投稿日:5/12 11:14
蜂トーカー規制法で継箱時以外は2m以内巣箱に近づかないでって主人に言ってあるのですが早速主人は「この入居巣箱を他の所にもって行って空箱をおくとまた入るらしい」の情報をネットで得てきてしまい、近づきたくてしょうがない様子。どうすればよいのでしょう。(質問コーナーのほうがいいのかな...)
自然入居で巣箱には軽くミツロウを塗っただけです。巣門は南向きで風が当たらない、目印になる大きな木がある。やっぱりニホンミツバチが好む場所ですね。奥には真野湾、その先には小木半島が見え、お天気が良いと本土の雄大な妙高山が良く見える所です。

土日もお天気がよくなくて、観察したのも夕方で数はいませんが花粉をもってくる働き蜂がいます。花粉の色は黄色と白でセイヨウタンポポやオオイヌノフグリなど道草の花々から集めているようです。

昨日は佐渡南部をドライブして知人の所に遊びに行って偶然見つけた佐渡の昔の養蜂場の写真です。年代不明となっていましたが明らかにセイヨウミツバチで大正時代の頃ではないかなと思われます。
「山里の写真家 葛原五雲 ~明治・大正期の佐渡~」より(照明が反射してて見づらくてごめんなさい。)

学生帽を被った小さな子どももお手伝いしています。佐渡は昔から養蜂がさかんだったようですね。
(ここからは余談...長いのでお暇な方だけ読んでください。)
私は研究者でもプロ養蜂家でもないのでちゃんとしたことは言えないのですが
佐渡島のニホンミツバチを語る上では地質学的、歴史学、生物学とこの3点が必要です。
地質学的には佐渡島は諸説あるのですが海底から隆起した島なのでニホンミツバチのような生態の蜂は基本的に野生では存在しないことになります。大風で飛ばされてきたや海の漂流物から自然に流れつくようなことはほぼ0%に近いからです。これが佐渡にはニホンミツバチがいないとされている理由のようです。
でも歴史学的には今でも古代遺跡が発見される等かなり古くから人が住んでいて、特に江戸時代は北前船の寄港地で日本海航路の通過点、金が採れたことにより江戸や太平洋側の地域とも交流があったので、この頃か、もっと以前にニホンミツバチは人為的に移入されていたと思います。明治9年の蜂蜜一覧には佐渡が蜂蜜の産出地として記録されています。
生物学的には佐渡のニホンミツバチのことはあまり調べられておらず、学者や有識者の方にお伺いしても今までの正式な記録に佐渡のニホンミツバチは載っておらず、記録がなければ研究者の中ではいないことになるけど島の大きさ植生を考えれば多分いるんじゃないでしょうか。という答えでした。
最後はサブカルチャーとしてのニホンミツバチです。ここ15年ほど安易にニホンミツバチを飼育してみようという方が本当に増えたと思います。私もその一人です。移入もしてしまいました。遺伝子汚染や病気の蔓延などの理由から遠い地域からの移入は禁止と今でも伝え続けています。
また佐渡のニホンミツバチについての情報やご意見があればお知らせください。
これからも佐渡島のニホンミツバチの観察と記録を続けていきたいと思っています。
otapicocoさん こんにちは
ご主人も奥様もどっぷりと蜂沼に落ちてしまったようですね。ご夫婦で養蜂が出来ると共通の話題が出来て楽しいでしょう。
ご主人が言われているように入居した巣箱の位置は、ミツバチが入りやすい場所かもしれませんよ。新しい巣箱を設置すればもう一群が来てくれるかもしれません。
ただ、一つ注意が必要なのは、現在入居している群れがすでにこの場所を自分の住処として認識してしまっているため、現在の巣箱の移動は、よくこのサイトで言われているように2km程度離れた場所に移動する必要があります。
近く減り移動を行うと戻り蜂が多数元の巣箱に戻ってしまい、新たに設置した待ち箱に探索蜂が来てもけんかとなってしまうことがあります。
もし、もう一群を捕獲したいのなら、この箱はそのままとして、近くに待ち箱と誘因蘭などを設置すれば、来てくれるかもしれませんね。
5/12 12:36
niyakeodoiさん こんにちは!初めましてですか。
以前にアカリンダニを調査していた農研機構のM先生からの報告によると佐渡はデータ不足でした。その後の調査は行われていません。
一応言い訳にしかならないのですが私が移入した群はアカリンダニ検査陰性群と予防済の群だったのですが虫を色々と調べていると佐渡も流通がよくなり外来種も以前より短期間で入ってきているようです。果樹木の病害虫は殆ど本土と変わりません。
懺悔の気持ちで少しでもアカリンダニがいなかった時代から生きている佐渡のニホンミツバチを守れればと思い私は飼育というよりは島内のニホンミツバチ観察を続けています。
今のところは佐渡島の小佐渡方面では野生群や訪花するニホンミツバチが多くみられています。大佐渡ではまた未確認ですがこれから調査してみようと思っています。
コメントありがとうございます。
追伸)キンリョウヘンは探索蜂だけに効果ありなんですね。了解しました。教えていただきありがとうございます!
5/12 15:07
otapicocoさん こんにちは 今入居している横が広いので、5mくらい離して、置いても簡単に入居しますよ。今のはもう動かさない方が良いですよ。狭い所で飼育されている方は2mほど離して飼育されている方も多いですね。

福岡山荘跡地ですね。奥の赤の玉ねぎ袋を掛けているのが、待ち受け巣箱ですね。3個の内の奥と手前の2個は入居済みですね。今はキンリョウヘン(切り花)は外していますね。

本日13時15分に切り花が枯れてきたので、鉢植えのキンリョウヘンを据えて来ましたね。直ぐに探索蜂が来ていましたね。貴方の場所は好い所みたいなので、複数準備して置いて、入れたい待ち受け巣箱に誘引剤を置いて、入居したら誘引剤を次の巣箱に移動されると良いですね。頑張って下さいね。お疲れ様でした。
5/12 15:42
おっとりさん こんばんは!
撮影はスマホですが今のスマホは優秀です。
私もおっとりさんのド忘れのおかげでドライブスルーしないでミズキを近くで見つけて撮影することができました。ありがとうございます。
ガマスミの時期は他に良い蜜があるのでしょうね。多様化すると上限は決まっているのでニホンミツバチは減ってしまうのかも...ニホンミツバチだけを増やすには佐々木先生のexcellent連発の植物を植えるしかないのでしょう。私も昆虫にはそれぞれ好きな植物があるのを知って、どの木も伐れなーいってなると森が暗くなるのでなるべく落葉する木を優先して残してみています。
ミツバチレストランもこれから参考にしたいと思います。ゴンスイも佐渡には少しだけど自生しているようです。植物も色々と勉強したいと思います。これからもよろしくお願いします。
5/13 21:59
otapicocoさん こんばんわ!
時間の余裕ができてくるので生き物たちの森全体の植林計画を見直そうとしています。
みつばちレストランは家の近くの300坪です。
下の図は生き物たちの森で750坪です。
生き物たちの森の風向きを調べました。
冬は西北の風、夏は南の風です。
今までは伐根した区画、およそ750坪のうち半分以上の400坪程は落葉樹全面的に植えてきました。
最近、気が付いたのですが日当たりによって下草の植生が変わっていくようです。
こんな小さな区画でも植物の多様性と夏は涼しく、冬は暖かくを考えて植生や植える位置を再検討します。
森の整備は肉体労働なので筋トレを兼ねて楽しんでいきます。
これからも色々教えてください。 otapicocoさんは昆虫博士だと思っていますからね(笑い)

5/13 23:29
おっとりさん こんにちは!
こちらでも近くの沢のヤマワサビが全然なくなって誰かが抜いて持って行ってるのではと思いましたが、大きな木が数本自然に倒れて光が入るとヤマワサビが復活しました。ジイチャンや昔の人はもっとヤマワサビだらけだったと...昔はもっと人が森をエネルギーとして使っていたので林床はもっと明るかったんでしょうね。人が入らなくなると北緯38度線より南の地域は鬱蒼とした照葉樹林になってしまうようです。今から昭和の初めころの生活には戻ることは出来ませんが今のおっとりさんの管理されている明るい林に生える下草もどんなものがあるのか調べて記録してみてください。
昆虫知識は保育園児より低レベルの知識で間違い勘違いが多いのでお許しを。昆虫は種類が多くて皆さん蝶屋、ガ屋、甲虫屋(甲虫の中でもゾウムシ、ハネカクシ、コメツキムシなど細分化しています。)などと細分化していて、その種のエキスパートの人たちです。私は何でもおっとり虫でいいかーという大雑把なので...でも虫は殆ど大好きなのでまたミツバチ以外の虫情報も見せてください。
5/14 15:36
otapicoco
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おっとり
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家敷内に2群と畑で3群を管理していますが、増せば心配の種も増えるので5郡くらいで留めておこうかな~と思っています。・・・知らんけど!!
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