養蜂にとって、安全衛生は基本です。投与する薬剤(薬材)の効能や、薬害、副作用や安全性について、私は、どのように理解したよいのか、わかりません。 (/ω\)
❶.法律で養蜂に使用が認められている医薬品
日本で承認されているミツバチ用の医薬品には、アメリカ腐蛆病用予防薬の「ミツバチ用アピテン(ミロサマイシン)」、「タイラン水溶散(タイロシン)」、ダニ駆除薬の「日農アピスタン(フルバリネート)」と「アピバール(アミトラズ)」の4種類
❷.上記1以外のもので、食品にも使用され、海外でもアカリンダニの防除に対して使用経験と実績があるもの
メントール、ショートニングパテ
❸.上記1.2以外のもので、ハチミツへの残留性や安全性に、信頼できる根拠が確認できてないもの、その他民間療法的なもので効果に疑問があるもの
ギ酸、チモール、植物のはっか
❶に関しての補足と疑問
法律で担保されているものも、使用上の注意義務や副作用から免れません。また日本は、ハチに大きな被害をもたらし、各国が規制強化したネオニコチノイド系農薬の使用に対して寛大です。認証された薬剤は、比較的安全といえるでしょうか?、
アピパール販売会社のホームページでは、【使用者に対する注意】として以下の記述があります。
http://bee-page.com/apivar/
1)妊娠中の女性には本剤の取り扱い作業を行わせないこと。
2)本剤の有効成分は皮膚から吸収されるので、皮膚に付着した場合は直ちに水洗いすること。等々の注意書きがあります。
❷に関しての補足と疑問
「38qa」サイトに、ユーザーから以下のような質問が、なされています。
これは、ギ酸に関しての質問です。では、ギ酸を始めメントールや、ショートニングパテは、どうでしょうか?
https://38qa.net/blog/132442
>「管理人さん 蟻酸の使用は明確な法令違反ですが、ギ酸使用の質問などの書き込みは利用規約違反にならないのですか?
❸に関して補足と疑問
ギ酸は自然界でも生成されるもので、安全性に問題はないというような趣旨の説明もあります。商品として出回っているものの多くは、アリから抽出したものでなく、化学合成した毒性の強いものです。
他の薬剤との区別では、自然由来のものは、効き目が穏やかで毒性や副作用が少ないと一般的に認識されているようです。ただ、自然由来のものでも、毒性の強いものや、副作用のあるものは存在するようです。このことは、たとえば、以下の漢方薬の例でも明らかです。
このような、自然由来かどうかの来歴で、安全性や副作用の低減が得られるのでしょうか?https://www.jstage.jst.go.jp/article/orltokyo1958/47/3/47_3_191/_article/-char/ja/
以下は感想です。
法律で認可されているからといって無害でなく、自然由来でも、安全を保障するものではないようです。これについて理解と取り扱いに、困っています。
常々農薬散布のことを「消毒する」と呼ぶことに違和感をもっていました。「毒を以て毒を制する」なら、相互に「毒消し」するの意味合いから、納得できます。
循環参照ループで、表題に戻ってしまいました。
「で、それが何か?」と言われても困ってしまいます。(/ω\)
もちろん、私自身は、メントールとショートニングパテは現在も、使ってます。ギ酸の使用実績があります。その他の方法も試してきました。
「安心安全」は追求すると、キリがありません。落としどころはあるのでしょうか?
毎度ヘンな日記を、懲りずに、読んでいただき、ありがとうございます。しばし、おいとまします。(^.^)/~~~