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ニホンミツバチ
一つのハチ場で飼育できる群れの上限は、まだ見えない?

yamada kakasi 活動場所:愛知県
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせなが…もっと読む
投稿日:2021 9/16 , 閲覧 503

一つのハチ場で数年飼育すると感じます。特定の群数以上の巣箱を置くと、どうも全体的に調子を崩す限界のようなものを。見えない天井、気のせいでしょうか?


あなたの回答に、次のア、イ、ウの三択に近いものはありますか? 違いがあれば、それをもって、別の回答としてください。ご返答いただければ幸いです。変則的な質問なので、日誌に記載させていただきました。(/ω\)

ア 一つのハチ場に置く巣箱の上限を、おおむね3群程度とする。

イ 周辺の蜜源等の自然環境に大きく左右される。予め上限を設けると、アカリンダニ症や、不慮の事故に対応する予備群まで失くする恐れもあり、上限の設定は合理的ではない。

ウ 自己のハチ場に上限を設けても、周辺の飼育者の巣箱や、自然群が存在する可能性がある。特定エリアに生息するハチ群数を正確に把握するのは困難である。このことからも、頭初から上限を設けて配置することは得策ではない。


ご参考までに

❶在野のミツバチ研究の先駆者、久志富士男氏は、その著書 「我が家にミツバチがやっって来た」の文中で【ハチ場に一つも強勢群がいなくなったら、飽和状態とみてよい。ハチ場の群れの数を飽和状態の3分の2程度に制限するのが良い】と述べています。


❷わたしたちは、過去、下図のように巣箱を配置したことがあります。車道の位置のみ架空です。分蜂期を除く5年間の、各ハチ場で、安定的に飼育できた群れの巣箱の配置数は、凡そ次のとおりです。
①のハチ場3箱、②のハチ場5箱、③のハチ場10箱、➃のハチバ3箱、⑤のハチ場2箱です。②のハチ場の2km圏内には、他の飼育者の西洋ミツバチ巣箱が10箱ほど置いてありました。
①>②>③>⑤>➃の順で、ハチ場を開作して配置しました。周辺には、他にも飼育箱や自然巣が存在すると思われます。各ハチ場の飼育群数の安定値は、各ハチ場周辺の蜜源植物の群落の豊富さに比例していると実感しています。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/020/2078603434807693455.jpeg"]

コメント16件

スー 活動場所:愛知県
投稿日:2021 9/16

はじめまして、おはようございます。

いつも、参考にさせて日誌やコメントなど読ませていただいてます、ありがとうございます(o^^o)


私の場合の回答は( ア )です。

理由】

◯私の場合、ライフスタイルや家族からの条件からいって3群以下でなければならないから。(おそらく環境的には5群までは行けそうですが)

◯自然淘汰は起こり得る・起こっている・起こらなければならない、と考えているので、そうなると回答は( ウ )になるんですが、だからと言って、養蜂をしなければ生きていけない訳ではない人間が、生態系のバランスを崩す様な巣箱の置き方をしていいと思わないから。

◯蜜蜂業で稼いでおられる方や研究者などの専門の方は別として、趣味の範囲でやる養蜂として自分は、自家消費以上の蜂蜜を得る事にあまり意味が見出せないから。

◯蜜源が限られているのに、蜜蜂ばかり増やしてしまうと、他の動植物への影響が懸念されるから。(巡り巡ってそれは人間への影響に辿り着くので)

◯蜜蜂との共存を軸と考えるなら、上記のバランスを意識すると、影響の無い(影響を最小限に留める)群数に留めた方が好ましいと考えるから。

↑こう書いてみると、蜜源を増やすこと(その環境を整える事)が1番、ミツバチを増やす事に繋がると改めて思い知らされますね。


出しゃばった事を書いてしまったかもしれませんが、お許しいただければと思います(>人<;)

ミツバチ大好き 活動場所:宮崎県
投稿日:2021 9/16

yamada kakasiさんおはようございます。

飼育数はなかなか特定は難しい気がします。

私も、何時もその事を考えて居ります。

以前知り合った方に聞きましたらその方は3群くらいと言われました私も、最高六郡自宅で飼育してみました。

それでも良い年と2群に減っても蜜が取れない年も有りました。今年は春先に4郡居ましたが、アカリンダニで一群に成りました。

環境やその年の気象にもよる気がします。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2021 9/16

スーさん おはようございます。

早速、ご回答いただきありがとうございます。(^.^)/~~~
>「蜜源を増やすこと(その環境を整える事)が1番、ミツバチを増やす事に繋がる」
わたしも同じように感じています。山菜を採取する時は、その一部だけ採取し、翌年のために大部分は残して置くように、自然の恵みを持続して受けるためには節度がたいせつと思っています。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2021 9/16

ミツバチ大好きさん おはようございます。

同感です。飼育群数を安定的に維持するには、本当に難しいですね。(/ω\)
わたしの地域も、以前に比べて小康状態ですが、アカリンダニ症に悩まされています。養蜂のことを Beekeeping というのは極めて妥当です。

どのハチバでも3群前後に抑えたいのですが、どうしてもアカリンダニ症や不慮の事故に備えて、それ以上を置きがちになってしまいます。

noji 活動場所:愛知県
投稿日:2021 9/16

山田さま、おはようございます!

私の名古屋の蜂場は上限1群としています。分蜂群を1群置いて2群にしたらその分蜂群は成長が芳しくなく、、、元群がオオスズメバチに襲われ逃居したら、その分蜂群は俄然成長しました。蜜源の限界で1群限界と思っています。

逆に質問です!

その元分蜂群からは1春で6群出ました。蜂場に上限がある場合、その分蜂群はどうされているのでしょうか?そのまま分蜂させても問題ない環境であればいいですが、分蜂群は2キロ圏内に巣をつくると思いますので勝手に巣営させてしまえば、自群の危機となります。貰ってくれる人なんかほとんどいないこの世の中。皆様どうしているのでしょうかねー。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2021 9/16

nojiさん    おはようございます。
お尋ねの件については、わたしは未だに定見のようなものがありません。上記のア、イ、ウの間で迷うばかりです。今回に質問についても皆さんから、ご回答をいただき、解決の糸口、ヒントを得たいとの思いがありました。

今までに同じような質問をしてきましたが、別の切り口で質問させていただきました。永遠のテーマのようです。また、2つ目には、多数群飼育が長期にわたるとハチ場周囲に、同じ女王由来の近縁群が増えるのではないかとの心配もあります。

https://38qa.net/73302

J&H 活動場所:和歌山県
投稿日:2021 9/16

山田さん、以前にも似たようなお尋ねがQ&A等でありました。養蜂の目的として、大きく分けて採蜜、保護、研究があります、細かく分ければ他にもあります。これらの目的や環境などである程度は群数に差が出ますのでハッキリと断言できないのが辛いところです。幸いにも此方ではアカリンダニは無縁(今のところ)、そして半径5km以内は養蜂は無し、周りは県指定の自然公園、と言った環境ですので恵まれているのかも知れません。そしていつも問題になるのが1箇所という定義です、半径何メートルくらいの広さか?、因みに此方は半径50m以内に10群飼育中です。18群飼育していたときには、9群が翌春には消滅してしまった苦い経験がありました。まだ多いと感じていますが、実験してみます。

余談ですが、最近フローハイブを理解するのに夜も寝ないで昼寝して調べています。このフローハイブは周りに群を残さないで1群だけにするのがベストとあります、で、ないと定期的には一定量採蜜できないとのことのようです。一定量採蜜とは毎月1リットル以上です。

ACJ38 活動場所:徳島県
投稿日:2021 9/16

yamada kakasiさん おはようございます

お訊ねの件について、飼養歴4年の入門生のデータなので参考になるかどうかは別として敢えて記させていただきます。

回答としては、ア→イ→ウと変遷してきました。と云うのも、

初年度はお譲りくださった一群が夏分蜂し、母親群は自然に帰り、長女群を初めて強制収容して無事越冬しました。二女群以降は収容できませんでした。

二年目は、先の越冬群が春分蜂、夏分蜂し瞬く間に20群(自然入居+強制捕獲)を超えるようになったのでその2/3が嫁いで行き、残り5群が越冬しました。どのような訳か、逃去群と思しき1群が秋に入居して6群越冬となりました。

三年目は、二年目同様に春分蜂、夏分蜂を繰り返すので嫁ぎ先を見つけるのに大童でした。その頃に近隣でアカリンダニの猛威が足元に忍び寄ってきたので8群を手元に残して万一の保険としましたが、自然群からの入居と逃去群の入居を合せて11群の越冬を試みました。案の定アカリンダニの餌食に遭い、3群がかろうじて越冬しました。

四年目は、アカリンダニに罹患した2群と元気な1群から何とか分蜂を確認し、遅めの春分蜂、自然群からの入居、逃去群の入居などを経て8群が現存しています。今夏、防暑対策の不備による巣落ちとスムシ(3年群)のせいで2群消滅間近を経験しました。この2群はおそらく働き蜂ばかりのコロニーで先の8群とは別物、最後まで見守りたいと思います。

この様な経緯から三年目以降は、強制捕獲せずに待ち箱に入居する群のみ飼養する方針に転換しています。と言えば聞こえは良いのですが、待ち箱を設置するだけで、入退去はミツバチ達にお任せ(去る者は追わず、来る物は拒まず)状態です。何れ淘汰されて最適群になるのではと半ば放置状態です。

待ち箱と営巣箱は自宅周辺(軒下)と隣接する菜園に合わせて12箱常設してあります。

とここまで記述してきましたが、参考になりそうにありませんね。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2021 9/16

J&Hさん こんにちは
ご回答いただきありがとうございます。
スー さんからもご指摘のように、目的に拠るところが大ですね。

>「そしていつも問題になるのが1箇所という定義です、半径何メートルくらいの広さか?、」 さらに、ハチ場一つの面積についても悩みますね。極端な例では甲子園球場くらいが、一つのハチ場ならどうしましょう。数値を提案しても根拠を問われたら、ほぼお手上げかもしれません。


>「フローハイブは周りに群を残さないで1群だけにするのがベストとあります、で、ないと定期的には一定量採蜜できないとのことのようです。一定量採蜜とは毎月1リットル以上です。」

これは初耳です。ここでも「周り」というのは、半径何メートルですか?、と問われそうです。(/ω\)

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2021 9/16

ACJ38さん こんにちは
ア→イ→ウと興味深い変遷のご回答ありがとうこざいます。
年を重ね、とても順調に飼育されているようですね。
わたしたちの迷走とは、比較になりません。適度に手を入れられ、できるだけ自然に飼育される方針でしょうか。

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2021 9/16

(ア)の3群が限度です。

面倒見切れません。

群が多ければ餌の取り合いになりますから、少ない方が良いと考えます。

日本みつばちが増えすぎると、他の訪花昆虫が迷惑すると思います。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2021 9/16

おっとりさん     こんにちは
ご回答いただきありがとうございます。
アの3群の由来は、自宅の庭先(庭にも広い狭いの差があります。)での飼育を想定すると、MAXはこれくらいとしました。

ほんとうにたくさんの群れを、丁寧に面倒見ることはむつかしいですね。訪花昆虫はミツバチだけでないので、特に蜜源の枯渇期には同じ花蜂間で競合するとおもいます。

wild bee 活動場所:兵庫県
投稿日:2021 9/17

こんにちは

アの3群かなと思います。

多群飼育していると みつげんの変化や アカリンダニなどで大きくダメージを受けることが あると思います。 蜜源状態も今年は良くても来年のことはわかりませんよね。

また 一度に多く捕獲することで 乱獲になり ます。昨今では キンリョウヘン等を 使った 誘引入居が多いので 分蜂さえあれば 捕獲できることが多いと思われます。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2021 9/17

wild beeさん    こんにちは
ご回答いただきありがとうございます。

近くの空いている場所に、蜜源植物を植えていますが、雀の涙のようなものです。周辺では年年歳歳、蜜源は少なくなっています。おっしゃる通りに来年の保証がありません。地域の日本ミツバチを増やすことが大事ですね(^.^)/~~~

ミツバチ大家 活動場所:長野県
投稿日:2021 11/16

皆さん、

少し立ち止まって考えることがあるのではないかと思います。それは巣箱を置く地理的条件です。町中で人家が多く各家庭の草木草花に蜜源を依存するのか、あるいは野菜や果物などの栽培植物に、もっとたくさんの樹木がある里山か、更に樹木が多い過疎地の山林かなど、人工的(?)な蜜源か自然がもたらす蜜源が主かなどの条件を考える必要があります。そしてそれらの面積的広がりがどの程度あるか が重要な気がします。そういう意味では巣箱を置いている畑や敷地の面積など関係ないと思います。直径2㎞の範囲に何があるかを見極めるべきでしょう。

新潟の知り合いの方は自宅の周りが水田ですが、所有の裏山が雑木主体で5000坪あり、10群程度を安定して面倒見ています。分蜂も毎年順調のようです。

因みに当地は恵まれていると認識しています。周りは実行林の杉林と昔は薪をとった楢、欅、桜等の雑木林で囲まれて少々の畑があります。しかしながら自然群が見当たらない環境となっています。今年1群から4群の分蜂群を確保し(現在全部で4群)、それらを母屋の周囲に配置していますが、11月15日現在いずれ劣らぬ活動ぶりで、数少ないですが花粉搬入群もまだいます。すべて越冬してくれるのではないかと期待しています。来年は分蜂群を確保して10群を目指しています。

遅くなりましたが愚考しましたので。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2021 11/16

ミツバチ大家さん   こんにちは たいへん参考になるご意見ありがとうございます。やはり、飼育の後背地となる環境が一番大切なものの一つのようですね。

明治時代の飼育書 「吉田弘蔵著『実験養蜂新書」では、養蜂場の選択として次のようなことを言っています。(一部抜粋要約です)、今より相当に自然環境に恵まれてた明治の時代でさえも、どこでも良いわけではなかったようです。


ー養蜂場の選択ー

・閑静な土地で夏は涼しく朝日がよく当たり、午後は日陰になるところが最も適している

・樹木のない畑の中に置くのなら、高さ五尺(151.5センチメートル)くらいの棚を作り、ブドウまたは山芋のような蔓を絡ませて日影とし、その下に置くのがよい

・山林の中で飼育する場合は、巣箱の前後六尺程は草木を刈り取り、蜂の往来に都合がよいようにするのがよい。そして箱を据える位置は、なるべく小山か土手などのやや小高いところの東側か北側に少し下った場所がよい

・養蜂場として特に花園を造るのなら、果樹林とするのが一挙両得の策である

・その周囲は六尺(181.8センチメートル)ほどづつ、草が生えないようにし、また雨のために土砂がはねないように小石を敷き並べるのがよい

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