今回は養蜂初心者の方へ好ましく無い花粉パテと給餌の仕方のご紹介をさせて頂きます♪
このサイトの皆さんはとても勉強熱心な方ばかりなので当然皆様ご存知の方も多いと思われますが…
もしかするとネットなどの情報を得る事が出来ない環境の方も居られる⁇かもしれませんので…(-。-;
養蜂の事を勉強しているとこの事は当たり前の事なのですが、以前から花粉パテきな粉は有害と言われて居ます
大豆に含まれるスタキオース(大豆オリゴ糖)がミツバチに毒性を持つとの理由で代用花粉原料としては余り推奨されてません
植物性高たんぱく質使用とうたっている代用花粉製品は、大豆粉末を使わず大豆から抽出した大豆プロテイン(超高タンパク+大豆オリゴ糖少ない)を使っていると考えられます
では何故みつばちに毒性があるかと言えば…簡単に言えば↓ような事です
もし大豆をミツバチへの給餌をすればミツバチはそれを摂取するかも知れないし、そして女王蜂は産卵するかも知れない しかし蜂はその消化できない蛋白質のために、若死にするそうです 大豆を給餌することによって若干の蜂児の増加は見られるかもしれないが、それは見せかけの成長であり、蜂は若い日齢で死ぬでしょう!(◎_◎;)
大豆製品に関しての別の問題は STACHYOSE(スタチオーズ)、RAFFINOSE(ラフィノーズ)のような有毒な糖類であり、
これらはミツバチには致死的なものと言われて居ます 大豆は少なくとも糖類のうち40%がこれらの有毒な種類のものとして含んでいるとの事
因みに8%の有毒糖類で75%の蜂を殺すに充分だそうですよ(^_^;)
かなり前に発表された論文で発表以降、現在では養蜂家の間できな粉を使用する方は皆無となりました
まぁ一発屋のよう?太く短く?に今だけみつばちが増えたように見えたら満足と言う方はきな粉をご使用下さい
ただこのような毒性の強い給餌を続ける事で短命なcolonyを作る事に繋がり、colonyの衰退に繋がります
みつばちの免疫力もズタボロに…!(◎_◎;)
私も以前きな粉を勧められた事があるのですが…この事を存じていたのできな粉を使用した事がありません(^^;;
それが理由なのか?わかりませんが…私の蜂場の飼育群の生存率、越冬率は非常に高いようです
また給餌には即効性と緩行性があります
糖液、飴を給餌する時期
また移動をする為、故意に産卵を低下させる私がする給餌もあります
給餌は飼育者により、良くも悪くも働きます
つまり何でも餌をやったから良いとは限らないのです
そんな餌ならやらない方がマシと言う場合もありますね…
まずはこのサイトのご助言を全て鵜呑みにする事無くご自分の目で調べる事をお勧め致しますm(_ _)m
私もチグハグなら事を言っているかもしれませんよーwww
私も良いご助言なのか?そうで無いものなのか?必ず自分の目で精査するようにしております
ただどの職種も日々情報はアップデートされています
自分のやる事は正しいと思わず、視野を広く新しい情報を得る?日々勉強する必要があると思われます
それをしなくなれば蜂飼いとしてはそこで終わります
詳しくは論文を参照してくださいねm(_ _)m
https://search.app/TvnVa2ovosqxEdJVA
※因みにみつばちは独自の消化酵素を待ちます
花蜜は働きバチの体内を2回通過する時点でミツバチの消化液内に含まれるインウェルターゼという酵素の働きでほとんどがブドウ糖と果糖に分解されます
これも養蜂家なら誰でもご存知だと思います
また日本みつばちの酵素と西洋みつばちの酵素も違うもので、これは其々の蜂蜜にも影響しています
私のお勧めの花粉パテのレシピは↓
良い蜂は良い餌から…
天然花粉80%プロテイン、20%スピリナ少量
ビール酵母を使用する場合は少量にとどめます
ただビール酵母もきな粉よりはマシ?な程度で残留物がやや残るようです
ビタミン剤などを+αし75%の糖液(加熱黒蜜)でねります
※この時糖液に蜜蝋精製時に出て来る黒蜜を使用する場合、呉々も盗蜂には気を付けましょう!
固さはお好みですが、気温が高ければ固め、気温が低ければ耳たぶ位の硬さが宜しいかと
仕上がったパテをクッキングシートに包みそのまま簀の上から給餌
蜂が小さくなった、産卵が悪くなった時には有効…
養蜂家は其々秘密のレシピを持って居ます
通常腕の良い養蜂家ほどそのレシピや飼育箱のつくりを教えてくれません
技は目で見て盗む物?
と言う事で私のレシピや飼育箱を教えちゃう私は腕の悪い養蜂家なのかもねwwwww
初心者の皆さんの参考になれば幸いですm(_ _)m
※批判するコメントはされませんようにお願いします