今年は猛暑の影響で イネ刈りが早まり、収量減、等級下落の憂き目に遭い、米の買取価格は低迷したままで、肥料等の資材や燃料価格の高騰が続いているという 多重苦に打ちのめされています。
もうこうなったら 『もみ殻燻炭焼き』で憂さ晴らしするしかないと、一昨日初期ロットを焼きました。
下の写真は、2回目のチャージ前 ➡ 焼き上がり・仕上げ前 ➡ 昨日の朝の冷却済みの状態 です。
今回の初期ロットで、サイクル=1日で連日稼働させることができる見通しが立ちました。 … 今回のスケジュールは、「6時に着火」、「順次補給」、「16時頃に鎮火」、「翌朝6時前に回収・次のロットをチャージ」 というものです。
ところで、何でこんな暑い最中にもみ殻を焼かなくても、涼しくなってからの方が楽なのでは?と思われると思います。 私もそうしたいのですが、気温が下がってくると ドラム缶の内壁に接した部分で 焦がしもれが多くなってしまいます。 つまり歩留まりが悪くなってしまいます。
そのため この暑さを有難い恵みと考えて、涼しくなる前に片付けようと考えています。
もみ殻燻炭づくりの効率を上げるには、いろいろ最適条件を追求することもありますが、何と言っても ドラム缶(基数)を増やすことが一番です。 … 現在手を付けていないドラム缶を2本ストックしてあるので、来年は2基稼動にチャレンジします!