お世話になります。今年から飼育をはじめました埼玉県東部の初心者です。長文ですみません。
3月29日に寺院の敷地内に設置させていただいた待箱に自然入居し、その後順調に群は成長しているようにみえ、巣箱も4段にしていました。最近の懸念としては、底板の約1/3くらいをミツバチも通れない、かつスズメバチも噛みきれないだろうメッシュのプラスチック素材で通気をよくしていましたが、朝方も夜もたくさんのミツバチが巣門(四面)にでていて、暑いのだろうと考えていました(写真添付)。ちなみに直射日光は当たらず、風も通る場所でした。
そこで8月20日の朝7時に底板のメッシュ面積を増やしてあげて、しばらく観察していたところ、朝8時半ごろ突然ミツバチたちが巣箱から一気にでて飛び出しました。最初は夏分蜂かと思いましたが巣箱の中にはミツバチがおらず、逃去でした。ちなみに逃去直前の内部の画像と逃去直後の内部の画像です。
逃去した群れは80メートル先の桜の木の高いところに蜂球をつくりました。私はもしこれから新しい引っ越し先を探すなら、まだ間に合うかもしれないと思い、巣箱を急いで解体、掃除して3段にして冷蔵庫にしまってあった待箱ルアーを付けて、元の場所から30メートルくらいのより日陰の場所に設置しました。
ちなみに初心者で急いでいたのもありますが、解体した巣板は綺麗でスムシもおらず(スムシっ子カードを設置してました)、蜂蜜もたくさん残されていて、手で絞ったところ4.5リットルタッパーぶんくらいありました。なので計画逃去ではなく、緊急逃去かもしれません。
その後、設置し直した待箱(掃除済の元巣箱)には探索蜂がポツポツ来ていましたが、日が暮れてしまいました(蜂球もそのままでした)。翌日、仕事後の16時に観ると自然入居しており、桜の木の蜂球もなくなっていました。季節やタイミングからして逃去群が引っ越したつもりで戻ってくれたのだと思います(一時、自分の何かのせいで健康な群を蜂蜜の持ち出しもままならないまま路頭に迷わせ死なせてしまうのではないかと絶望していたので少しほっとして泣きました)。とりあえずお腹が空いているだろうと思い、採蜜した彼女たちの蜂蜜を大匙3杯くらい給餌しました(10匹くらいで食べていました)。
そこで皆さまに2点質問があります。ひとつは逃去の理由で、もうひとつは今後のケアの方法です。
逃去理由として考えられる要因は下記です(ちなみにまだスズメバチの来襲はありません)。
・私のことを熊か何かだと思い、緊急逃去
・暑さによる影響による逃去
・暑さにより6月後半から天板すのこの上に置きっぱなしのメントール(30グラム)の気化が起こり、ストレスだった(液状化してもこぼれない器に入れてありました。解体時にみると結晶のまま少しだけ残ってました)
・8月6日に巣箱設置の寺院でお祭りがあり、盆踊りの音のスピーカーなどの音振動を嫌がった。
・8月8日に寺院本堂床下のシロアリ防除でネオニコチノイド系農薬が使われました。巣箱は本堂から20メートルくらいしか離れていなかったので心配し、巣門3面を封鎖したりなど、できる対応をしました。その後、大量死や子だしなどもなく、農薬による目に見える影響はなかったのですが、ミツバチはストレスを感じ逃去。
いま思いつくのは上記ですが、そのほかでも皆さまのご意見をお聞かせくだされば、同じ間違いをしないように対策などしたく思います。
より、お教え願いたいのは今後の対応、ケアの方法についてです。大量の蜂蜜を残し、大所帯で一から今の季節から巣を作りなおして、越冬できるくらいに持っていけるのか心配でなりません。素人考えですが、給餌をたくさんしてあげることでしょうか。給餌は、糖蜜、自家蜂蜜のほか人工花粉(ビーハッチャー)を考えています。
暑さ対策は、一日中日陰の涼しいところに移動したこと、巣板がないぶんスペースができたからか元の巣箱在住時より外にでていないと思います(まだ様子見が必要ですが)。天板すのこにメントールは置いておらず(解体時に撤去)、底板も探索蜂が穴がない底板のほうが好むかと思い、何もしていない底板にもどし、スムシっ子カードを置いてあります。
このような状況ですが、皆さまでしたら今後どのような対応をしますでしょうか。給餌の可否、内容含め、その他なんでもご助言いただければ幸いです。必要な情報があればお申し付けくださいませ。
何卒よろしくお願い申し上げます。