昨日から巣門外に蜂娘が死に始めました。急におかしいです((+_+)) 直ぐにでも内検したかったのですが、父の転院の事が佳境に入っていたので、明日内検しようと思い、頑張れーって、窓辺で応援だけしました。でも、意外と早く終わったので、夕方、内検してみました。
結論から言うと、新娘が生まれ始めても、寿命の蜂数が多くて、壊滅的でした。。。間に合わなかった( ;∀;)
それにしても、小さめの蜂娘の動きが妙です(◎_◎;) 寒いからでしょうか?飛べない娘が。。。よく見ると、翅がKウィングのような気がする。
もう殆どメンバーが居ないので、飛べずに落ちた娘だけ拾って、先ずは、自力でみれるかどうかやってみました。実は、9月にコロナに罹患する前に、WIFIのマイクロスコープを買ってあったのです。体調が悪かったのと、意味もなく蜂娘を犠牲にしたくなかったので、飾りになっていました。
結論から言うと、、、アカリンダニに寄生されていましたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
先日、サナギが一匹落ちていて、漸く女王が産卵を復活させたんだと喜んだのに、。。。https://38qa.net/blog/394047 児出しが嬉しいなんて!
アカリンダニの情報は、よく知っていましたが、自群が寄生されるのは初めての事です(*_*;
この時期に、蜂数が減って群が弱っている時期に羽化したばかりの蜂娘は、アカリンダニに寄生される絶好の餌食と聞いています。羽化したばかりの蜜蜂が出すフェロモンの臭いを、ダニは嗅ぎ分けて寄ってくると言われているからです。
そういえば、予防に入れているダニ除けシリカが入れ替えてない( ̄▽ ̄;) 後から思い出しても仕方のないことです~。
目の悪い私が検査するのは、1匹と決めていました。あとは明日、家畜保健衛生所に持ち込んで、検査して貰おうと思っていたのです。気管を開いて、スコープで覗いてみましたが、気管は透明で、ダニは私の目では見えませんでした。それでも私の勘では、寄生は決定的でしたので、取れた頭の方も見てみることにしたら、偶然、歩いているダニを見かけたのです(*_*;
アカリンダニは、意外と歩くのが速かったし、動きも素早かったのには驚きました。ところが慣れない器具と、細かすぎる作業に苦戦。見かけてから、見つけて激写するまでに1時間掛かっちゃいました(;^ω^)
もしかしたら、頭側に引っ張ってしまった管の中に、黄色く見えるモノを見つけたので、これもダニなのかもしれません。
この娘は、翅が捩じれていました。付け根を写すと、付け根が変形しているように思います。一枚は、縦に翅が立っていて、もう一枚は、完全に寝ていました。ですから、死んでいても、翅は閉じません。
これは、ダニ感染には関係ありませんが、たぶんアーモンド型の複眼?が、これだと思います。あまりにも美しいので、パチリしちゃいました。そんな場合じゃないんですけどねー。。
マイクロスコープは、2種類のレンズが付いていて、最初は倍率の低いレンズを使って居たらしく、ドアップでは見えませんでしたが、その後は、複眼に毛が生えている事も見えて、プチ感動です。(こんな場合には不謹慎ですが"(-""-)")
半失明している目で、細かいものを見ようとするには、とても便利なアイテムですね。
ただ一つ問題点は、C国製だったので、取説がチャイニーズとイングリッシュしか無い事です。それでも殆どヤマ勘で出来ましたよ~(●^o^●)
瀕死を通り越して、壊滅的になってしまった枝垂桜群ですが、右上の隙間にわずかながら、蜂娘たちが固まって見えます。このまま見守ろうと思っています。今この群に、チモバール等の治療をするのは、還って頑張っている蜂娘の寿命を短くするだけの気がします。
一応、ダニ除けシリカを入れ替えましたが、ダニ除けシリカは、あくまでも予防措置です。明らかにダニに感染してしまったら、もう効力は弱過ぎると思いますが、この娘達には、それくらいしか堪えられないだろうと思います。。
巣門入り口もキッチリ狭め、スタイロフォームも下のほうまで囲いました。 暖かくして、できるだけ長く、楽しい日々が送れれば嬉しいと思いながら、作業を終えました。
やはり、間髪入れずに対応するのがベストですよね~。。。暖かくして、快適な蜂娘ライフスタイルを過ごさせてあげたいなと思います。
色々難しい点がありますが、いずこも素早い対応が大事ということは、必須ですね~。。。
大事な戒めです。。。( ;∀;
とにかく、様子を見まぁ~す(≧◇≦)
【後日談】1月31日
保健衛生所にポトポト落ちた蜂3匹と、私が映したデータを持って、検査依頼と報告をしました。 夕方、早速連絡が来て、3匹とも、気管の中に、2・3匹ずつのアカリンダニを確認したので、陽性だそうです(৹˃ᗝ˂৹)ぴえん~
私の映した動画と同じように、気管の中でも、とても元気の良い、素早い動きのダニだったそうです。
へえ~っ!そうですか~(^^♪ と、陽気に受け止めるような内容ではないのですが、なぜ、そんなに元気なんだ~(ノД`)・゜・。 一層、哀しくなりますね。。。
★衛生所の今後の指導
・巣牌は全て、感染源ですので、焼却。
・蜂箱は、熱湯消毒してから、天日干し。
・正式な結果報告書は、後日送付。
私が、「残っている微量な蜂は、どうするんですか?」と聞くと、「感染源ですから、殺虫剤で駆除してください。」と言われました。
「えぇ~~っ!もう飛べないんです。極少の蜂達です。見守りたいんです。」
と懇願し、それなら大勢に問題ないので、その後で良い事になりました。
しっかり最後までお世話をしたいです(●^o^●)