前回の日誌に続き、今回で4回目の無王群シリーズです。
変成王台から誕生した処女王が、今の時期に無事交尾を成功させて帰って来てくれるか・・・もうあとは見守るしかない。合同は中止したので、巣箱は徐々に距離を離していこうと思い、1日に少しずつ動かして行く作業のため、転倒防止のタンカンを長いものに変えておきました。まず無王群の内検をして、次に既存有王群の巣門扉を開けると、小規模の蜂鎖が見えました。「そんなところで何やってるの?」と思いながら撮影。撮った画像を見て驚きました。蜂が増えているのです。
????????????
!!!!!!!!!!!!
移動してる?合同してる?
「自主的自然合同」とでも言いましょうか!無王群の蜂の一部が有王群に入り込み始めているのだと思いました。なんと平和的な合同でありましょうか。
今の時期に交尾なんかうまく行くわけないに決まってるさ!と考えた蜂が群に見切りをつけ、有王群に乗り換えたのでしょうか?
もう一度冷静に考えてみました。盗蜜?でも盗蜜だったら出入りが激しいはずですし、無王群の方には移動当日から大量の給餌をしています。
左側の有王軍は外勤に出る蜂も非常に少なく元気がありません。元々弱小群であったため、蜂の出入りは少ない群でしたが、今日は特に少なかったです。
無王群の方の内検比較です。左が2日前、右が本日。心なしか減っているように見えますが、寿命を迎えた蜂が減っただけかもしれません。
今後次々と蜂数が増えた場合、餌が不足するだろうと考え、最上段メントール箱に緊急の給餌をしました。同時に無王群には底板に給餌。小さな巣に大量の給餌は育児巣房の障害になるのではないかとも思ったのですが、「通常あり得ない変化」ですから、念の為入れておこうと決断しました。
遮蔽版を取り外したらさらに合同が加速するかもしれません。
巣箱を離して行くのはとりあえずやめて、このまま様子を見ることにしました。