8月末に巣落ちして巣箱の中に吹き抜け空間ができているエノキ群に女王さまがお亡くなりになった疑いが出てきました。巣落ち防止棒を嫌って巣脾を棒に絡めなかったので、各巣板は細長いつらら状に伸びていたのですが、全ての荷重が上部の細いところに集中し落下したと思われます。
その時の事故に巻き込まれたにしては雄蜂が出てくるのが遅すぎるので、巣落ちとは関係なく寿命が来たのかもしれません。今の時期では変性王台からの新女王が誕生しても交尾は望めないので、これは厳しい状況であると考えています。
この問題とは別に、落ちなかった巣板が下に成長を続けていて、巣門箱に到達していまして、本来なら継ぎ箱ですが巨大吹き抜け空間があるのでどうしたものかと悩んでいます。7枚あるはずの巣板は現在2〜3枚だから、新造巣がこの巣板に集中し、伸びのスピードが早いです。そして巣板上部(重箱1段目、2段目)のあたりに蜂が取り付いていないようなので、育児はおろか蜜も入っていない様子で、スムシにやられている可能性があり、2段目くらいまでを切り離したいところなのですが、巣落ち防止棒に絡めていないので、上を切るとまた落下してしまう恐れがあります。巣箱の外側から長ビスを貫通させ、巣板を補強してから上を切るということを検討しています。
できる限りの状況の把握と対策を検討してきて、その理屈で対策を行動に移すかどうかについて考えるのだけれど、あえて何もしないで見守るという事も大切な勉強の機会なのではないかと思うと、腰が引けます。はっちゃんたちの運命は自分が握っている、助けたい、、、と思えば思うほど、余計なお世話はしないほうが良いのではないか。
そこに来て雄蜂の出現。う〜〜〜〜〜ん、、、悩みます。
何もしないを選択した場合はとりあえず継ぎ箱をすることになります。
巣門箱の扉を開いた時の景色です。
カメラを上に向けて行くと、、、、