スムシ対策にBT剤(ゼンターリ)を使っていますが使用頻度はどうしていますか?
噴霧した後も巣箱底にスムシが生きているので、噴霧後何日ほどで効果が出るのか、また何日ごとに噴霧が必要か、経験者の方がおられたらお教えください。
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おはよう御座います。
ゼンターリ顆粒水和剤には、次の注意書きが有りますので、蜜蜂の巣箱や周辺でのご使用は、避けられた方が良いと思いますよ。
私は使用していませんが、スムシにご使用で有れば、実績のあるセルタンB401が良いと思います。
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回答ありがとうございます。
返信が遅くなったことをお詫びいたします。
皆様の回答を参考に調べて実施した結果を最後の方の返答欄に記載したのでご覧ください。
uncleさん こんにちは。
「農薬取締法」をご存知でしょうか?
登録農薬は使用基準に基づき適正に使用するようになっています。対象作物、病害虫、使用量や濃度、使用回数などです。目的外使用や誤って使用しても廃棄処分しないといけません。
農薬の使用については、特に注意しないと、罰則規定は結構厳しかったと思います。3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金だったような・・・。
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お昼は忙しかったので、概要を記載したので追記します。
農業に携わっていて、最も神経を使うのが農薬使用と履歴、ポジティブリスト制度です。登録農薬はラベルに記載されているものにしか使用できません。
例1:トマトに登録があって、大丈夫だろうとミニトマトに使用したら登録がなかった。⇒当然、ミニトマトは廃棄処分です。その作での収穫、出荷はできません。
例2:登録があっても、使用量や濃度、使用時期、使用回数を間違えた。⇒これも廃棄処分です。
農薬取締法は食品衛生法の一部分ですかね・・・?。あまり詳しくはありませんm(_ _)m。
特定農薬などはありますが、登録農薬については使用が厳しく制限されているので注意されるとよろしいと思います。ちなみに、使用履歴は3年間保管しなければいけませんε=( ̄。 ̄;)。
セルタルB-401というBT剤は西洋ミツバチの巣脾のオフシーズン保管時のスムシ食害防止に使用されると聞きました。日本ミツバチではわからないので気をつけてください。
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uncleさん、一般にBT剤はごく早い時期の幼虫に対して高い効果を示しますが、少し大きくなると極端に効果は低下する事が多いです。
彌助さんがかかれているスムシに効果のある、B401も初期幼虫にしか効果はありません。
お早うございます
父が野菜を育てていて、青虫が大量にわいてしまったため購入した事が有ります
吹きかけた途端にボトボトと青虫が落ちましたので 即効だと思います
スムシには使用した事はありません
回答をくださった皆様ありがとうございます。
皆様の回答を参考に私なりに調べた結果は以下のようになりました。
1.BT剤は、枯草菌の一種、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)が作る殺虫性タンパク質を利用しています。ヨトウムシやアメリカシロヒトリなどのアルカリ性消化液を持つ害虫が、BT剤の付着した葉を食べると、消化管のなかのアルカリ条件と分解酵素が働いて殺虫性タンパク質が活性化します。この殺虫性タンパク質により消化管の細胞が破壊され害虫は死んでしまいます。しかし、酸性の消化液を持つミツバチや哺乳類では毒性は現れません。(農薬工業会ホームページ参照)
2.BT剤にはいくつかの系が有りますがスムシ用として販売の「セルタンB401」も「ゼンターリ」も同じアイザワイ系のようです。住友化学の「ゼンターリ」にはミツバチには使用しないように書かれていますが、同じ成分の「セルタンB401」はミツバチのスムシ用として販売されています。どなたかのブログでは「販売上のすみ分けを行っているため」と書かれていましたが、私もそのように思います。
3.私は「ゼンターリ」1gを1リットルの水で希釈し(1000倍の希釈)霧吹きで巣箱の底板と天井のスノコに塗布しました。
効果がすぐには分からなかったので5日後に再度同じところに塗布しました。
塗布後二日ほどして巣箱底板に5㎜ほどのスムシが2匹死んでいました。
大きくなった幼虫は消化液が酸性になるため殺虫効果が出なくなるとのことですが、5㎜ぐらいまでの幼虫には効果があることが確認できました。
4.BT剤は巣箱上部にいるかもしれない大きな幼虫には効かなくても、その後生まれてくる幼虫は確実に除去できるのですからミツバチ群の崩壊防止に大きな効果が期待できます。
5.B401の説明では塗布は一回で半年以上は効果が持ちそうなので、「ゼンターリ」も一回の塗布で良かったのかも知れません。
6.農薬工業会の説明では「酸性の消化液を持つミツバチや哺乳類では毒性は現れません。」と書かれていますがミツバチの幼虫も酸性の消化液を持っていることを今は願っています。
以上が現在の私の状況です。
いずれにしろ皆様から様々な回答をいただきありがとうございました。
お礼を申し上げます。
uncleさん
そもそも、BT剤の「ゼンターリ」は蜜蜂に使用できる登録農薬ではありません。効果や内容がどうあっても法律順守していないのですm(_ _)m。
どじょッこさん
情報ありがとうございます。
「蜜蜂に使用する登録農薬」と云うのがあることを知りませんでした。
それらの一覧がわかる等の情報が載っているサイトがあればお教えください。
日本養蜂協会HPや玉川大学HP、色々な養蜂場HPでも確認できると思います。
http://www.beekeeping.or.jp/
http://www.beekeeping.or.jp/health/positive-list-system
http://www.tamagawa.ac.jp/hsrc/contents/pages/note/bee-diseases.html
農薬や医薬品の取り扱いは特に注意しないといけないですネ~(^―^)。。。
3か所のHPの紹介ありがとうございました。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。