Dr.Kさんの日誌を拝読し、蜜蜂の目は、太陽の光の方向をいつも把握できる「偏光視」だという事が解りました。
https://38qa.net/blog/427203 (太陽の位置、偏光で把握 By Dr.K)
蜜蜂は、偏光を感知する事が出来るから、いつでも迷わず、帰巣できるのだそうです。私は、渡り鳥のように、地球の地磁気を感知しているのかと思っていましたから、とても興味が湧き、調べてみたら、蜜蜂の偏光視を体験できるグッズが売っていたのです。早速、購入しようとしましたが、売り切れ・完売。。。見込み無し。。。(>_<)
https://www.tocol.net/products/products/original/glass
他で売り出してないか調べていたら、蜜蜂の偏光視板を作るページに遭遇しました。
https://hal.ne.jp/ashi3/qtaro/science/bee/bee.htm
これで一気に創作意欲が湧き、自作して体験する事にしました~(^.^)/~~~
理屈は、太陽光に当たると、暗くなるサングラスと同じでした。そして、偏光シートというモノが、簡単に手に入る事も解ったので、早速製作しました~(^^♪
できた~°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖° どうせなら、蜜蜂のデザインがイイでしょ?!
腱鞘炎の手では、シートのカットに力が入りませんが、要は太陽の光が感知できれば良いのですからね~!(^^)!
黒く偏光した部分が、太陽の光の方向を示しています。
反対の方向を見たら、黒くなる場所が変わりましたね。太陽は同じ方向から降り注いでいるので、あっち向いたり、こっち向いたりしても、太陽の位置を迷わず把握できるわけです!
凄いなぁ!蜜蜂~୧(˃◡˂)୨୧(˃◡˂)୨
しかも、偏光は、曇って居ても感知できるんだそうです。だから、曇りでも雨でも迷わないって事です。
因みに私は、太陽と月と星があれば、絶対に迷わない自信が在りますが、初めての地下街に入ると、案内マップが無いと迷う可能性有りです(;´д`)トホホ 偏光視は、間違いなく私の方向感覚とは違う感知の仕方なのですね。
この偏光視は、蜜蜂だけでなく、多くの昆虫が持っている能力なんだそうです!
偏光シートを矢印⇔の方向に合わせてカットすれば、蜜蜂と同じ視界が得られる!!という事らしいのです。
市販の偏光視板が製作のヒントですが、私の偏光視板の方が可愛くないですか~(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨッシャ!
ただ、偏光シートの矢印のラインを、私が間違えたらしく、本来ならば、太陽光のラインは、明るく映らなければいけないのに、私の自作は、太陽光ラインが黒くなってしまいます。。。(;^_^A 太陽光が把握できればいいんだから、、、まぁ、御愛嬌という事で。。
これは、蜜蜂体験が出来るグッズとしては、とても優れモノだと思います。養蜂イベントとか、ワークショップで使えるのではないでしょうか~(●^o^●)
という事で、簡単に自作の工程をご紹介しま~す(^_^)v
【用意】偏光シート・厚紙・両面テープ・カッターナイフ
※蜜蜂イラストをプリントするなら、ノーカット版ラベルシール
【偏光視板作り】
◆偏光視板の元絵 (プリント自由)
◆ノーカット版ラベルシールにプリントし、切り取る。細かい部分は適当に。
◆表シール(黄色い輪)を厚紙に貼り、輪の内側(中の円形)を切り取って穴を開ける。
◆裏シール(黒い輪)は、そのまま輪の内側(中の円形)を切り取って穴を開ける。
◆偏光シートを、AとBの二等辺三角形に切る。⇔の向きに、偏光シートの縦ラインが沿うように並べて切ります。
◆裏シールの輪っかの部分の裏紙を剝がして、偏光シートを下絵のように貼り付けます。
※頂点が集まった中央はグラつくので、シールの余白を丸くカットし、裏表をシールで固定します。
※くり抜いた真ん中の丸い厚紙は、使わない時のカバーとして、はめ込んでおくと長持ちします(^^♪
完成するまで、本当に偏光で太陽の位置が解るのか、半信半疑でした~^^; でも、実際に外でかざしてみたら、蜜蜂の目の不思議が納得できました(^^)/
これは優れモノです!!!難しい理論は置いておいて、体感する事で蜜蜂体験が出来ますものね~♪
残念な事に、あまりにも天気が良くて、未だ、曇りや雨の日でも太陽の位置が把握できるのかどうか、実験して居ないのです。。是非、体験してみたいと思います。
蜜蜂は、偏光視の目を使って、太陽の位置を常に把握しながら、外勤に出ているのですね。右向いたり、左向いたり、ぐるっと回ったりしても、太陽があっちの方角にあるから、自分のお家は、こっちだね~(^.^)/と、解っちゃうんですね~(,,ò᎑ó,,)و ヨシ!
またしても、自然の力と仕組みに感服です~(๑>ᴗ<๑)テヘッ♡
余談ですが、私のように、方向感覚がビタッと正確に把握できる人間は、どうやって把握してるのか、それも不思議になって来ました。人間の場合の方向感覚は、空間認知能力の違いのようでした。それとともに、元々の感覚だけでなく、経験を積む事によって、頭の中の海馬という部分が相当発達するようです。都内を迷わず走る、タクシー運転手さんの脳を調べたら、海馬と言う部分が相当大きく育っているのだそうです。
でも、本当に訓練の賜物だけなのか?
日本の全土がスッポリ入ってしまう程広大な、オーストラリアの中央保護区の赤い砂漠に行った時、私は、大地と太陽から、自分の位置を体感していると思いました。
右も左も何処をとっても同じ景色。同行した友人が、途中で私に疑わしそうに、「ここまで何度も狩りをして、私達はどっちに帰れば良いのか判る?」と聞きました。私は、「あっちから来たよ。」と西の方を指しました。既に1時間ブッシュの中で狩りをして、私以外の日本人は、方向感覚を逸していましたので、アボリジニの姐さん達に聞いてみると、私と同じ宝庫を指したんです! 私とアボリジニの先住民の皆さんには、当然のように解る事だったのですね。
空間認知ったって、低木の同じ植物がボサボサしている、四方が同じ景色の中で、その空間を認知する事は不可能と思いますけどね。。。
先住民の方達の本来の姿は、定住をしない、その日によって移動していく暮らしぶりでした。だから、一層、目印の無い広大な土地でも迷わない能力が磨かれたのかも知れませんし、5年に1度くらいしか、雨が降らない砂漠エリアですから、やはり太陽と月と星を道しるべにする能力には、長けていただろうなと思います。私も野生に近い感覚が在るのかも知れません。
南半球に暮らしていた最初の3か月くらいは、南北の逆さにグラグラして、方向酔い?していました。3年間でやっと慣れてきたのに、帰国したら、またも南北の逆転に方向酔いしていましたから、何かを感受している事は間違いないと思いますよ。