文章を書くのが苦手なので写真で解説します。角度が変わっても部位が判るように○の部分を色別してあります。解剖から写真まで40倍でやっていますが、今回は20倍の写真が判りやすいのではないかと思い使ってみました。iPhoneのカメラ機能を使って撮影しています。
頭部を外します。
上から見るとこのように見えます。直接気管の色素沈着(汚れ)を見るだけなら、下の黒丸を剥がし、白い膜を取り除けば確認出来ます。
検体をスライドガラス二枚に挟み軽く潰し、マチ針2本で解剖します。
裏と表から見た写真です↑↓
肉片を取り除くと、気管が見えてきます。
黒丸の部分を外すと気管が現れます。マチ針2本で気管のまわりの余分なモノを取り除きます。
このような形になりますが、切れ切れになっても何の問題もありませんね。
気管の写真の仕上がりです。
普段は3頭を一度に潰し、適当に気管を拾い出していますが、感染しているとアカリンダニが浮き出てきたりもします。以上、わたし流の自己検査のやり方ですが、参考に成れば幸いです。