手間のかかる群ほど可愛いですね。①②③もアカリンダニが少々いても、無症状で見た目には群の勢いが維持され、元気に働いています。
①カネ群〜元は蜂友M氏の「杏群」から分蜂し、その後、夏分蜂したとき捕獲した群です。「杏群」は昨年、「右桜群」から分蜂したと聞いています。(カネ群は現在、経過観察中です)
カネ群〜最近、1週間の鏡検↓
気管内で1匹確認です(赤の矢印)。1匹、2匹の場合、簡単な検査では見落とします。
第1蜂場では、カネ群の他に2群(ヤマ群、大丸群)飼育していますが、何故か?、2群には感染しないですね。 ヤマ群↓
大丸群↓〜ヤマ群から第1分蜂(夏)したものです。
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②妹群〜M氏の蜂場の「右の桜群」から今年、分蜂捕獲したもので、カネ群と妹群(姉群も)も出処由来は同じですね。この「右の桜群」は今年3月にアカリンダニ症が出てM氏が対処、5月上旬に無事に分蜂したものを2日続けて捕獲(姉群と妹群)したものです。5mほど離して仲良く並べていますが、姉群への感染はなく、他の5群にも感染していません。姉群はキャリア群と言えますが、感染はありません↓
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③カミ群〜メインの蜂場から12キロほど離れたところにポツンと置いてあります。自然分蜂群です、、、が、遠くない所に巣箱があるので、そこからの分蜂群かな? 1ヶ月半ほど、鏡検では陰性だったので一安心していましたが、、、。
今回は、たった2匹のアカリンダニを確認ですね。勘弁してほしいです。
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1群でもアカリンダニ感染が判明すれば、その群の出処を辿り、該当する群の検査をして対処する必要があると思いますが、、、現実はそこまで深刻な話でもないですね。今年、アカリンダニに感染した方には深刻でも、してない方には遠方の話でした。