ニホンミツバチ
日本ミツバチ逃亡の巣は何に利用できますか？
投稿日：2019/12/17 14:05
今年の5月12日に自然入居し、逃亡した巣（11月初旬までは蜜の持ち出しされてたよう）を今日解体しました。
巣はたくさんありましたが、蜜は全くなかったです（蜂の幼虫等も）。
いたのは、カメムシ20匹程度だけでした。
巣箱を分解して、右手前の袋のように保存しました（2袋）。
①待ち箱に塗ってもいいのでしょうか？
②下の写真ですが、巣を剥したら赤いものがついてました。これは気にしなくてもいいでしょうか？
よろしくお願いいたします。
回答
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逃去は残念ですが蜜蝋は有効に使いましょう。
①待ち箱に塗る重要な素材です。以前に仲間が営巣していたと思わせ、安心感を与えるのだそうです。
②赤い物は何なのか良く分りませんが、蜜蝋に精製してしまえば、分離されると思います。
ニホンミツバチの蜜蝋はハチミツ以上に大変貴重なものです。蜜蝋クリームや蜜蠟ワックスは最高です。
注意して欲しいのは巣板の保存方法です。これからの時期活発ではないですが、スムシが居た場合蔓延し、真綿状の巣を作り、やがてハチノスツヅリガになります。
幼虫段階では判別出来ますが、卵は判別出来ません。私は取出した巣板を直ぐに蜜蝋抽出作業が出来る時以外は一旦ビニール袋に入れ冷凍します。数日以上冷凍すると巣虫の卵も死滅させる事が出来ます。
その後は冷蔵庫で保存し、時間が有る時蜜蝋抽出作業をしています。
過去にビニール袋に入れ、常温で保管し、スムシを大量発生させてしまった悲惨な失敗を経験しました。
