ご無沙汰しております。久しぶりの日誌です。
仕事で1週間ほどアイルランドに行きました。チャンスがあったらぜひ現地の養蜂を見学させて頂きたいと思っておりました。
アイルランドは日本よりも緯度は高いのですが冬の気温は日本よりも高めで、氷点下はシーズンで数えるくらい、夏も最高で28度が数日あるくらいとの事。その代わり雨と霧が多く、晴れの日はかなり少ないようです。しかし湿度が常に高めで一定しているため、緑が溢れる素敵な国でした。放牧が盛んで緩やかな起伏の草原に牛が放たれて、牧歌的な風景がどこまでも続いていました。
南部にあるオーガニック農業と料理を同時に学ぶ学校として世界的に有名なバリマルーハウスを見学。
ピンクの建物が料理の教室棟、右側が併設されたレストラン。
オーガニック野菜たち。左上の可愛いリンゴはシードルの原料にも。
柔らかい豚ハムとベリーソースが盛られたマトン、ビーツとサーモンマリネ、、、美味しすぎ
生徒さんが暮らすレジデンス。
小さな生垣で仕切られたハーブ園。左右の大きな生垣の隣にも同じようなハーブ園がいくつも連続している。
可愛い農機具小屋
お話が本題からそれましたが、肝心のミツバチ、お世話になった方の庭先に巣箱、ありました。どこの農家でもミツバチを飼っている家は多いそうで、私が見せてもらった群も小規模で、この家には4群ありました。巣箱のサイズは日本の巣枠式より少し大きめで、45センチくらいでした。
巣箱のすぐ近くでは鴨の放し飼い
アイルランドのミツバチは黒く、サイズは大きいのですが、大きいと言うより長い。まるで女王蜂です。さすが西洋・・・オオスズメがいないので巣門の隙間も広い広い!
残念ながらご主人が不在でお話を聞くことができず、写真を撮らせてもらっただけでした。本当はスムシやアカリンダニ、特にアカリンダニ発祥の地は500キロほど離れたイングランドのワイト島ですから、現在どのようになっているのかなど色々お聞きしたかったです。面布を持参していなかったので、蜂たちに肉迫することも控えておりましたので、写真もたくさん撮れませんでした。
伝統的な農家の屋根は茅葺きでした。