「センダングサ」という名から、直ぐに花を思い浮かべることが出来ない人も、果実が「ヒッツキムシ」と呼ばれ衣服に付くと、なかなか取れない「アレ」だと言えば、思い出す人も多いかもしれません。この時期の有力蜜源植物は、本命セイタカアワダチソウ、対抗センダングサでは、ひいき目でしょうね。(^.^)/~~~
「一番人気」といっても、確認できたのは巣箱の周囲20mの範囲内です。特定の時間と空間に限っての「特定時空間人気」です。巣箱周囲に、黄色の花が咲いているのは、コセンダングサかアメリカセンダンクサか。
蜜源植物の専門書には、センダングサ類のことを「いずれも目立たないが、(ミツバチは)これらの花を好み、喜んで訪花する。沖縄ではこの蜜を単花蜜として売っている」と、書いてありました。外来生物法では、要注意外来生物に指定されているようです。
写真の日付の時間帯に、巣箱周囲の半径≒20mの観察結果です。当時は無風、晴天です。センダングサには、日本ミツバチも西洋も両方沢山訪花していました。
周囲の蜜源の状況と季節や、花蜜の充実度で訪花する花蜂の数は変化し、「人気」は移ろいやすいもののようです。一時的とはいえ、セイタカアワダチソウや、ソバ、バジルを上回る人気は、見逃せません。このセンダングサ、芸能界の一発芸人のように、人気は、すぐ消えて無くなるのでしょうか?
見逃しもありますが、巣箱周辺のセイタカアワダチソウでは確認できません。
巣箱から15m範囲のソバには、訪花者は、ハエとアブだけでした。
ホーリイバジルにも訪花確認できません。イイ匂いですね。
もう、花期の過ぎたミツバチソウは、見向きもされないようです。