で、巣脾は5段目で営巣中、6段積みの21-1群と巣脾には偏りが有りますが、平均5段目が保々一杯で営巣中の21-2群で、夫々1段を採蜜しました。
採蜜に使用する容器や器具類は、洗浄し保管して有りましたので、80%に希釈の無水エタノールで除菌し、除菌後用いました。
自宅で行う採蜜とは少し勝手が違いましたが、順調に行えたと思います。
採蜜時の全景です。
21-1群の上面です。最上面には蜜は満たされていませんが、春期の蜜の爽やかさや若さをなんとなく感じました。
切断面です。友人がスゲー!スゲー!を連発していましたので、巣脾をブロックで食べて貰いました。余程美味しかったのでしょうか、大袈裟に感激して、思わず笑ってしまいました。無事にご自身で飼育の群からの採蜜が叶えば、今回の喜びは比較にならないでしょうね。
21-2群の上面です。21-1群と同じような感じで、フレッシュさを感じます。
切断面です。21-1群より巣脾の成長が早いのですが、少し花粉が見られます。これは群れの個性でなのでしょうか。
この様な姿で自宅に搬入しました。因みに、今回使用したのは、30L食品用密閉容器(※2個)+100均のシンク用水切り?(h5cm、d10cm、w30~50cm、4個)でした。
※ブロワー等を用いて、蜂さん達と、巣箱や巣脾から分離した状態を確保するには、1段分の巣箱が収容可能な密閉容器が必要かと思います。(ご参考程度に)
今回は、入居から3ヶ月程で、スムシも少ないと判断しまして、巣碑を細かく裁断して離蜜中です。先ずは巣房の中央部から巣房を分断しました。上面、下面の両面ともに行いました。
巣箱の下に直径30cmの金ザルを置き、巣箱から巣脾を外し、ザルの中へ落とし込みました。
金ザルの中に落とし込んだ巣脾です。
細かく刻み、離蜜を誘発しました。何も考えず細かく刻んでみました。
静置し離蜜を待ちます。2~3日静置して離蜜後、共にonigawaraさんご推奨の方法ですが、王乳こし布で蜂蜜を濾しながら、EMサポートR15内へ移したいと思います。
今回気付かせて頂きましたのは、蜂さん達の事を思い、蜂さん達の生活を援護するつもりの事が、逆効果の可能性もある様に思いました。蜂さん達の巣も大きくなり過ぎない様に、一定の大きさに保つ配慮が飼育側には必要ですね。