今年で養蜂4年目。初年度以外は、複数群のうち1群ぐらいはちょっとした子捨てを経験しています。
それでも1ヶ月のうちには収まる程度か、数匹をダラダラ出し続けるか…。
昨年の年明けに、前年の夏ぐらいからボチボチ子捨てしていて越冬後には蜂数がかなり減ってしまった群を2キロ先の畑に移動させました。その群は昨年は子捨てすることなく夏には大所帯となってましたが、またしても今年の越冬時には蜂数が減り…。昨年の6月以降、内見もせずに放置だったので分かりませんが、もしかして秋ごろから子捨てしていたのかも。そして、一握りもいないほど減った先月17日ぐらいに給餌したら1週間ほどのうちに逃去しました。
そして、昨年の秋から子捨てをボチボチしていた群も越冬後の年明けに、2キロ離れた同じ畑に移動させました。こちらもたまに子捨てはしているようで蜂数が増えません。
さらに全く子捨ての気配もなかった別の2群が分蜂間近の3月18日ごろから多数の子捨てを始め、雄蓋も落ち始めて探索も始まりながら、結局分蜂に至らず。子捨ては続いているものの綺麗に捨て去ってしまうので、意外と子捨てに気がつかないこともあるのかも…と思ったり。1つの群には試験的に空間除菌剤を巣箱上部に設置してますが、こちらは子捨ての気配はなくなってます(巣箱周囲に捨てていたものがなくなった)。
↑減ってるし、巣板齧ってあるけど、何とか群は維持。
唯一、子捨てしていない山小屋の群は4月8日に分蜂したと思われるのですが、昨年は同じ日から10日間ほどの間に3〜4回分蜂して蜂数も減って巣板が見えていた(女王の死骸も3匹)にもかかわらず、今年は全然蜂数も減らず…。雄蓋だけは昨年以上では?と思うほど落ちていて、今日(5月3日)でも雄蜂がガンガン交尾に向かいました。
健全な山小屋群でも分蜂1回しかしてないのでは…?。
この近辺で仮に何らかの病気が発生して群数が減っていたとしたら、交尾できる雌も少ないけど、雄も少ないから量産しているのかなー?。そして病気の拡大を防ぐためには、群数が増えないのが一番で、健全群の維持に努めているのだろうか?
清水区での分蜂報告は、4月下旬から5月中旬過ぎまでが多いので、これからの報告が待たれます。春先に病気が流行っていたとしても、回復されれば夏分蜂というのもありなのか?とても気になるところです。