第3蜂場の「枠群」の徘徊を見て鏡検を開始〜自己診断ですが重症はショックでしたね。 その後、先日の日誌の第2蜂場の「合同群」のアカリン症にビックリ!! 全群の早期鏡検が必要と判断し寒さでなかなか巣箱から顔を出さない蜂っ娘を見つけては身柄を確保、鏡検中です(第2蜂場)
先ず第2蜂場の12群中、飼育3年目の4群(白字)の状態です。
①「ヤマモモ2群」↓
唯一鏡検で感染蜂を確認した事のない自慢の群でしたが、3年目に罹患群となりました。毎年2度採蜜をしても平気でタフな群です。
蜂数は年末から変わっていません。鏡検の結果は3頭中2頭で、巣箱の外に出てきた生きた検体を使います。
②「姉群」↓
「姉」には「妹」がいます。3年前の4月に徘徊を始めたので、蜂友M氏が○酸を投与したところ5月に分蜂した群です。鏡検でアカリン感染の疑いは絶えずありましたが、○○トールでおさえる事が出来ていました。昨年の採蜜は1度ですね。
鏡検での感染度は低いですが立派な罹患群です。検体の頭数は3頭ですが、同じ事をしていれば頭の中に記憶が残ります。経験ですね。
「妹群」↓
「姉群」と1日違いの姉妹です。当初から鏡検でアカリンを少数確認。昨年の春に徘徊が酷く治療を続け一握りの蜂数から再生した群です。昨年は分蜂ナシ、採蜜0回、、、やっと元気に回復しましたが再び感染中ですね。
特に問題のある行動はなく元気な群です。
「杏5」↓
これら4群は同じく3年目を生きようとする群です。1昨年、蜂友M氏蜂場にて杏群の5番目の春分蜂を強制捕獲した群でとても小さな群でした。一昨年、昨年と分蜂しましたが、元々アカリン感染の疑いのある群でひ弱な群です。昨年は分蜂後、巣脾の成長が悪く採蜜しませんでした。
秋から元気な群に変身しましたが、感染は鏡検で明らかですね。
以上の4群は今すぐに危うい状態ではなく越冬しますが、放置すると4月の分蜂の頃には飛べない蜂が増えるので自己責任治療が必要ですね。治療と言っても手間暇かかるし、どこまでするの? いつまでするの?治療下手ゆえ手間暇かかり過ぎます。
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番外「カミ群」
いま重症の第3蜂場の「枠群」の隣に「カミ群(遠方から移動)」がいますが鏡検をしてみると気管に汚れがありませんでした。昨日の事ですね。重症「枠群」が盗蜜されていたので巣門幅を3㎝にしました。盗蜂は隣りの「カミ群」です。チョッカイ出して感染するパターンですが防ぎようがありませんね。この群は他の21群とは異なる系統の群なので分蜂が楽しみです。
^^今年は消滅群が増えるか知れません。が、春には多くの群を無事に分蜂をさせてやりたいですね。田舎の集落ですから蜂友やその家族は分蜂を春の大祭のように楽しみにしています♪
(2023.1.21〜鏡検残15群也)