一つのハチ場で数年飼育すると感じます。特定の群数以上の巣箱を置くと、どうも全体的に調子を崩す限界のようなものを。見えない天井、気のせいでしょうか?
あなたの回答に、次のア、イ、ウの三択に近いものはありますか? 違いがあれば、それをもって、別の回答としてください。ご返答いただければ幸いです。変則的な質問なので、日誌に記載させていただきました。(/ω\)
ア 一つのハチ場に置く巣箱の上限を、おおむね3群程度とする。
イ 周辺の蜜源等の自然環境に大きく左右される。予め上限を設けると、アカリンダニ症や、不慮の事故に対応する予備群まで失くする恐れもあり、上限の設定は合理的ではない。
ウ 自己のハチ場に上限を設けても、周辺の飼育者の巣箱や、自然群が存在する可能性がある。特定エリアに生息するハチ群数を正確に把握するのは困難である。このことからも、頭初から上限を設けて配置することは得策ではない。
ご参考までに
❶在野のミツバチ研究の先駆者、久志富士男氏は、その著書 「我が家にミツバチがやっって来た」の文中で【ハチ場に一つも強勢群がいなくなったら、飽和状態とみてよい。ハチ場の群れの数を飽和状態の3分の2程度に制限するのが良い】と述べています。
❷わたしたちは、過去、下図のように巣箱を配置したことがあります。車道の位置のみ架空です。分蜂期を除く5年間の、各ハチ場で、安定的に飼育できた群れの巣箱の配置数は、凡そ次のとおりです。
①のハチ場3箱、②のハチ場5箱、③のハチ場10箱、➃のハチバ3箱、⑤のハチ場2箱です。②のハチ場の2km圏内には、他の飼育者の西洋ミツバチ巣箱が10箱ほど置いてありました。
①>②>③>⑤>➃の順で、ハチ場を開作して配置しました。周辺には、他にも飼育箱や自然巣が存在すると思われます。各ハチ場の飼育群数の安定値は、各ハチ場周辺の蜜源植物の群落の豊富さに比例していると実感しています。