盗蜜が始まるきっかけは、集蜜担当の蜂が 蜜の場所を探し回って偶然見つけた 蜜源が飼育巣箱だった時に起こると考えます。
だったら わざわざ飼育場所近くに蜜源植物を植えることは、盗蜜のきっかけを作っているのと一緒ではないかと思います。また 飼育箱近くの蜜源には、集蜜に来にくいと言われるので、飼育群の為の蜜源植物ではなく、他群(離れた場所に営巣する蜂)の蜜源になっているのではないかと思います。
盗蜜を避けるためには、
①給餌は巣箱底板や巣箱周辺で行わず、スノコ上で行う。
②給餌は 昼間には行わず、夜間 飲み干す程度を夕方行う。
③複数の飼育群が近くに居る場合は、強群から給餌する。
いずれの予防対策も、蜂の活動時間に 巣箱からの蜜の匂いを拡散させない対策だと思います。実際 巣箱横にある花には、その巣箱の蜂は 訪花してないような気がします。ただし 花には来ないが、採蜜時に出た巣くずや給餌液を巣箱近くに置けば、近くの巣箱から集蜜に来ます。どんなに注意しても なぜか盗蜜にあってしまうこともあります。
蜂場(飼育巣箱の近く)に蜜源植物を植えるのは、控えた方が良いのでしょうか?