昨秋までは元気であった群がアカリンダニでほぼ壊滅しました。動物用の暖房用電気小シートにメントールを施し巣箱上部と底板の2か所設置で何とか生き延びた蜂もいます。ところが暖かい日に外に出ては来ますが花粉を運ぶ様子が見られません。底板にはおそらくスムシの糞(黒)でしょうがたくさん落ちるようになりました。上蓋を開けてみると暖かいシート付近や上蓋に30匹ほどの蜂がいます。すでに女王がいないのかもと思っています。上から3段目には空の巣板が来ています。それが「無駄巣」と言われるものでしょうか。3段目ののぞき窓からは残った蜂たちの巣営がまったく見られません。
30匹ほどの蜂と沢山のスムシの糞(黒)では、群の存続は見込めないと思います。
対処案:
① 最上段を残し、それ以外の箱を切り離す。
② 切り離した箱の最上段に、スムシしに食害されていない明るい色の巣板があれば、それらは残す。
③ 切り離した箱を2m以上離して設置する。これは入居率最高の待ち箱となります。
空巣の切除例です。 ↓↓
田吾作さん こんにちは。 おそらく、蜂数が足りず、電気的に保温されたくて、上部に集まって生き延びているのですね。下が全く使われてないのでしたら、皆さんが仰る通り、切り取ってあげた方が、スムシの食害の防止にもなります。特に、スムシが巣食った場所は、スムシの唾液で、ドンドン変質し、茶色から黒ずんでいきます。スムシは、巣板の中にトンネルを縦横無尽に作り、そこを行き来し、巣板はダメになって行きます。早く、スムシの居る層を切り離す方が良いです。
昨5月、私は手当てが遅くなってしまったのですが、スムシ切りをしました。うちの場合は、最下段に営巣し、上部がスムシの浸食に遭っていましたから、上から、ダメな段を切りました。結局、6段の内の3段切りました。これは重症です。
底板に落ちるスムシの糞も、ケシ粒くらいの小さな糞は、1cmくらいまでの幼虫ですが、黒ゴマ粒くらいになって居ると、可なりの大きさのスムシが、巣板をどんどん変質させてしまいますので、スムシが出す糸繭が在りそうな場所はカットされるのが宜しいと思います。
ただ、スムシは、見えない巣板の中を歩きますので、撤去したと思っても、未だ未だ本当は生き残ると考えてください。できるだけ、底板に落ちる糞の様子で判断し、拠り所の巣板が無くならないように、観察を続けるのが宜しいかと思います。
因みに、うちの場合は、3段切っても未だ一掃できず、最終的には、逃去してしまいました(~_~;)
18時間前
18時間前
16時間前
葉隠
佐賀県
ニホンミツバチの繁栄を願っています。蜂の駆除依頼を受けた場合、全て保護捕獲しています。床下での捕獲は重労働ですが、軽い返事で引き受けています。 床下できつい姿勢...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
れりっしゅ
千葉県
南房総鴨川でティーハウスをやってます。初めての巣箱を2021年3月中旬から設置し、漸く3年経ったばかりの駆け出しです。専門用語も殆どわからず、兎に角試してみよう...
葉隠さん、ご回答ありがとうございました。動画がとても参考になりました。
「1段目だけ残して・・」これはなかなか悲しい始末になりますね。・・実は私自身ももう回復は無理では・・という思いもあります。何とか昨秋の元気な群れに回復しないか一縷の望みをかけてできる作業はすべてやろうと思っています。動画の中の「気温18度以上の晴れた日に」「素手を蜂に触れさせて敵意のないことを示す」などは納得します。この冬2回刺されました。ただ素手で触れるは私の場合ご法度です。すでに「蜂毒アレルギーの数値」がミツバチだけ4.97と高く(足長1.49、スズメ1.12)現在は刺されると2分くらいで全身蕁麻疹の状態になっています。もちろん病院で点滴のお世話です。そんな事情も考慮しながら完全装備で作業に臨みたいと思っています。いずれ無事生還のご連絡をします。ありがとうございました。
9時間前
ハッチ@宮崎さん、ご回答ありがとうございました。おっしゃる通り無駄巣の切除処理は蜂たちにとってはいらんおせっかいかも知れませんね。巣営に営みが見られない現状ですからスムシ対策の観点からおせっかいをしたいと考えています。何とか、昨秋に見られたような元気いっぱいの群に回復してくれないかと祈りながら作業します。
10時間前
れりっしゅさん、早速のご回答ありがとうございました。明日、天候が回復したら早速切り取り作業をしてみたいと思っています。現在は雨で明日の天候が気になるところです。巣板の茶色への変色、これは見たことがあります。ご回答していただいた文を読みながら納得の数々でした。ありがとうございました。
10時間前