えっ?えぇ~~~っっ!!! 朝は、巣門に蜂娘が忙しく出入りして居て、花粉をせっせと運び入れていたのに、巣門も発射台もスッキリ!蜂っ娘一人居ません。
直ぐに嫌な予感がしました。どうか中に居て頂戴ヾ(≧▽≦)ノ
予感的中❣ 白くて穢れの無い巣板が丸裸!!!
・・・そして誰も居なくなった。。。
9日に長い巣板が2枚巣落ちしてから、ある程度覚悟はしていました。
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確かに、朝から小さい蟻が行列ラインを作り始めてしまって、これはマズいなとは思っていましたが、それでも、シマトネリコの黄色い花粉や、白い花粉をせっせと運んで居たので、巻き返しに頑張ってるのかなと思ってしまって居ました(´Д`)ハァ…
巣落ちの後も巣門台には、随分蜂娘が外に出てしまって居たので、暑さ対策も大事と考え、昨日、枝垂桜の木陰にプラスして、遮光シェードを張ったばかりです。底板に立て掛けてある、落ちた巣板に、蜂蜜も着いていましたから、蟻に狙われたら一溜りも無いなと心配もありました。弱った蛹を外に出すと、蟻が益々集合して、今朝は随分多くなっていて、さてどうしたものか、チョークでガードするか。。。と思っていた矢先です。
明日からの御盆に備えて、御供え用の花を買い、墓掃除をし、仏壇を飾り、「ふぅ~、一夜飾りはダメ!と祖母が居たら怒られるなあ。」と、ランチで一息つこうと、ガーデンルームに行ったらΣ(゚д゚lll)ガーン 誰も居ない。門番すら居ない!!
半日も経たない、アッという間の惨事です(>_<)
ランチも早々に、中を確認したら、もぬけの殻だったという訳です。。。
立て掛けた時は、ずっしり重かった巣落ちの巣板もカラカラ。上部の巣板もカラカラ。目が悪くて蜂が居るか見えないのですが、奥から誰かが鳴いているのが聞こえます。
拡大すると、1匹は写ってました。それに、内検している間も、ポヨヨ~ンと外勤して来た蜂娘ちゃんが数匹、帰宅して来たのです。
あ~あ、置いてかれちゃった。。(߹߹)グスン
立つ鳥跡を濁さず。残った巣板も綺麗。立て掛けた巣板も綺麗。遅かれ早かれ引っ越そうと思っていた「計画逃去」でしょうかねぇ。。
落ちた主要な巣板が2枚。蓋の閉まった箇所が沢山あったのに、殆ど蓋も開いてました。
あぁ~(;´Д`) 仕方ないかと思う反面、ずっと心配して来た分力が抜けてドッと疲れが。。。
昨日は、遮光シェードの材料を買い、その勢いのまま、一気にシェードを張りました。
枝垂桜と自宅の隙間ですから、変則的なサイズで、その場に合わせた骨組みを組み、シェードを張るのも、一々高所へ上り、下り、シェードも1人でやると、前を張って、脚立を移動して、後ろを張る。。。みたいな。水分摂っても、熱中症寸前でした~。
でもそれは、私の都合であって、蜂娘ちゃん達は、着々と引越に向けて準備をして居たのかも知れません((+_+))
数え切れない程の反省点を持つ今回の大事件ですが、少し整理してみました。
●巣落ち防止棒のないセコハンの待ち箱を間に合わせに置き、昨年使った時に枠式に改良したまま、上部の両端に4mmの針金が刺したままでした。このせいで、入居した蜂達は、端の針金を避けて、営巣を始めてありました。その分箱の内壁から離れて巣を作り、簀の子にぶら下っただけの巣板部分が何カ所も出来てしまいました。
巣板の両脇が内壁に殆ど着いてない事が、この写真からも解りました。これで巣落ち防止棒もない箱が上部にあれば、重みと熱で、クニャンと曲がってしまうのも当然でした。
●昨年、継箱せずに巣板ギッシリを重点にしてたら、大分蜂で蜂娘が激減。スムシの浸食に苦しめられたので、その反省を元に、早継ぎを心がけた結果、巣板の長さの差や、隙間がたくさん出来たままでも構わず、巣が細く長く伸びる事になってしまいました。
●湿気対策は、何とか間に合ったのですが、日除けは枝垂桜の木漏れ日に任せて、遅れてしまいました。
●遅れたとはいえ、巣落ちでナーバスになって居る時に、日除けを取り付けるのは、居心地として逆効果だったと、後から思いました。状態が落ち着くまで近づかない方が良かったのかも。。
●アリ対策が上手く出来ませんでした。逃去の後の巣門台には、アリの長い行列が出来てしまってました。蜂娘が必至で防御して居たのが耐えられなくなり、居なくなって一気に押し寄せた感じです。残り蜂の為に、チョークで防御提を書いたら、アリは越えられなかった事を考えると、巣落ちした時に直ぐ、防御提を書いてあげれば良かったのかも。
いつもながらの事ですが、面倒くさがりで大雑把な、私の性格が仇となった事が一番の反省点ですなぁ。。"(-""-)" 全然進歩無し。。。三つ子の魂64まで?!
哀し過ぎて、涙もパワーも出ませんね~(◞‸◟)
ですが、未だ未だ改善点は出てくると思いますが、どれも、次へ生かしていきたいと思います。
夕方には、巣門入り口には、何匹もの蜂娘が出ていました。門番か?!とも思いましたが、「あれぇ~、みんなぁ~、何処に行っちゃったの??!」と待っているようにも見えました。
もしかしたら、「やっぱり我が家がイイや~♪」と戻って来る奇跡だってあるかもと思い、御盆が終わるまでは、そのまま残しておく事にします。