山に置いた6段の巣箱の蜂球が6段目に差しかかってきたので、思い切って採蜜を決行しました。(秋の採蜜は初めての経験です)
我が家の周囲の環境と違って山の方ならこれからでも越冬用の蜜ぐらいは集めてくれるだろうと期待して・・・。
10月11日(火)の夕方決行しました。
10月9日時点の内部の様子は(見える巣落ち防止ーは上から6段目です)
採蜜決行前の給餌室を取り除いた時の様子(何故ミツバチの姿は見えません)
簀の子板を取り除いた、1箱目の上面です。
ミツバチも少ない、蜜もあまり無いようだ、巣虫が散見される。
1段目と2段目を切り離す。やはり1段目はやはり軽い(蜜は少ないだろう)
2段目の上面写真、ここも蜜は少ないようだ。
2段目の重箱は高さ22cmで育児部分迄切り取る恐れが有ったが思い切って2段目も採蜜する事に決定。
2段目の底部写真
心配していた、育児層や花粉層まで切り取ったようだ。
夕方になったので切り取った重箱を衣装ケースに収め(簀の子と上部給餌室は取り替え)、転倒防止等元通りにして11日の作業は終了。
作業終了後の内部の様子
外部の様子(重箱は4段)
10月12日 垂れ蜜採取:作業は遠心脱水機使用
採蜜作業は特に変わった事は無いので、観察と結果のみです。
巣板取り出し作業でやはり2番目も思ったより蜜は少なく、花粉も少なからず詰まっていました。幼虫も居ました。
余分な部分は多めに削除して、蜜の多いと巣板を水切りフィルターと玉ネギネットに包んで遠心脱水に掛けました。
最終濾過は後日ですが、採れたのはハチミツは2.9kg(1800cc)期待以上に少ないです。
糖度79度、色はやや茶色です。味・匂いは?
残った巣板は蒸し器で蜜蝋・黒蜜をつくりました。この時の黒蜜は700cc。遠心脱水機の絞りかすから黒蜜100cc採る事が出来ました。
秋の採蜜で感じた事(手前味噌)
①秋だからと言って蜂蜜が詰っているとは限らない(尚、蜂蜜の糖度は春より高かった)
②蜂蜜はどうも夏場にミツバチが消費するようなので蜜は期待しない。
③上部の空巣を除去した方が良いのではないかと・・・(空巣が巣虫繁殖の原因かも・・・)
④折角だから上部の給餌室に居る子供たちの様子を観察しておく。
⑤蜜の詰りは箱を叩いて音でコツを覚える。
⑥採蜜した巣箱はオオスズメバチに襲われやすいのではないか?
⑦出来たら重箱は15~20cmの方が良いのではないか?