2022.10.21(金)晴れ、気温:L8・H23
従来は春の採蜜で1回/年の使用で、最後に脱水機を洗浄していましたが、回転ドラムは工具を使わないと外せないし、またドラムを外すのにまず上蓋を外さなくてはなりません。これは出来ない事では有りませんが、結構面倒な作業でした。
今回上蓋を外さなくても回転ドラムが外せるという脱水機が目に入りました(私には丁度手頃な大きさと値段でしたのでポチしました)10/18に入荷、今日は少し暖かくなったので採蜜と脱水機を使ってみる事にしました。
購入した脱水機は・・・
ドラムの大きさは直径200mm、高さ200mmで蓋を開けて手で取り出せるタイプです。ドラム及び内面の掃除は簡単に出来そうですが、ドレンホースの掃除ができるか使用前に事前の洗浄を兼ねて調べて見ました。
取り出したドラムはこのような物で洗浄したところです
取り出し後の底の排水口はゴミ取りを兼ねたカバーが取り付けれれています。
カバーは不要と思い、今回は外して実行です。
この排水口の先がどうなっているか前面を開けて見ました
ホースは蛇腹になっており、一度降りてまた上に上がっていますので、蜂蜜が溜まると思って前面開放でホースを真直ぐにしたままで今回は実行してみる事にしました。
ドレンホースは50cm程度で蛇腹というのが少し気に入りません。
我が家の巣箱で現在5段目辺りに巣板が伸びた1群を採蜜する事にし、早速脱水機を使用してみました。
(上部1段の巣板を取り出しましたが、貯蜜の状況は悪い巣板でした。脱水機の使用状況が主ですので採蜜状況はまた別途)
約2/3の貯蜜された巣板を約50×50mmに切り、水切りフィルター(4袋)に詰めて脱水してみました(回転は1,300rpm)5分実施でドラムを取り出したが、まだまだ蜜が残っていました。気温が低い為か巣板が硬くて蜜が出ない状況でしたので、巣板をスライスして再度脱水機に掛けました
今度はうまく行ったようです。ドレンホースの様子は
ホース内に少し残っていますがまあまあでしょう。ホースの先の様子
(タイマーも有りますが5分で自動停止するようです)
フィルターを取り出したドラムの内部
ドラムを取り出した内部は
想像外に底の方に溜まっていたいたのでゴムヘラでドレンホース口へ流し込みました
後は温水で掃除して乾かして終わりです。
蓋は閉めないと回転しないし、開ければドラムは止まるようになっています。
作業終了後、排水ホースを上に持ち上げ、時温水を入れて回転させれば簡単に掃除は出来そうだが・・・。願わくは排水ホースは短く、コック付きがいいと思ったのが感想です。何んとか改造してみたいとは思っています。
以下余談です
今日取り出した採れた蜜は1200ccと少なかった。糖度も思ったより低く76度。
時間が有ったので残った巣板はペール缶蒸し器で蜜蝋と黒蜜を採りました。左が空の巣板で予め除去していたもの。右が採蜜後のカスです。
全部一緒に蒸し器に入れます(ザルには水切りフィルターを敷いています)
蒸し器約30分後
カスを取り出し即フィルターを毎剥がしてしまいます
採れた蜜蝋、黒蜜ですが冷却中で結果は明日です。
黒蜜の量によって脱水機の効果は解ると思います・・・。