我が蜂場の通称⑩号群は、昨年夏(6/21)に自然入居した元気一杯の強群で、今夏もすでに7月20日に最初の採蜜を行いましたが、秋になって蜂群が再び重箱5段目中程を超えるまでに生長しましたので、今シーズン2回目の採蜜を行いました。190g入りの瓶で27本、計5,130g、糖度は80.3°の恵みでした。
瓶詰めまでの方法は、すでにこのサイトでも、多くの皆様から素晴らしい事例がご紹介されているところですが、恥ずかしながら小生の拙い方法もご報告いたします。
① 1段カット直後の写真です。32ℓ入りのタッパー容器底に自作の金網台(高さ5cm余の脚台に載せた金網)を置き、その上に蒸し布を敷いて重箱を置いています。
② 巣板の蜜蓋を削りとった後、重箱を取り出し、巣板を細かく砕いて、一昼夜蒸し布で濾過しながらの垂れ蜜です。
③ この後、巣柄を蒸し布で丸めて金ザルに入れ、上から3.5kgの重しを載せて、さらに一晩垂れ蜜を続けます。
④ 以上の②③を経て、最後にガーゼでの再濾過を兼ねて、このように瓶詰めしています。
いつもながら恵みの蜂蜜は、日頃お世話になっている山荘や自宅(愛知・長野)のご近所さん、遠方の親しい知人の方々、そして親類等々に1瓶ずつお裾分けしています。
残りは我が家での消費分です。蜂さんたちの労苦の恵みに感動・感謝しながら、日々のパン作りや調理に使ったり、お菓子やヨーグルトなどに載せたりして頂いています。